ワフウフの記事

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ワフウフ

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昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。 2023年4月、書籍「アルツフルデイズ 笑いと涙の認知症介護」発売。

連載(1)
記事(338)
施設の「貴金属の持ち込み禁止」が理解できない母。一体どうすれば #母の認知症介護日記 338
施設の「貴金属の持ち込み禁止」が理解できない母。一体どうすれば #母の認知症介護日記 338
「母の認知症介護日記」第338話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 施設で暮らす母・あーちゃんと散歩中、駅ビルで気になる洋服を見つけたワフウフさん。あーちゃんも「試着してみなさいよ!」と言ってくれたので、試着することに。ワフウフさんが試着室で着替えていると、仕切りの向こうから店員さんとあーちゃんとの会話が聞こえてきました。あーちゃんは店員さんに、自分の状況を「入院中」だと言い「娘が連れてきてくれたから久しぶりに外出できた」と説明していました。その言葉を聞いたワフウフさんは、入院中で外出許可が出た母親を連れ回して、自分の服を見ている鬼のような娘だと思われていない……? と、気になってしまいました。そして、こんなにしょっちゅう面会に来て散歩に連れ出しているのに、外出が「久しぶり」と言われていたのがショックでした。
「絶対にひとりで家に戻ったのよ!」ムキになる母を見るのが悲しくて #母の認知症介護日記 337
「絶対にひとりで家に戻ったのよ!」ムキになる母を見るのが悲しくて #母の認知症介護日記 337
「母の認知症介護日記」第337話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 ワフウフさんが施設で暮らす母・あーちゃんの面会に行く日。外はどしゃ降りの雨でしたが、認知症の医師の指示であーちゃんに飲んでもらっているサプリメントが、その日の朝の分しかなく、ワフウフさんはそれを届けるために面会へ行く支度をしていました。すると、あーちゃんから「今日は大雨だし、遠いから来なくていいからね?」という電話が。認知症は進行していますが、こういう気づかいがまだできることを、ワフウフさんは素直にうれしく思っていました。雨の中、ワフウフさんがなんとか面会に行くと、あーちゃんはうれしそうにしてくれたのですが、散歩はできそうにありません。そこで、その日は施設内の自販機で飲み物を買っておしゃべりすることに。あーちゃんはワフウフさんの分も支払おうとして、なぜか下着の入った引き出しの中に手を入れてお金を探しますが、見つかりません……。結局、ワフウフさんが「預かっているお金から払う」と説得して、支払ったのでした。
「久しぶりに外出できた」うれしそうに話す母の言葉が、地味に傷つく #母の認知症介護日記 336
「久しぶりに外出できた」うれしそうに話す母の言葉が、地味に傷つく #母の認知症介護日記 336
「母の認知症介護日記」第336話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 先日、施設で暮らす母・あーちゃんが何食わぬ顔で「実は私、家に行ってきたのよ」と言っているのを聞いて、姉・なーにゃんは驚きを隠せませんでした。この「家」というのは、もちろん今は父がひとりで暮らしている自宅のこと。なーにゃんは「行ってないよ!」と否定しますが、あーちゃんはひとりで行ったと言い張ります。冷静に「あーちゃんは、施設に引っ越してから一度も家には行っていない」と言ったところ、ようやく「そうなの……?」と渋々受け入れていました。そもそも、施設から最寄り駅までひとりで行けない今の状態で、自宅までたどり着くのは不可能に近いと思います。でも、万が一あーちゃんがひとりで施設の外に出てしまうようなことがあったなら、超人的な力を発揮して自宅に帰ってしまうような気もして、ワフウフさん姉妹はそれが何よりもおそろしいと思っています。
母「大雨だから来なくていい」今でもそんな気づかいができることに感激 #母の認知症介護日記 335
母「大雨だから来なくていい」今でもそんな気づかいができることに感激 #母の認知症介護日記 335
「母の認知症介護日記」第335話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 先日、母・あーちゃんの面会に行ったとき、入居者のおじいちゃんから「外に行きたい」と話しかけられた姉・なーにゃん。施設のルール上、ひとりでは外に出られないので、「行けませんよ」と伝えたのですが、おじいちゃんは食い下がってきます。結局、どうすることもできず、その場を離れたものの、なーにゃんはおじいちゃんの姿が、なんとかして外に出ようとしていた入居当時のあーちゃんの姿と重なり、複雑な気持ちに……。そんな中、あーちゃんには、糖尿病の病院も認知症の病院も通っているという認識がないことが判明。ただ、娘たちに言われるがまま病院に行っているだけの状況を、あーちゃんは「私は甘えん坊」と開き直っていましたが、ワフウフさんには自分で考えることを放棄しているように見えてしまうのでした。
「家に行ってきたのよ!」ありもしないことを真剣に話す母にびっくり #母の認知症介護日記 334
「家に行ってきたのよ!」ありもしないことを真剣に話す母にびっくり #母の認知症介護日記 334
「母の認知症介護日記」第334話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんが暮らす施設の入居者に、新井ちゃんというちょっと意地悪なおばちゃんがいます。この新井ちゃんを含めた4人掛けのテーブルで、あーちゃんは食事をしているのですが、あーちゃんが言うには、いつも「あなたって派手ね!」とか「あなたっていつも同じ服ね」と言ってくるとのこと。さらに、食事中もずっと人のウワサ話や悪口を言っていて「私、人の悪口やウワサばかり話す人って嫌いなのよ!」と、あーちゃんは新井ちゃんを毛嫌いしています。そのわりには、娘にひたすら「あの人本当に感じ悪いのよ」「あの人いちいち口やかましくてね」と、新井ちゃんの悪口をずっと言っていて、聞かされているワフウフさんは「あーちゃんも同じでは……?」と、あきれていました。
「助けてください」不安そうなおじいちゃん、どう対応するのが正解なのか #母の認知症介護日記 333
「助けてください」不安そうなおじいちゃん、どう対応するのが正解なのか #母の認知症介護日記 333
「母の認知症介護日記」第333話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 先日、施設で暮らす母・あーちゃんの部屋を掃除していた姉・なーにゃんは、買ってはダメだと言い聞かせたはずの施設内の自販機で売られているペットボトルの甘いコーヒーが隠されているのを発見……。しかし、証拠品を前にしても、あーちゃんは「買っていない」と言い張ります。今後、欲望のままに買ってしまうことがないよう、ワフウフさん姉妹はあーちゃんにお金を持たせないようにしようと考えています。せっかくいい状態が続いていた持病である糖尿病の数値も少し悪化し、施設に入ってからの半年で徐々に体重が増加していることもあり、甘いものもあまり食べさせないようにしようと姉妹で相談しましたが、当の本人はそんなことはお構いなし。外食に行けばスイーツメニューに釘付けで、ワフウフさん姉妹は、毎回同じように説得しなくてはならず、疲れ果てています。
「人の悪口やウワサばかり話す人って嫌い」母の発言がブーメランすぎて #母の認知症介護日記 332
「人の悪口やウワサばかり話す人って嫌い」母の発言がブーメランすぎて #母の認知症介護日記 332
「母の認知症介護日記」第332話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 施設で暮らす母・あーちゃんは、自分が大事だと思っているものは、とにかく隠してしまいます。お金や指輪を隠すのならまだ理解はできるのですが、先日は誰も盗らないような、個人宛のバースデーカードまで隠すようになりました。さらには、隠しているうちに買ったことを忘れてしまうものや、何かはわからないけれど、大事なものだと思って隠してしまうものもあり、ワフウフさん姉妹も困惑気味……。あーちゃんの様子を見ていて、認知症とものを隠すという行動は、切っても切り離せない関係なのだと改めて感じていました。
母の部屋で禁断の甘いコーヒーを発見…!あれだけ言い聞かせたのに #母の認知症介護日記 331
母の部屋で禁断の甘いコーヒーを発見…!あれだけ言い聞かせたのに #母の認知症介護日記 331
「母の認知症介護日記」第331話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 施設で暮らす母・あーちゃんは、いまだに何を話すにしても、自宅で生活を続けているという前提で話します。先日も、姉・なーにゃんがお友だちへのプレゼントに買ったハンドクリームを見て「ずいぶんいいお値段するのねえ」とつぶやき、自分は近くのスーパーでお手ごろ価格のものを買って使っていると話していました。しかし、実際には施設に入所したときにハンドクリームを持ってきておらず、スーパーでハンドクリームを買っていたのは、自宅にいたときの話なのです。でも、施設での暮らしになじめていないのかと思えば、介護認定のときには、施設で暮らしている期間を「3年くらいかしら」と答えていて、施設で生活していることを理解しているのかどうかは、謎のままです。
「好きなもの食べさせてやれよ!」親戚の無責任な発言はスルーが一番 #母の認知症介護日記 330
「好きなもの食べさせてやれよ!」親戚の無責任な発言はスルーが一番 #母の認知症介護日記 330
「母の認知症介護日記」第330話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんは、慣れた場所に出かけていても、もう自分がどこにいるのかわからなくなっています。それでも、自分が知っている場所だったのにわからないという認識はあるようで、いつも「私って昔から本当にひどい方向音痴なのよ」と、なんとかごまかそうとするのです。そんな状態で迎えた介護認定の日。あーちゃんはとても頑張っていて、ちゃんと答えられた質問もあったのですが、施設で過ごしている期間を聞かれると、本当は7カ月なのに「3年くらいだったかしら」と涼しい顔で答えていました……。ほかにも、記憶に関する質問にはひとつも答えられず、もう何かを記憶するというのが難しい状態なのだと、ワフウフさんは再認識していました。
「今は上げ膳据え膳」と言いつつ、自宅で暮らしている前提で話す母に困惑 #母の認知症介護日記 329
「今は上げ膳据え膳」と言いつつ、自宅で暮らしている前提で話す母に困惑 #母の認知症介護日記 329
「母の認知症介護日記」第329話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 施設で暮らす母・あーちゃんは、お風呂に入らせてもらうために、姉・なーにゃんの家へと向かいました。「足が冷える」と言い、靴下ともこもこのブーツを履いて行ったのですが、お風呂を終えるころには自分の足元を見て「今日、この靴下履いてきたっけ?」と聞いてくる始末。なーにゃんから靴下を履いてきたことを教えてもらうと、今度はちゅうちょなく、なーにゃんのハイヒールを履き始めました……。あーちゃんの中では、「自分の靴=ハイヒール」というイメージを持っているようで、もし今も自宅に住んでいたら、あーちゃんはいまだにハイヒールを履いて出かけていたのだろうか……? と、ワフウフさんはおそろしいことを考えていました。
「私は無神経に歩いている」絶妙すぎる母の言い間違いに笑いが込み上げて #母の認知症介護日記 328
「私は無神経に歩いている」絶妙すぎる母の言い間違いに笑いが込み上げて #母の認知症介護日記 328
「母の認知症介護日記」第328話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんの視覚が低下しているのではないかと気になっていたワフウフさんは、「糖尿病性網膜症」という病気が進行すると、視界が灰色がかって見えるらしいと知り、不安でなーにゃんに相談します。急きょ、姉・なーにゃんが病院に連れて行ってくれて、あーちゃんは「糖尿病性網膜症」ではなく「加齢黄斑変性症」の萎縮型だとわかりました。ただ、これは加齢によるもので特に治療法は確立していないとのこと。症状が進むと色がわからなくなり視力も低下していくようで、ワフウフさんは、あーちゃんの体も終末期に入っているのかもしれないと思っていました。そんな中、あーちゃんの弟の訃報が届きました。しかし、あーちゃんは何度説明しても、弟が亡くなった事実を忘れてしまい、ひたすら驚くだけで話が進みません……。こういうとき、どんな対応が正解なのかがわからず、ワフウフさん姉妹は困ってしまいました。
いまだに「自分の靴=ハイヒール」というイメージを持つ母にソワソワして #母の認知症介護日記 327
いまだに「自分の靴=ハイヒール」というイメージを持つ母にソワソワして #母の認知症介護日記 327
「母の認知症介護日記」第327話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 先日、母・あーちゃんが上着をなくしたと施設に相談したらしく、仕事中の姉・なーにゃんのもとに施設から電話がかかってきました。話を聞いたなーにゃんが、あーちゃんに電話で確認すると「私、そんなこと言ったの? 記憶にないわ!」と、話は終了。しかし、そこでオフホワイトのジャケットをあーちゃんが「灰色のジャケット」と言っていて、先日も快晴の青空を「空が灰色みたいな変な色ねえ」と言っていたことを思い出しました。もしかして、嗅覚が鈍るように、視覚も鈍っていくの……? と、ワフウフさんは心配になってしまいます。あーちゃんは、そんな心配をよそに、相変わらず甘いものに夢中。お散歩中に見つけた、山盛りで売られているバナナにくぎ付けになり、買う気満々です。ワフウフさんがそんなに食べられないと説得すると「半分こしない!?」と言いだし、ひとりで10本以上食べようとしている食欲旺盛なあーちゃんに、ワフウフさんはあきれてしまいました。
弟が亡くなったことを理解できない母…どう対応するのがベストなのか #母の認知症介護日記 326
弟が亡くなったことを理解できない母…どう対応するのがベストなのか #母の認知症介護日記 326
「母の認知症介護日記」第326話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 最近、母・あーちゃんの歩き方に不自然な動きが見られ、立ち上がってから踏み出すまでに時間がかかるようになりました。どうやら、落ち着いていたと思っていたパーキンソン症状が、また出てきてしまっているようです。何よりも気になるのが「すり足」で、歩くのが遅れてワフウフさん姉妹と距離ができると、スリスリという音が後ろから聞こえてきます。あーちゃんの場合は「動かせない」というわけではないので、声をかければちゃんと歩けるのですが、それもつかの間。しばらくするとまた元のすり足に戻ってしまいます。あーちゃんが「言われないとわからないから、言ってね!」と言うので、ワフウフさん姉妹も毎回注意をするのですが、「言われないとわからないわねえ」と言って、注意されたことに驚いてばかりで、同じやりとりを繰り返しています。そして、最終的には年齢を言い訳にしたり開き直ったりして、ラクを求める姿が見られるようになり、ワフウフさんは複雑な気持ちでいました。
「半分こしない!?」不平等な母の提案は、突っ込みどころ満載で #母の認知症介護日記 325
「半分こしない!?」不平等な母の提案は、突っ込みどころ満載で #母の認知症介護日記 325
「母の認知症介護日記」第325話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 先日、ワフウフさんは母・あーちゃんとお散歩中に、姉・なーにゃんが住むマンションを通りかかりました。あーちゃんが無反応だったので「なーにゃんのマンションだよ!」と言うと、あーちゃんは「近い気はしていたけど、こんなに近くだったのねえ!」と驚いていました。何度も行っている場所なのに忘れてしまったの……!? と、ワフウフさんはびっくり。さらに、バスで施設に帰ろうとすると「私はひとりで帰れるから!」と言いだしたあーちゃん。降りるバス停はわかるのかと聞いても、外を見ていればわかると自信満々に言います。なんとか説得して一緒に帰ることになりましたが、いざ帰ってみると、バスに乗っている途中で「どこで降りればいいのか、ワフウフちゃん知ってる……?」と不安そうな表情に……。最近のあーちゃんは、とにかく場所がわからなくなっているようです。
年齢を言い訳にしたり、開き直ったりすることが増えた母の姿に悲しさが #母の認知症介護日記 324
年齢を言い訳にしたり、開き直ったりすることが増えた母の姿に悲しさが #母の認知症介護日記 324
「母の認知症介護日記」第324話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 同じ施設に暮らすAさんから将棋を教わるのが嫌だと言いだした、母・あーちゃん。何度教わっても覚えられずにおもしろくなくなったからという理由に加えて、あーちゃんの義理堅い性格も関係しているようです。あーちゃんは何度も教えてもらっていることを気にしているようで「ただで教えてもらうのは、なんだか悪いじゃない?」と言います。そして「Aさんに悪いから、今度お茶でもごちそうしなくちゃと思ってるの!」とも言っていたので、てっきり施設内の自動販売機で飲み物を買ってあげる程度かと思っていたら……。「前も2人でお茶したわよ! 出てすぐ左に行ったところのお店!」と、自信満々に言うので、ワフウフさんは驚きを隠せませんでした……。そんな場所にお店はなく、もちろん自由に外出もできる状況ではありません。衝撃の発言が続き、Aさんへのお礼は気持ちだけにしてほしいと、切に願うワフウフさんでした。
認知症の母「昔から方向音痴だから」もう、そんなレベルではないけれど #母の認知症介護日記 323
認知症の母「昔から方向音痴だから」もう、そんなレベルではないけれど #母の認知症介護日記 323
「母の認知症介護日記」第323話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 ワフウフさんの家から近い▲駅を歩いていたときのこと。母・あーちゃんが「ここはどこなの?」とキョロキョロしていたので、ワフウフさんが「▲駅だよ!」と教えると、「ああ、▲駅ね!」と理解している様子を見せたあーちゃん。しかし、すぐに「ワフウフちゃんの家はここから近いの?」と聞かれ、ワフウフさんは自分の家の場所も忘れられてしまったのかと、驚きます。なぜか自分に関する記憶をなくしがちなあーちゃんの姿を見ながら、ワフウフさんは「どちら様?」と聞かれてしまう未来を想像してしまうのでした。そんなあーちゃんは、同じ施設で暮らすAさんから将棋を教わっていたのですが、何度教えてもらっても覚えられず、おもしろくなくなってしまったのか「私、将棋好きじゃないの! もう教えてほしくないのよ!」と言いだしました。Aさんもあーちゃんと同じ認知症のようで、断ったことも断られたことも、お互いに覚えていられるのかどうか、ワフウフさんは心配しています。
「出てすぐ左にあるお店でお茶をした」母よ、そんな場所にお店はないです #母の認知症介護日記 322
「出てすぐ左にあるお店でお茶をした」母よ、そんな場所にお店はないです #母の認知症介護日記 322
「母の認知症介護日記」第322話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんが通う認知症の病院は、以前ダンスのレッスンに通っていたときの乗り継ぎ駅にあります。そのせいか、駅の名前を聞いたあーちゃんは、ダンスの記憶だけが呼び起こされて「そういえば私ねえ、ダンスをやめちゃったのよ」と、突然言いだしました。しかし、やめた理由は「発表会の参加を断ったら、先生が感じ悪くなったから」と言い、発表会に出なくても回数を減らしてもいいからレッスンを続けてほしいと先生から言われていた事実と大きく異なっていました。そして、先生ご夫婦を囲んで「オイショオイショするのが嫌だった」とも話し、かわいらしい言い間違いにほっこりしつつも「ヨイショする」という正しい言い方を教えてもピンときていない様子……。あーちゃんの頭の中から言葉がどんどん抜け落ちていることに、ワフウフさんは悲しくなっていました。
「家は近いの?」またひとつ、私に関する情報が母の頭の中から消えた日 #母の認知症介護日記 321
「家は近いの?」またひとつ、私に関する情報が母の頭の中から消えた日 #母の認知症介護日記 321
「母の認知症介護日記」第321話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 先日、病院に行った帰りに母・あーちゃんと外でランチをしたときのこと。あーちゃんは、なーにゃんが施設から預かってきた食前の薬を渡すと「食前の薬? 私、食前に飲む薬があるの?」と言って、ワフウフさん姉妹を驚かせました。その薬は、あーちゃんの持病である糖尿病の薬で、もう何十年も飲み続けているものです。さらに、食後の薬を見ても「食後の薬もあるの?」と不思議そうに言うだけ。以前のあーちゃんは、認知症が進行する中でも「薬はちゃんと飲まなくてはいけないもの」という認識があったのですが、今は施設で管理してもらっているため、自分が薬を飲んでいるという意識が薄れてしまっているのかもしれません。
母「オイショオイショする」かわいい言い間違いも、悲しく思えてきて #母の認知症介護日記 320
母「オイショオイショする」かわいい言い間違いも、悲しく思えてきて #母の認知症介護日記 320
「母の認知症介護日記」第320話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんが施設で暮らすようになってから、半年がたちました。最初のうちは、あーちゃんが不安にならないように、ワフウフさん姉妹は交代しながら毎日欠かさず面会に行っていたのですが、今はときどき休みの日を入れながら通うようになりました。ワフウフさんは週に3~4日働き、姉・なーにゃんは月初めの1週間、集中して働いているため、どうしても2人の都合が合わないこともあります。ある日、あーちゃんに「明日と明後日は2人とも仕事だから、面会には来られない」と伝えたところ、あーちゃんは「ええ! なーにゃんちゃんって仕事しているの?」ととても驚いていました。もちろん、認知症になる前はなーにゃんの働き方も理解していたのですが、こうやって少しずつ娘のことを忘れていくのかと思うと、ワフウフさんはちょっと悲しくなってしまったのでした。
「食前の薬?」何十年も飲み続けている薬を忘れた母の姿に思わず驚いた日 #母の認知症介護日記 319
「食前の薬?」何十年も飲み続けている薬を忘れた母の姿に思わず驚いた日 #母の認知症介護日記 319
「母の認知症介護日記」第319話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんが暮らす施設にはエレベーターが1台しかなく、いつも渋滞気味。先日も、姉・なーにゃんとあーちゃんが乗り込んだところ、4人のおばあちゃんと乗り合わせました。あーちゃんが、いつものように「娘なの!」とおばあちゃんたちに紹介すると、おばあちゃんたちは「娘さんなの? あなた若いわねえ。姉妹かと思っちゃった」と、口々におだててくれたのですが、横で聞いていたワフウフさんは、さすがに姉妹に見えるというのは無理があるだろうと思っていました。しかし、あーちゃんはすっかり真に受けて、「もう~、嫌だわ~」なんて言いながら大喜び。その姿を見たワフウフさん姉妹は、ドン引きしてしまいました。
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