「お金は?」「どうやって家を出るの?」着地点が見えない母からの質問攻めに #母の認知症介護日記 196
「母の認知症介護日記」第196話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
ワフウフさん姉妹は、母・あーちゃんをランチや美容院へ連れて行ったあとに、実際にお世話になる施設を見せようと計画し、さっそく、施設まで連れて行ったのですが、いつもの駅からではなく美容院から向かったからなのか、あーちゃんがイマイチ位置関係をつかめず、姉・なーにゃんの家の近くに引っ越すという印象を持ってもらえず……。しかも、翌日には引っ越しの話自体を忘れてしまったようで、一生懸命作戦を練ったワフウフさん姉妹はガッカリ……。それから数日後、知り合いの弁護士さんが時間を作ってくれたので、ワフウフさん姉妹は改めてあーちゃんのことを相談しました。すると、後見人の申し立て(=成年後見制度の申立て。認知症などで判断能力が不十分になった人の財産管理や身上保護のため、家庭裁判所に後見人を選任してもらう手続き)をしたほうがいいと言われてしまい、姉妹で困惑してしまいます……。父と離れても、本当に後見人は必要なのか……? 考えることはまだ山積みです。