出産後、体が回復しないまま、育児で慌ただしい生活が始まります。私が一番大変だと感じたのは、夜の寝かしつけでした。根気よく続けることで驚くほどラクになった、私の寝かしつけ方法をご紹介します。
抱っこか添い乳なしでは眠れない息子
第1子の息子は、退院後すぐのころから、抱っこしていないとずっと泣いている赤ちゃんでした。 眠ったと思って布団に置くと泣き、また抱っこ。また眠ったから布団に置くと泣き、また抱っこ。と、繰り返しの日々……。 日中はずっと抱っこしていればいいやと諦めがついたのですが、夜は私も体に限界を感じていました。
添い乳をすると2.3時間はまとまって寝たのですが、体勢を変えられないのもつらく、今後のことを考えると、添い乳なしで眠れなくなるのは困るので、なんとか別の方法で寝かせられないかな、と思っていました。
せめて、夜だけは休みたい……
添い乳で寝るのが当たり前になってしまう前に、私は毎日夜寝る時間には同じことをするようにしよう! と以下のことを徹底しました。
・毎日寝る前に同じ音楽をかけること(わが家ではオルゴールのきらきら星)
・部屋をきちんと暗くすること
・おっぱいをおなかいっぱい飲ませてあげること
よくある入眠儀式かもしれませんが、毎日必ず、なるべく同じ時間におこなうようにしました。
最初息子は、布団に置くと当然のように泣いていましたが、5分ほどは様子を見るように肩をとんとんしました。その後はまず添い寝をし、まだまだ泣いていたら添い乳で寝かせます。寝そうかな? 寝たかな? というタイミングでおっぱいを外し、泣いたら咥えさせ、また外し、というのを繰り返していると、いつのまにか眠っていました。
今ではすんなり眠るように!
毎日しつこくきらきら星を流し、部屋を暗くし、寝る前に授乳。泣いていても布団に置いてとんとん。これを繰り返していると、1週間後、添い乳ではなく添い寝で寝るようになりました。
そしてまた1週間後には添い寝をしなくても、布団に置いたらうとうと。 生後2カ月のころには、きらきら星を聴くだけでうとうとするようになりました。産後本当につらかった夜の寝かしつけ。休めなくて苦痛に思っていた夜が、今ではぐっすり眠れて幸せな時間になりました。
入眠儀式を始めたころは、果たして効果があるんだろうか……意味があるんだろうか……と疑問に感じていました。ですが、息子の場合は「きらきら星は寝る時間!」と認識してくれたのか、予想以上の効果があり、続けてよかったと心から思っています。
著者:たつみなお
夫と0歳児息子と平和に暮らしている24歳の専業主婦。新米ママとして日々育児に奮闘中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。