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「察してよ…」育児の限界で夫が放った言葉に絶望。溝を埋めるために私が選んだ道【体験談】

結婚してから数年、夫とは意見が食い違うことがあっても、その都度話し合いで乗り越えてきました。大きな不満を抱えることもなく、「私たちは大丈夫」と思っていたのです。けれど、育児が始まった途端、その自信は音を立てて揺らぎました。

 

夜泣きに追われる日々と、突き刺さったひと言

子どもが生まれてから、生活は一変しました。夜泣きで何度も起きる日々が続き、慢性的な寝不足。心身ともに余裕のない毎日でした。そんなある日、夫に言われたのです。

 

「もっと気を配ってくれればいいのに」

 

その言葉に、私は戸惑いました。何に対して、どう気を配ればいいのか。具体的な説明はなく、私は思わず「じゃあどうすればいいの?」と尋ねました。すると返ってきたのは、「それぐらい察してよ」というひと言。

 

その瞬間、胸の奥がすっと冷えていくのを感じました。家族として一緒に困難を乗り越えたいと思っていたのに、私だけが試されているような感覚になったのです。

 

「察してほしい」に感じた距離

夫に悪気があったわけではないのかもしれません。ただ、「察してほしい」という言葉は、当時の私にはあまりにも重く響きました。

 

余裕がない中で相手の気持ちまで推し量ることは、正直簡単ではありません。それでも私は、「この人とは価値観を分かち合えないのではないか」と考えてしまいました。一緒に育児をしているはずなのに、どこかで温度差を感じてしまったのです。

 

 

ぶつかり合いの末に見えた変化

そのままではいけないと思い、後日改めて冷静に話し合う時間をつくりました。

 

私は、「察してほしい」ではなく、「具体的に伝えてほしい」と率直に伝えました。最初は意見がぶつかることもありましたが、少しずつ夫も意識して言葉にしてくれるようになりました。

 

すぐにすべてが解決したわけではありません。それでも、互いに伝えようとする姿勢が見えたことで、私の中にあった冷めた気持ちは、少しずつ和らいでいきました。

 

まとめ

あのときの出来事を通して、私は、気持ちは黙っていても伝わるものではないのだと実感しました。相手の変化を待つのではなく、自分の思いを言葉にすること。その一歩が、揺らいだ夫婦関係を立て直すきっかけになったのだと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:田中花/30代女性・パート

イラスト:エェコ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)

 

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