返ってこないベビーカー…義母に連絡すると
そのベビーカーは、息子が赤ちゃんのころから愛用していたもの。私の母が「初孫に」と奮発して買ってくれた、思い入れのある大切なものでした。
ところが、数日経っても一向に返ってくる気配がありません。しびれを切らして義母に「そろそろ返してほしい」と連絡すると、返ってきた言葉に耳を疑いました。
「ああ、あれね。◯◯ちゃん(義妹の名前)がちょうど欲しがっていたから、あげておいたわよ。あっちのほうが今、必要でしょ?」
私は絶句しました。貸したはずのベビーカーが、いつの間にか勝手にプレゼントされていたのです。しかも義妹は徳島に住んでいるため、わが家から簡単に取りに行ける距離ではありません。実母が買ってくれたものだと伝えても、「身内なんだからケチなこと言わないで」と笑って済まされ、謝罪の言葉は一切ありませんでした。
大切な思い出が詰まった品を、まるで自分の所有物のように他人へ渡してしまう無神経さに、怒りを通り越して悲しみでいっぱいになりました。
その後、さらに義母と義妹から「次はベビーベッドとチャイルドシートも欲しい。使わなくなったおもちゃもお願いね」と催促されたのです。感謝の言葉もないことは目に見えていたため、夫にも話してきっぱり断りました。
◇ ◇ ◇
まさか、貸したベビーカーが勝手に別の人へ渡されてしまうとは思わず、驚いてしまいますよね。特に思い入れのあるベビー用品は、大切にしたいもの。トラブルを防ぐためにも、理由を伝えて貸さないという選択をすることや、貸す場合でも返却の時期や扱い方を事前に共有しておくことが大切なのかもしれませんね。
著者:田中あずさ/30代 女性・パート。5歳の男の子を育てる母。パートで働きながら、仕事に活かせる資格取得に向けて日々勉強に励んでいる。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)