あーちゃんの中では、施設は病院で自分はそこに入院中だと思っています。そのため、新しい糖尿病の病院へ行くと伝えたところ「じゃあ、私、あの部屋を出るのね!」と言いだしてしまいました。「病院を変える=退院する」と思い込んでいるあーちゃんに、ワフウフさんは何度も説明をしますが、記憶力とともに理解力が落ちているあーちゃんには、理解できるわけもなく……。一旦思い込んでしまうと、それを訂正するのが大変で、ワフウフさんは疲弊していました。
苦情を言うつもりではなかったけれど…

施設での診療や検査を断る前に、入居時に交わした契約書を確認。そこには、診療や検査を受けるかどうかは入居者の自由だと受け取れる記載がありましたが、念のため施設の本社に電話で確認することに。

電話に出たのは若い女性。「施設内の診療について確認したいことが……」と言っただけで「少々お待ちください」と言われてしまいました。まだ何も言っていないけど……??

しばらく待たされ、確認したいことを改めて伝えると……。

返ってきた言葉は「少々お待ちくださいませ」。

また待たされるの……!?

しばらくして、今度は男性が電話口に。「入居の申し込みのときにでも確認してください」とのことで、すでに入居していることを伝えました。

すると「施設に聞いてください」と……。全然話が進みません。そこで、施設と話す前に会社としての考え方を確認したいことを伝えました。

結局「診療は自由ですから!」と、かなり雑に言われて終わり。診療や検査を受けるかどうかは入居者の自由であることに加え、本社の対応がイマイチなことも、思いがけず確認できてしまう事態となりました。
施設入居時に交わした契約書を確認すると「施設内診察 有」「健康診断 有(実費)」と書かれているだけで、施設内で診療を受けるかどうかは入居者の自由であろうと考えられます。あーちゃんの診療や検査はすべてお断りしようと思っているのですが、念のため施設の本社で「苦情係」「生活相談係」と明記されている電話番号に問い合わせてみることにしました。
電話に出たのは若い女性。「施設内の診療について確認したいことが……」と切り出すと、何も具体的な内容を伝える前に「少々お待ちください」と言われました。しばらく待たされ、やっと用件を伝えられたと思ったら、再度「少々お待ちください」と……。そこから電話は男性に代わり、改めて質問をすると「入居の申し込みのときに聞いてください」と言うだけ……。
私たちがすでに入居していることを伝えると「じゃあ施設に聞いてください! こちら本社なんで!」と言って、話が進む気配はありません。そこで「施設と話をする前に会社としての考え方を確認したい」と切り出すと「そうですか! 診療は自由ですから!」と、早く電話を切りたい様子がひしひしと伝わってくるような口ぶりで対応されてしまいました。とにかく、診療も検査も健康診断も、受けるかどうかはやはり入居者の自由だと確認できたので、よかったです。
--------------
施設で診療や検査などが受けられるのは便利な半面、選択肢が限られてしまうことを意味するので、今回のように合わないと感じたときは大変かもしれません。施設の入居を検討するときは、もしものときにどんな選択をするかを考えておくと安心ですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!
-
前の話を読む283話
「じゃあ、施設を出るのね!」母の思い込みを訂正するのは大変で #母の認知症介護日記 283
-
最初から読む1話
お金が全然入っていない!?認知症を疑うきっかけは何げない会話から #母の認知症介護日記 1
ワフウフ
