らんさんが付き添い登校を始めてから、クラスの女の子たちは、らんさんに怒られることを恐れて萎縮するようになってしまいました。担任の松岡先生は危機感を抱きながらも、らんさんを刺激しないよう見守るしかできません。
そんな中、保護者から相談を受けたPTA会長の佐藤さんが、松岡先生に声をかけました。佐藤さんはらんさんの振る舞いを見て、「保護者の付き添いの範囲を超えている」「PTA役員が学校側に迷惑をかけるなど言語道断です」と言い、「私が直接お話しします」と申し出てくれたのです。こうして佐藤さんと話をすることになったらんさんは、入学以来、あんさんの身に起こった出来事を語り始めました。共感してもらえるものと思っていたらんさんですが……。
モンペ母が明かした“譲れない言い分”









会長はらんさんに、「これからの人生には、つらいことや理不尽なことがたくさんあります」と伝え、さまざまな経験を積み重ねていくことの大切さを諭しました。そんな話に、らんさんはじっと耳を傾けている様子でした。
さらに会長は、「わが子が傷つく姿を見るのはつらいものです」と、らんさんの気持ちに寄り添いながらも、「痛みを知ることも大切ですよ」と言葉を続けます。それは、あんさんの成長に必要な機会を奪ってはいけないと、やんわり伝えるようなものでした。
すると、らんさんは「同じことでも、耐えられる子と耐えられない子がいるんです!」と激しく反論。さらに、「娘の気持ちをわかってあげられるのは親だけなんです! 学校は信用できません!」と、涙を流しながら訴えたのでした。
子どもがつらそうにしている姿を見ると、親としてはすぐに手を差し伸べたくなるものですよね。わが子を守りたいという気持ちは自然なことですが、ときには子ども自身が経験の中で学び、乗り越えていく時間も大切なのかもしれません。手をかけることだけが愛情ではなく、子どもの力を信じて見守ることもまた、親として大切な関わり方のひとつ。周囲の意見にも耳を傾けながら、その子に合った支え方を考えていきたいですね。
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神谷もち