アポ無し訪問をする義母
私は幼いころから憧れていた小説家になる夢を叶え、ありがたいことに読者にも恵まれています。活動名は「K」。本当に信頼できる人にしか正体は明かしていません。
現在住んでいるマンションから義実家へは車で20分ほどと近く、義父はすでに他界しており義母はひとり暮らしです。最初、義母とはほどよい距離感で付き合っていました。ところが、義母は仕事を辞めてから週3〜4回の頻度でアポなし訪問するように。
先日も担当編集者とオンラインで打ち合わせ中、突然義母が来ました。画面越しの会話を見て「またお友だちとお茶会? さっさと家事をしなさい」と注意してきたのです。仕事だと説明しても、「サボりたいからって嘘をつかないで」と取り合いません。
義母がわが家でホームパーティー!?
そんなある日、わが家に訪問した義母が明るい声で「今度ここでホームパーティーを開こうと思うの」と言い出しました。私は迷惑だと思いながらも、やめてと言っても義母は聞いてくれないだろうと思い、仕方なくホームパーティーを許可したのでした。
パーティー当日。担当編集者との打ち合わせ中、義母が近所の友人数人を連れてやってきました。友人たちは室内を見回し、「すてきなインテリアね」と笑顔に。すると、それを聞いた義母の表情が一瞬にして硬くなったのです。
義母はものすごい剣幕で、「うちの息子、一流大出てるから。あの子が稼いでるおかげで不自由なく暮らせてるんでしょ? あなたがすごいわけじゃないからね」と、まくしたてました。
反応に困る友人たちを前に、義母は「そもそもあなた高卒じゃない。身内としては肩身が狭いし恥ずかしいの」と続け、さらには「うちの息子への感謝の気持ちもなくってダメ! そういうの、育ちが出るっていうか。親の教育が悪かったんじゃない?」と、ヘラヘラ笑って言い放ったのです。
この暴言にとうとう堪忍袋の緒が切れた私。「お義母さん、知らないんですか?」と切り出しました。
大卒息子の本性を暴露
私は意を決して「実は私たち、別居中なんです。夫が会社の後輩とW不倫していたので」と暴露。
「ええっ!?」と仰天する義母に私は、不倫相手には子どもがいること、相手の夫にバレてどちらも離婚調停中であることを淡々と説明しました。
義母は「うちの息子に限ってそんな……」と、とてもショックを受けた様子。そんな義母に私はトドメのひと言を放ちました。
「息子さん、無職になったので慰謝料の支払いに困っているようですよ。大卒なのに物事の善悪がわからず不倫をするなんて、親の育て方が悪かったのかもしれませんね」
私の正体も明らかになり…
それでも、「息子はマンションや高級車を所有しているから」と言い張る義母に対し、私は「このマンションも車もすべて私名義です」と告げました。「そんなわけないでしょ!? あなたいつも仕事もせず暇そうにしてるじゃない!」。義母の声が大きくなった、そのときでした。隣室から様子を見にきた編集者が、私のほうを見て言ったのです。
「K先生、どうされましたか?」
ざわめきが起き、義母の友人たちは「え、あのK先生?」とお互いの顔を見合わせました。私は深呼吸し、義母に向き直りました。「学歴より、人としての誠実さのほうが大切だと思います」。
すると、義母の友人たちが口をそろえて「そうよ、学歴より人柄! 不倫なんて言語道断だわ」と賛同。八方塞がりとなった義母は、屈辱のあまり、顔を真っ赤にしてマンションから出て行きました。
夫と義母を待っていた未来は?
その後、夫とは無事に離婚。もちろん慰謝料もしっかり請求しました。
義母は今まで近所中に息子の自慢をしていましたが、その息子の本性が暴かれてしまった今、ご近所さんから距離を取られ、孤独な日々を送っているようです。
そして私はというと、このときの体験をもとに小説を執筆。これからもっと仕事が忙しくなりそうです!
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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