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ワフウフ

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昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。 2023年4月、書籍「アルツフルデイズ 笑いと涙の認知症介護」発売。

連載(1)
記事(248)
「ええ!?」糖尿病の数値が悪化していることに驚く母…何度目の驚きだろう #母の認知症介護日記 248
「ええ!?」糖尿病の数値が悪化していることに驚く母…何度目の驚きだろう #母の認知症介護日記 248
「母の認知症介護日記」第248話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんが暮らす施設には、ワフウフさん姉妹が「要注意人物」としてチェックしている「アライちゃん」というおばちゃんがいます。なぜか、あーちゃんに意地悪ばかり言うので、ワフウフさんは塩対応を貫いていますが、先日施設の中でばったり会ってしまい、仕方なくあいさつをすることに……。すると「どちらさまでしたっけ?」とまさかの返答。少し会話をしているうちに、ワフウフさんはアライちゃんも実は認知症であることに気づき、数分話しただけでは見抜けないこともあるのだと感じました。
父の前では若見えしたかった…?美への興味が薄れた母を見て複雑な気持ちに #母の認知症介護日記 247
父の前では若見えしたかった…?美への興味が薄れた母を見て複雑な気持ちに #母の認知症介護日記 247
「母の認知症介護日記」第247話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんが暮らす施設では、入居者の方が入浴している間に、部屋に置いてある洗濯カゴから洗濯物が回収されるシステムです。ただ、あーちゃんは着た洋服をすぐにハンガーにかけてしまうため、ワフウフさん姉妹はちゃんと洗濯に出しているのかがわからず、心配していました。部屋のベッドには無造作に服が置かれていて、姉・なーにゃんが洗濯をしているかを確認しても、ペロリと服を舐めて「大丈夫!」と言うだけで、まったく信用できません……。結局、なーにゃんがこっそり家に持ち帰って洗濯をしてくれていて、なんとかあーちゃんの洋服は清潔に保たれていました。
「どちら様でしたっけ?」まさかの発言で気付いてしまった、意外な事実 #母の認知症介護日記 246
「どちら様でしたっけ?」まさかの発言で気付いてしまった、意外な事実 #母の認知症介護日記 246
「母の認知症介護日記」第246話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんは「私のいる病院は……」「私の入院しているところでは……」と、よく言います。老人ホームに入ったことを認めたくないのか、本当にそう思っているのかは謎ですが、診察やインスリン注射も施設でやってもらっているので、勘違いするのも理解できます。しかし、不思議なのはあーちゃんの中では「大部屋の窓際のベッドに入院している」設定になっていて、それを友人にも伝えていること。本人に発言の意味を確認しても驚くだけで、話になりません。そんなあーちゃんは、お気に入りの甘ったるいミルクコーヒーを飲み続けているからなのか、2回目の検査で糖尿病の数値が悪化してしまいました……。スタッフさんの力も借りて、ミルクコーヒー禁止令を出しましたが、どうなることやら……。
「まだ1回しか着てないから!」と洗濯を拒否する母…本当に清潔ですか #母の認知症介護日記 245
「まだ1回しか着てないから!」と洗濯を拒否する母…本当に清潔ですか #母の認知症介護日記 245
「母の認知症介護日記」第245話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんが暮らす施設では、入浴は週2回と決まっています。そのため、施設には3枚のバスタオルを持ってきたのですが、使っているのはグレーのバスタオルのみ。使用後に洗濯カゴに入れても、次の入浴時にはそこから湿ったグレーのバスタオルを持ち出してしまうので、ずっと洗われないままです。そこで、一緒に新しいバスタオルを買いに行くと、またもやグレーのバスタオルを選択。それはちゃんと使ってくれたので、色が関係していたのかもしれません。
施設を「病院」だと思い込む母。しかも「大部屋」の設定なのは、一体なぜ #母の認知症介護日記 244
施設を「病院」だと思い込む母。しかも「大部屋」の設定なのは、一体なぜ #母の認知症介護日記 244
「母の認知症介護日記」第244話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんが暮らす施設では、洗濯もお願いできます。しかし、あーちゃんは下着を誰かに洗ってもらうことに抵抗があるようで、恥ずかしいから自分で洗うと言い張るのです……。ワフウフさんもその気持ちが理解できないわけではないのですが、そのわりには、あーちゃんの部屋に入った途端、万国旗のように堂々と干されている下着を目撃したこともあり……。スタッフさんの目につきそうな場所なので、こっちのほうが恥ずかしいのでは……? と、ワフウフさんはあーちゃんの行動が理解できずにいます。
グレーにこだわるのは病気のせい?洗われないまま使い続けるタオルに不安が #母の認知症介護日記 243
グレーにこだわるのは病気のせい?洗われないまま使い続けるタオルに不安が #母の認知症介護日記 243
「母の認知症介護日記」第243話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんが暮らす施設では、夕食後に自動販売機で飲み物を買っておしゃべりをするのが定番になっているようで、あーちゃんも参加しています。しかし、毎回甘いミルクコーヒーを買って参加しているため、ワフウフさん姉妹は「買うならお茶にして」と伝えました。その場では「そうね」と返事をしていたあーちゃんですが、結局そのまま甘いミルクコーヒーを買い続けています……。毎週インスリン注射をお願いしている施設の看護師さんも、そのことが気になっているようで、ワフウフさん姉妹に「やめさせたほうがいい」と忠告してくれました。ただ、あーちゃんが飲みたいと思っている以上、やめさせるのは難しく……。ワフウフさん姉妹は頭を悩ませています。
「恥ずかしい」のに堂々と下着を部屋干しする母。恥じらいのポイントは #母の認知症介護日記 242
「恥ずかしい」のに堂々と下着を部屋干しする母。恥じらいのポイントは #母の認知症介護日記 242
「母の認知症介護日記」第242話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 先日、いつものように施設から長い散歩に母・あーちゃんを連れ出したワフウフさん。たまには甘いものを食べてもいいかと思い、散歩の途中であーちゃんとお茶をしました。そのとき、あーちゃんは和風パフェを食べていたのですが、白玉を食べて「これ何かしら? すごくおいしいわよ!」と、驚きを隠せない様子でつぶやきました。その姿を見たワフウフさんは、あーちゃんの頭の中からは、白玉の存在が消えてしまっていることに気づきました。柚子こしょう、デミグラスソース、カレーに続く記憶の消滅で、次は何が消えてしまうんだろう……と、あーちゃんの姿を見ながら考えていたのでした。
落ち着いていた「物盗られ妄想」が再燃!一体いつまで続くのだろう #母の認知症介護日記 241
落ち着いていた「物盗られ妄想」が再燃!一体いつまで続くのだろう #母の認知症介護日記 241
「母の認知症介護日記」第241話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんが暮らす施設でほかの入居者さんを見ていたワフウフさんは、もしかしたら認知症かも? と感じる言動をしているおばあちゃんたちがいることに気づきました。お互い様ということなら、あーちゃんが浮くこともないかと胸をなで下ろしていたのですが、最近のあーちゃんは自分のものと他人のものの区別がつかなくなっていて、ためらいもなく他人の物を持ち帰ろうとすることも……。悪意がないのはわかっていますが、ワフウフさんはこの行動がトラブルに発展しないかとヒヤヒヤしています。
「何かしら?」また1つ、母の頭の中から食べ物の記憶が消えていて #母の認知症介護日記 240
「何かしら?」また1つ、母の頭の中から食べ物の記憶が消えていて #母の認知症介護日記 240
「母の認知症介護日記」第240話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんが施設に入居していることを知らず、入院中だと思っている父。いつ病院までやって来るかわからないため、ワフウフさんは姉・なーにゃんと2人だけで認知症専門の病院へ。施設であーちゃんが穏やかに過ごしていること、糖尿病の数値も少し改善したことを伝えると、先生からは「それは理想的ですね」という言葉をかけてもらいました。そして、心配していた父も、今のところ病院に来ている様子もないと聞いて、ひと安心。終始、和やかな雰囲気のまま、ワフウフさんと姉のなーにゃんは診察室をあとにしました。
悪気がないのはわかっているけど…人の物をシレッっと持ち出そうとしないで #母の認知症介護日記 239
悪気がないのはわかっているけど…人の物をシレッっと持ち出そうとしないで #母の認知症介護日記 239
「母の認知症介護日記」第239話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんの財産を父に奪われることがないよう、あーちゃんの年金保険の住所を変更することにしたワフウフさん姉妹は、手続きに必要な住民票を取るため、実家の近くにある区役所へ向かいました。用事が終わり帰ろうとしたところ、あーちゃんは慣れた様子で脇目も振らず、実家に帰るルートを歩き出したため、ワフウフさん姉妹は大慌てで呼び戻しました。無意識だったのか、帰りたかったのか……あーちゃんの本心はわかりませんが、この状態ではひとりで外には出せないと、ワフウフさんは改めて感じたのでした。
「お父さんは放っておけばいいですよ!」医師から言われるも、油断は禁物 #母の認知症介護日記 238
「お父さんは放っておけばいいですよ!」医師から言われるも、油断は禁物 #母の認知症介護日記 238
「母の認知症介護日記」第238話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 父から姉・なーにゃんのもとへ、メールが届きました。内容は、母・あーちゃんのことを心配するわけでもなく、とにかくお金のこと。ずいぶん前の話を持ち出し、あーちゃんが正当な理由で父の口座から下したお金のことを「横領」と言い、返還を求めています。父はあーちゃんにもう何年も生活費を渡していないというのに、さらに預貯金まで奪おうなんて論外です。話にならないと思ったワフウフさん姉妹は、今後は固定資産税以外の支払いはせず、父が何か言ってきても無視を貫こうと決めたのでした。
「どこに帰るつもり!?」脇目も振らずに実家に帰ろうとする母に冷や汗 #母の認知症介護日記 237
「どこに帰るつもり!?」脇目も振らずに実家に帰ろうとする母に冷や汗 #母の認知症介護日記 237
「母の認知症介護日記」第237話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 複数の脱走防止対策が講じられている、母・あーちゃんの施設。簡単には外に出られないようになっていますが、つい先日ワフウフさん姉妹があーちゃんを外に連れ出すため、スタッフさんにエレベーター内のロックを外してもらったとき、突然おじいちゃんが無言で乗り込んできたのです……。突然のことにワフウフさんたちがビックリしていると、スタッフさんが慣れた手つきで制止していましたが、ワフウフさんは「外に出たくて、自分なりに知恵を絞って頑張ったのだろう」と、おじいちゃんの姿を見ながら切ない気持ちになりました。
やはりお金を盗んだ犯人だった!?異常なまでにお金に執着する父にうんざり #母の認知症介護日記 236
やはりお金を盗んだ犯人だった!?異常なまでにお金に執着する父にうんざり #母の認知症介護日記 236
「母の認知症介護日記」第236話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんが施設に引っ越してから、今のところ姉妹で手分けをして2日以上空けることなくあーちゃんに会いに行っています。そのたびに、長時間のお散歩に付き合っていますが、これがなかなか大変……。しかし、あーちゃんは涼しい顔で「ここにいたら、毎日お散歩ができない」と言い、運動不足を訴えてくるのです。ワフウフさんからすると「何を言っているの……?」という気持ちに。毎日お散歩に行っていて、自宅にいたころよりも歩いていると説明すると「そうね、そうね!」とは言うものの、絶対覚えていないだろうな……と、ワフウフさんはガッカリしてしまいます。
無言でエレベーターに乗ろうとするおじいさん…知恵を働かせるのは皆同じようで #母の認知症介護日記 235
無言でエレベーターに乗ろうとするおじいさん…知恵を働かせるのは皆同じようで #母の認知症介護日記 235
「母の認知症介護日記」第235話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 施設で暮らすようになって、母・あーちゃんは物盗られ妄想がひどくなり、いろいろな物をあちこちに隠しまくるように……。ある日、ワフウフさん姉妹は、部屋に見慣れないコップや時計があるのを発見。もしかして、あーちゃんが悪気なく盗っているのでは? と心配になり、施設長とケアマネさんに相談しました。その結果、コップは施設の備品だったため問題はありませんでしたが、時計は隣の部屋に入居している方のものであることが判明しました。しかし、相手の方も認知症のため、時計を預かった経緯があいまいになっていて、責任の所在ははっきりしませんでした……。ワフウフさんは認知症同士の人付き合いの難しさを感じていました。
「何を言っているのかな!?」母に付き合う私たちは毎日クタクタですけど #母の認知症介護日記 234
「何を言っているのかな!?」母に付き合う私たちは毎日クタクタですけど #母の認知症介護日記 234
「母の認知症介護日記」第234話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんが引っ越してから、3日間ほどは父から姉・なーにゃんのもとへメールが届いていました。しかし、それもパタリと途絶え……半月ぶりに届いたメールは、あーちゃんへの生活費や税金の請求明細でした。どこまでもお金にこだわる父にワフウフさん姉妹はあきれていましたが、実はあーちゃんの古い携帯には、父が情緒的なメールを送っていたことがわかり、ワフウフさん姉妹はビックリ。ちなみに、そのメールはあーちゃんの目に触れることなく、携帯電話がワフウフさん姉妹の手によって解約されたことを父は知りません……。
施設で暮らすようになって痛感…!認知症の方同士の付き合いって難しい #母の認知症介護日記 233
施設で暮らすようになって痛感…!認知症の方同士の付き合いって難しい #母の認知症介護日記 233
「母の認知症介護日記」第233話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんは、自分が覚えていないことをごまかすため「私、無意識にやったのね!」とよく言うようになりました。そんなあーちゃんは、施設で暮らすようになってから、糖尿病の数値も少しずつ改善しつつあります。その結果を見て、「やはり家では甘いものを食べていたのでは?」とワフウフさん姉妹が言うと、あーちゃんは「無意識に甘いものを食べちゃっていたのね!」と……。しかし、甘いものは自分で意識的に買いに行かないと手に入らないので、それは無意識ではないのでは……? とワフウフさんは思ってしまうのでした。
母への気づかいはナシ!?一方的に請求額だけを連絡してくる父にドン引き #母の認知症介護日記 232
母への気づかいはナシ!?一方的に請求額だけを連絡してくる父にドン引き #母の認知症介護日記 232
「母の認知症介護日記」第232話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 母・あーちゃんのところへ行くたびに、あーちゃんをいろいろな場所へと連れ出しているワフウフさん姉妹。あーちゃん自身も、外でたくさん歩けることをとてもよろこんでくれていますが、ワフウフさんの子どもたちのことを気にしてワフウフさんをなんとか早く帰そうと気遣ってくれます。駅を通るたびに「ここから帰りなさい! 私はタクシーで帰るから」とは言うものの、タクシーで運転手さんに伝えるべき施設の住所はわかりません……。バス停を教えたところで、バスから降りて帰る道順もわからず。気遣いはうれしいけれど、非現実的な申し出が続いて、ワフウフさんはちょっと嫌気がさしています。
母「無意識にね!」どこが無意識!?むしろ意識的に行動していませんか #母の認知症介護日記 231
母「無意識にね!」どこが無意識!?むしろ意識的に行動していませんか #母の認知症介護日記 231
「母の認知症介護日記」第231話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 施設で暮らすようになって、今のところ、母・あーちゃんの口からは「家に帰りたい」という言葉は出ていませんが、いつまでいるのかと口にするようになりました。そのたびに、ワフウフさんは父と離れて自立して生きていくことを説明し、あーちゃんも「そうね、そうね!」と納得するものの、おそらく理解はできていない様子。さらに、何度説明しても「入院している」と思い込んでいるようで、それも厄介です。それでも、あーちゃんは感謝の気持ちを毎回言葉にして伝えてくれるので、ワフウフさん姉妹はその言葉にとても救われています。
母「タクシーに乗ってひとりで帰る」住所もわからないのに、どうするのよ #母の認知症介護日記 230
母「タクシーに乗ってひとりで帰る」住所もわからないのに、どうするのよ #母の認知症介護日記 230
「母の認知症介護日記」第230話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 ワフウフさんが母・あーちゃんに会うために施設に行くと、あーちゃんは開口一番に「ご主人さまがいらっしゃいましたって言われたのよ!」と言い出し、ワフウフさんは困惑してしまいます……。姉妹以外が面会に来たら、必ず連絡を入れてもらうようにお願いしているので、父が訪ねてきたことはないはずです。そして、あーちゃんはほかの日にも、すぐにわかる作り話を次々にしていました。ワフウフさんは、自分のために父が動いていてほしいという、あーちゃんの本心が見えたような気がして複雑な気持ちになったのでした。
「施設なんか…」悪気はないとわかっていても、他人からの言葉が突き刺さる #母の認知症介護日記 229
「施設なんか…」悪気はないとわかっていても、他人からの言葉が突き刺さる #母の認知症介護日記 229
「母の認知症介護日記」第229話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 施設に入居した翌日、母・あーちゃんは愛用していたウィッグをあっさり外していました。一度外してからは、ワフウフさん姉妹がつけるかどうかを聞かないと取り出してこなくなっていて、あれだけこだわっていたのに……と、ワフウフさんはビックリ。そして、ウィッグをつけた自分の姿を鏡で見て「わざとらしいわね、このウィッグ」と突然言い出し、ワフウフさん姉妹がサイズが合っていないウィッグは似合わないと正直に伝えると「じゃあ、つけるのやめるわ!」と自ら卒業宣言。そのまま、本当にウィッグをつけなくなってしまったのでした。
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