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妊婦や授乳中のママも、かき氷やアイスなどの冷たいものを食べてもOK?

助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、妊婦や授乳中のママでもかき氷やアイスなどの冷たいものを食べてもいいのかをお話ししています。妊婦さんや授乳中のママへの影響、おすすめの冷たいスイーツをわかりやすく解説!

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師榎本美紀
国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー

2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。
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かき氷やアイスなどの冷たいもののイメージ

 

こんにちは。助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本です。
 

暑い夏に食べたくなるかき氷やアイス。妊婦さんや授乳中のママは、食べていいのか気になりますよね。今回はそんなママたちへ向けてお話しします。
 

妊婦さんへの影響

冷たいものは体を冷やしてしまうので、妊婦さんは避けたほうがいいとされています。食べ過ぎることによって胃腸の調子が悪くなったり、おなかが張りやすくなったりすることもあります。
 

しかし、暑い時期はどうしても食べたくなることもあるかもしれません。空腹時は避けるようにする、食べ過ぎないよう量に気を付けると良いでしょう。つわりなどでつらいときは、吐き気を和らげるため、また水分摂取のために、かき氷や氷菓子、シャーベットが良いとされています。

 

授乳中のママへの影響

かつて母乳に影響するので甘いものや乳製品を控えるよう指導されている時代がありました。今は、食事が母乳に影響するという科学的根拠はなく、制限する必要はないとされています。
 

しかし、冷たいものを取りすぎると体が冷えてしまったり、胃腸の動きを弱くしてしまったりと体調を崩すことがありますので、取り過ぎには気を付けましょう。体調が悪くなると、おっぱいが詰まりやすくなる、おっぱいの調子が悪くなるなどの影響もあります。

 

おすすめの冷たいデザートは?

アイスはカロリーが気になるところです。3つのバニラアイスのカロリーを比較してみました。

 

アイスクリーム:180kcal
ラクトアイス
(乳脂肪分が少なく、植物油脂などでコクを出しています):224kcal
シャーベット:127kcal

※バニラアイスで比較

 

 

体重増加が気になる妊婦さんは、カロリーの低いかき氷や氷菓子・シャーベットを選ぶようにしましょう。ラクトアイスのなかでも植物油脂を使用せずにカロリーを抑えたものもあります。また、冷たく冷やした寒天やゼリー、凍らせたフルーツ(バナナやパイナップル)も良いと思います。

    


妊婦さんや授乳中のママも、食べる量や種類に気をつけながら、冷たいデザートを楽しんでくださいね。


参考・引用文献:

一般社団法人日本アイスクリーム協会HP

 

 

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