長谷川あかりさん式・ワンパターン献立の極意とは!?
今回挑戦したのは、料理家・長谷川あかりさんの書籍『シンプルだから悩まない! ワンパターン献立』(ダイヤモンド社)に載っている「週末の焼きそば献立」です。
気になる献立の内容は「豚肉とちんげん菜の酢じょうゆ焼きそば」と「さば缶とリーフレタスの韓国風のりあえ」。
ワンパターン献立といっても、同じメニューの繰り返しということではありません。
工程や材料を最小限にして簡単なルールを設け「型」を身につけることで、料理をよりラクにしましょうね!という提案です。
基本的には、肉や魚1種類+野菜2種類を使った2品のメニューで回していく設計なのですが、どの献立もボリューム満点かつ簡単!そして美味しさにも妥協なし。
きっと、見ていただくのが最も伝わりやすいので、ささっと作っちゃいますね。
長谷川あかりさん「豚肉とちんげん菜の酢じょうゆ焼きそば」のレシピ

材料(2人分)
- 中華麺(焼きそば用)…2玉
- 豚こま切れ肉…80g
- ちんげん菜…2株
- 料理酒…大さじ3
- 粗びき黒こしょう…適量
- 太白ごま油…小さじ2
- 片栗粉…小さじ1
【A】
- 酢…大さじ1
- しょうゆ…大さじ1
- 塩…ひとつまみ
作り方①下準備をする

ちんげん菜の茎を斜め切りにし、葉の部分はざく切りにします。豚肉は2cm幅に切って、片栗粉をまぶしておきましょう。中華麺はほぐしておきます。
作り方②豚肉を炒める

フライパンに太白ごま油を熱し、豚肉と塩ひとつまみ(分量外)を加えて炒めます。
作り方③ちんげん菜の茎を炒める

ちんげん菜の茎を加えて、数秒炒めます。
作り方④中華麺を入れて蒸し焼きにする

全体に油が回ったら中華麺を入れ、その上にちんげん菜の葉をのせてください。料理酒を回しかけたらふたをし、1分半蒸し焼きにしましょう。
火力の指定はないのですが、私は中火で加熱しました。
作り方⑤仕上げる

ふたを開けたら【A】の調味料を加え、火を強めて水分を飛ばすように炒めます。粗びき黒こしょうを振って、器に盛り付けたら完成です。
長谷川あかりさん「さば缶とリーフレタスの韓国風のりあえ」のレシピ

材料(2人分)
- さば缶(水煮)…1缶(190g)
- リーフレタス…100g
- ごま油…小さじ2
- 酢…小さじ1
- 塩…ひとつまみ
- 韓国のり…1パック
作り方①リーフレタスをちぎる

ボウルに、食べやすい大きさにちぎったリーフレタスとごま油を入れ、全体を絡めます。
作り方②さばを和える

汁気を切ったさば缶を、軽く崩しながら加えます。酢と塩も入れて、優しく混ぜましょう。
作り方③韓国のりを和える

ちぎった韓国のりを加え、軽く混ぜたら完成です!
【実食】さっぱり&ボリューム満点の焼きそば献立を堪能!

ボリューム満点の焼きそば献立、なんと15分足らずで完成しました。
それでは、豚肉とちんげん菜の酢じょうゆ焼きそばからいただきます!

「はい、美味しい!」
このレシピがXをざわつかせたあの頃から、おそらく5、6回は作っていますが、一口目を食べるときには未だに感動してしまいます。
印象的なのが、酢じょうゆのさっぱり感。酸っぱさはありませんが、豚肉のこってりとした脂を軽やかにまとめてくれるんです。
黒こしょうのピリッとした辛みもほどよいアクセントになっていて、どちらかといえば大人向けの味わい。

また、ちんげん菜の甘みとほどよく残ったシャキシャキ食感が心地良く、食感にメリハリを与えてくれます。蒸し焼きにした麺はモチモチで、具材や調味料との馴染みも抜群ですよ。
飽きもせずブレもしない、安定感のある美味しさは、さすがあかりさんのレシピといったところ。
続いては、さば缶とリーフレタスの韓国風のりあえを食べてみましょう。こちらは初めてなのですが、見るからに美味しそう!

食べてみると、さば缶×生野菜という自分の料理では未到達だった組み合わせに感激!さっぱりした酢の風味×ごま油の組み合わせもたまりません。
ごま油を先にまとわせたからか、水っぽさが出ておらずシャキッとした心地良い食感がしっかりと残っています。
また、魚特有の臭みは酢が入っているからでしょうか?全く気にならず、旨みだけが前に出ている印象です。

韓国のりの香ばしい風味と塩気がアクセントになり、最後まで飽きずに食べられました。
それぞれの味のバランスがばっちりなのは言うまでもありませんが、献立としてのバランスも完璧。
旨みとさっぱり感、塩味などの配分が良く、2品を行き来しながら食べても食べ疲れしないんです(自分、何周でもいけます!)。
しかも、どちらも一工夫されたレシピなので、おなかだけでなく気持ちの満たされ方もいつもとは段違い。
食べたあとに「自分を労われた」と心から思える、そんな幸福感のある献立でした。
余談なのですが、材料も工程も少ないあかりさんのレシピは、キャンプ飯にも活用しています。

友人に振る舞った酢じょうゆ焼きそばは、少し目を離したすきに売り切れて、涙を飲むはめに。
他にもたっぷり食べ物を用意していたので、人数に対して少なめに作ったのですが、完全にその日の目玉メニューとなってしまい、全然足りなかったようです。
「もうないのか!」「ケチケチするな」と迫りくる友人を見て、ゾンビとキャンプに来たかと思いました。
家族や友人に振る舞ってドヤ顔をするたびに「虎の威を借る狐」という故事成語が脳裏をかすめるのはなぜでしょうね。
あかりさんのレシピは、人にも食べてもらって美味しさを分かち合いたく(自慢したく)なるものばかりなので、信者がわらわらと増えていくのかもしれません。
献立は「型」に沿って自動化しよう!
とにかく最小限の材料と手間で構成された献立は、心もおなかも大満足。
ぜひ参考にしていただき、献立を考える毎日のプレッシャーから解放されてくださいね!
書籍『シンプルだから悩まない! ワンパターン献立』を要チェック!

長谷川あかりさんの書籍『シンプルだから悩まない! ワンパターン献立』には、今回ご紹介した献立以外にも、気負わず作れて、ちゃんと美味しいレシピがたっぷり掲載されています。
献立を考えるのが少しおっくうな日も、ページをめくれば「これにしよう」がすぐ見つかるはず。
毎日のごはんづくりが、ちょっとラクになる一冊です。ぜひチェックしてみてくださいね。