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「めちゃ老けてる!鏡見な?」家族全員の看病で疲れた私を笑う夫「でもさぁ」息子たちが猛反撃した結果

数年前の冬のことです。当時5歳の息子と3歳の娘が通う幼稚園で、おなかの風邪が大流行していました。普段以上に家族の健康を気にかけていましたが、ある日子どもたちがついにダウン。同時に夫も風邪を引き、私ひとりで家族の看病を頑張っていましたが……。

 

夫が口にしたのは感謝ではなく…

これは、息子が5歳、娘が3歳だった年の冬の話です。子どもたちが通う幼稚園でおなかの風邪が大流行。わが子たちにうつらないようにと、手洗い・うがいや栄養バランスの取れた食事など、私は普段以上に家族の健康に気を配っていました。しかし、ついに子どもたちもうつってしまい、幼稚園を休むことに。さらに、同じタイミングで夫も体調不良になったため、ひとりで家族の看病に奔走することになりました。幸い在宅勤務が可能な職場で働いていたため、仕事を休まずに家族の看病をした私。「自分まで倒れるわけには絶対にいかない!」と強い気持ちで仕事・家事・家族の看病をこなしました。

 

夫と子どもたちの風邪の症状が治まったのは、1週間ほど経ったころでした。なんとか風邪をもらわずに乗り切った私でしたが、疲労困ぱい。ボロボロの状態で「明日からやっと元の生活に戻れるね」と、子どもたちと話していると、夫が耳を疑うひと言を投げかけてきました。「うわ、顔めっちゃ老けてるじゃん! 鏡見てみ?」とバカにしたように笑いながら言うのです。続けて「昔はもっとかわいかったのにな~」とがっかりしたように話します。仕事も休まず、家族のために家事や看病をしたことでボロボロになった私に対し、夫から出てきたのが感謝ではなく、容姿をけなす言葉だったことに、私の心は完全に折れました。

 

ショックで文句を言う気力すら失い、うつむいた瞬間「え、でもお父さんはグーグー寝てただけなのに、全然かっこよくなってないね!」と大きな声が響きます。そこには夫を指さす息子の姿が。「お母さん夜も僕たちにお水くれたりお着がえさせてくれたりして頑張ったんだよ! かっこいいんだよ! お母さんに『ありがとう』って言って!」と夫に迫ります。それを見た娘も「お母さんに『ごめんね』言わなきゃだめ!」と私の味方になってくれました。

 

子どもに言い返され反省した夫は「すごく疲れた顔をしていたから、大丈夫かなと思ったんだよ」としどろもどろで言い訳。最後には「失礼なことを言ってごめん、本当にありがとう」とお詫びと感謝を伝えてくれました。

 

夫は、家族なら家事や看病をして当たり前と思っていたのかもしれません。たしかに家族が大変なときは、支え合うのが当然かもしれません。しかし、感謝の気持ちを忘れてはいけないと私は思います。子どもたちが私の行動を見てくれていたこと、人を敬う心が育っていたことに感動すると同時に、私自身も、誰かの努力に気づき、感謝を言葉にしていきたいと感じた出来事でした。
 

 

著者:伊東杏/30代・ライター。わが道を行く7歳の息子と、ひょうきんな5歳の娘を育てる母。夫は理屈屋。「ていねいな暮らし」に憧れ、いつか自分も……と夢見ている

 

作画:yoichigo

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

 

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