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赤ちゃんがごはんをよく食べる! どこまで食べさせればいい?!

この記事では、保育士で離乳食インストラクターの中田馨さんが赤ちゃんが離乳食をよく食べる場合、どこまで食べさせればいいのかについて教えてくれました。5~6カ月ごろ(離乳食初期)は食べる量を守る、体調を見守るなどの配慮が必要だそうです。

赤ちゃんの離乳食

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。赤ちゃんがよく食べるということは、とってもうれしいことですよね。離乳食を思うように食べてくれなくて悩んでいるママにとってはうらやましいお話です。

 

でも、よく食べることも、「おなかを壊さないかしら?」「太らないかしら?」という悩みのタネになります。実は私の第二子がよく食べる子でした。第一子がまったく食べない子だったので、その差に戸惑いを感じました。今日は、よく食べる赤ちゃんについてお話しします。

 

よく食べる赤ちゃんへ配慮すること

基本的に、離乳食期は赤ちゃんが食べたいだけ食べさせて大丈夫です。とは言え、注意することがいくつかあります。以下の4つを確認してみてください。

 

5~6カ月ごろ(離乳食初期)は食べる量を守る

離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは、母乳や育児用ミルクしかおなかに入れたことがありません。まだまだ内臓が未発達です。食べ過ぎることで内臓に負担をかけてしまうこともあります。この時期は食べる目安量を守りましょう。

 

たんぱく質の目安量は守る

赤ちゃんの内臓はまだ一度に多くのたんぱく質を消化できません。赤ちゃんの内臓に負担をかけないようにたんぱく質の目安量は守りましょう。

 

体調を見守る

もし下痢や嘔吐があったら、食べ過ぎかもしれません。普通便で体調も良好なら大丈夫です。

 

成長曲線を確認する

母子手帳に身長と体重の成長曲線が載っていますよね。赤ちゃんの身長と体重と見比べてバランスがとれていれば大丈夫です。

 

赤ちゃんの食べ過ぎが心配なときに心がけること

それでもやっぱり心配なときに、ママが気を付けたい3つのことをお話ししますね。

 

よく噛まないと食べられないメニューを取り入れてみよう

生後9カ月ごろになったら、すぐに飲み込めてしまうおかずだけでなく、少し噛まないと食べられないおかずを取り入れてみましょう。よく噛むことで満腹になります。赤ちゃんも新しい食感を覚える機会にもなります。

 

自分で食べられるメニューを取り入れよう

ママが離乳食を赤ちゃんの口にドンドン運ぶのではなく、自分で食べられるメニューも用意してみましょう。自分で食べることで食べた満足感を味わえます。

 

おやつの量と時間を守ろう

ごはんは決まりを守れば好きなだけ与えても大丈夫とお話ししましたが、おやつは違います。おやつは好きな時間に好きなだけ与えるものではありません。時間は規則的に、量は適量を与えましょうね。

 

 

よく食べるということは、とても頼もしいことです。いつかは必ず落ち着きますので、ごはんが大好きな赤ちゃんの気持ちを大切に、楽しい食事の時間を過ごしてくださいね。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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