5歳と1歳の子どもの子育て中です。子どもが2人になってからやることが増え、以前と比べて丁寧な育児ができなくなっています。今回は1人目と2人目を比べて、こんなところが変わったということを紹介したいと思います。
おむつを替える回数が少ない
1人目のねんね期はおむつかぶれが心配で、1日に15回以上していたおむつ替え。何時に替えたかがわかるよう、育児日記もしっかりつけていました。
でも意外と漏れないし、かぶれないということがわかり、2人目のおむつ替えの回数は1日10回未満に。お尻の状態はきちんと確認していましたが、わが子の肌が強いのか、特にトラブルはありませんでした。
ちょっとぐらい汚くても気にならない
1人目の子が生後半年を過ぎ、動き回るようになったころは菌や汚れがすごく気になり、紙せっけんや除菌グッズを持ち歩いていました。「汚いから触っちゃだめ」など注意することも多かったです。
それが2人目になると、「ちょっとぐらいじゃ死にはしない!」という感じで以前よりおおらかだったため、のびのびと砂遊びや粘土遊びをさせてあげることができました。注意することが多かったからか、1人目は神経質なところがありますが、2人目は細かいことは気にしません。そして、1人目と比べて風邪をひきやすいということもなかったです。
市販のベビーフードも利用する
1人目のときは「なるべく手作りのものを食べさせたい」と思い、市販のベビーフードは離乳食期間を通して数回しか食べさせませんでした。おやつも市販のものではなく、甘さ控えめのプリンやクッキーを作っていました。
でも、料理する時間がなかなか取れないうえに、1人目の付き添いで外出することが多い2人目。腐ることが心配で、外出先では市販のものをあげていました。市販品を取り入れることで、バラエティーに富んだごはんやおやつを食べさせることができてよかったです。
1人目のときに比べると2人目は丁寧な育児をしていません。でもそれは愛情がないということでは決してなく、周りのママたちの様子もたくさん見て、自分でも経験を積み、「これぐらいで大丈夫」というのがわかったからです。1人目のときは頑張っていた分、私に余裕がなく、笑顔で接してあげられなかったときもあります。2人目にして「いい加減な育児」ではなく「良い加減の育児」になり、それはそれで良いことなのかなとも思っています。
著者:小川恵子
5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。