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「離婚は公言するな」モラハラ夫の要望をのんだ1年後、元義母から電話がかかってきた理由

世間がコロナ禍で揺れていたころ、私は離婚を経験しました。いくつかの約束事を交わし、無事に離婚届を提出できたことで、もう二度と元夫の声を聞くこともないだろうと考えていたのですが……。

 

モラハラ傾向があった夫との離婚

元夫にはモラハラ傾向があり、私だけでなく第三者から見ても同じ評価を受けていました。共通の友人は「離婚するなら協力するよ」と力強く声をかけてくれましたし、専門機関に相談した際にも「ご主人の言動はモラハラに該当します」と明言されました。

 

それでも伝え方を間違えれば、元夫が「離婚届には判を押さない」と突っぱねる可能性がありました。そこで私は一歩引き「お互いに悪い部分があったのだから、原因は性格の不一致ということで進めよう」と提案し、離婚の手続きを前へ進めました。

 

離婚の話を進める途中で、元夫から2つの要望がありました。1つは友人や知人に離婚を公言しないこと、もう1つは両家の両親に対してはそれぞれの口から伝えることでした。外面を気にする元夫らしいお願いだと感じましたが、ここで機嫌を損ねられると話が進みません。私はしぶしぶながらその要望を受け入れました。

 

届き続ける贈り物

離婚が成立し、新しい生活に追われていた夏のある日、私の母から電話があり「向こうのご実家からお中元が届いたの。お返しをしたら電話があったけれど、離婚のことをご存じないみたいよ」と告げられました。私たちの離婚について知らないふりで話を合わせてくれた母に感謝しつつ、私は元夫にメールで経緯を伝え、早く元義両親に報告するように促しました。

 

ところがその冬、母から再び電話がありました。今度は怒り気味で「お歳暮まで届いた。申し訳ないから返礼はしたけれど、いいかげんこちらを巻き込まないでほしい」と訴えられました。

 

私は元夫に電話をかけ、私の実家をこれ以上巻き込むようなことがないよう、早急に元義両親へ真実を伝えることを再度促しました。さらに、同じことが繰り返されるようなら私自身が元義両親に事情を説明すると告げました。

 

離婚以来連絡を取っていなかったため、元夫は私から電話があったことに驚きながらも、しおらしい声で謝罪をしてきました。家族だったときにはとても考えられない対応に「この人も成長したのかもしれない」と感じていたのですが……。

 

 

ついに堪忍袋の緒が切れて

しかし翌年の夏、仕事中の私のもとに、なんと元義母から直接電話がありました。数年ぶりの元義母からの連絡に、緊急事態かもしれないと思い、仕事の手を止めて電話に出ると「ちよちゃん(著者)の実家にお中元をお送りしたのだけれど、お返事がなくて心配で」とのことでした。

 

私は驚きをおさえて「実は離婚が成立しております」と伝えました。元義母は混乱し「えっ、ご実家が離婚を?」と尋ねてきましたが「いえ、私と息子さんは1年以上前に離婚しています」と説明すると、元義母は電話口で力なく「あら、あらあら……」と声を漏らし、そのまま電話が切れました。それ以来、私や実家に対して元夫や元義実家から連絡が来ることは一切なくなりました。

 

後日、事情を知る友人から「元夫のSNSに『親は俺の味方』と書き込まれていたよ」と知らされました。真相はわかりませんが、少なくとも元夫がきちんと話をしたのだろうと察し、ひとまず安心しました。

 

まとめ

この経験から学んだのは、言いにくいことであっても後回しにしたり逃げたりしてはいけないということです。先延ばしにすると予想もしなかった人を巻き込み、大ごとに発展するかもしれません。プライベートであれ仕事であれ、迅速に報告・連絡・相談をおこなう大切さを強く実感しました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:遠藤ちよ/30代女性・主婦

イラスト/Ru

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

 

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