便利なグループLINE
娘が通う小学校には、保護者間の連絡や行事の写真を共有するグループLINEがあります。ある日の音楽会でのこと。私はどうしても仕事が抜けられず、参加を断念していました。すると、その日の夜、親切なママ友が「来られなかった人のために」と、合唱の様子を撮影した動画をLINEにアップしてくれたのです。
再生すると、緊張した面持ちで歌う娘や、一生懸命な子どもたちの姿がありました。「うわあ、ありがたい! 見られてよかった」と、スマホの画面越しに娘の成長を感じ、私はその親切なママ友に感謝のスタンプを送ろうとしました。するとその瞬間、画面に信じられないメッセージが表示されたのです。
感動の共有?
「素晴らしい合唱だったので、この動画を親戚一同に転送しました! 皆、感動していましたよ」
送信主はAさん。私はその一文を見て、サーッと血の気が引きました。動画にはわが子はもちろん、クラス全員の顔がはっきりと映っています。本来、このグループ内だけで楽しむべきプライベートな映像が、私の知らないところでまったく無関係な「親戚一同」に拡散されている……?
失われた信頼
「これ、流出じゃない?」とゾッとした瞬間、別の保護者がすぐに反応しました。「個人情報なので、第三者への転送はやめてください!」という意見に対し、Aさんの返信はさらに驚くべきものでした。
「冗談ですよ(笑)。送っていません」。……本当に冗談だったのでしょうか? それとも、指摘されてとっさにウソをついた? 真偽は不明ですが、その一件以来、活発だった写真や動画の共有は一切なくなりました。
まとめ
学校では、子どもたちにネットリテラシーや情報の取り扱いを教える授業があります。しかし、今回私が痛感したことは、一番気を付けるべきは、スマホで安易にシェアをしてしまう、私たち大人なのかもしれないということ。「かわいいから」「感動したから」という、軽い気持ちでのシェアは、信頼関係を一瞬で壊してしまいます。深く考えさせられた出来事でした。
※学校行事で撮影された写真や動画には、子どもの顔や声など、個人を特定できる情報が含まれる場合があります。個人情報保護法は主に学校などの事業者を対象とする法律であり、保護者個人が私的に扱う行為が、直ちに法律違反として処罰されるケースは多くありません。一方で、学校の管理下で取得された動画や、クラスの連絡用LINEなど特定の目的で共有されたものを、目的外で第三者に転送した場合、学校のルール違反や保護者間のトラブルに発展する可能性があります。法的に「個人情報の流出」と断定されない場合でも、クレームや再発防止の指導につながることがあるため、取り扱いには十分な配慮が求められます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※AI生成画像を使用しています
著者:新谷けご/40代女性。2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
関連記事:息子の友だちが夫に懐いて、そのママまでも「ご主人、やさしいですよね」やがて夫とまさかの!
関連記事:中学受験した息子の友人の母親が、かつての同級生たちの進路を調べあげる奇行に【体験談】
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!