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「離婚したいって言ってるじゃないですか!」家事育児しない夫に我慢の限界!姑の介入でバトル勃発

私の友人は、妊娠中から家事育児に協力的でない夫と離婚を考えています。「もう少し協力して」と夫に打診しても、指示待ち夫は頼んだことしかしないのだそう。夫のことを義母に何度か相談したそうですが、そのたびに義母に謝られるだけで夫は何も変わりません。そして夫の不在中に義母が遊びに来た日、ついに嫁VS姑のバトルが勃発したのです……。

 

冷え切った夫婦関係

1歳の子どもを持つ35歳の友人は、結婚3年目にして家庭内別居状態です。友人は夫に対する不信感から離婚を考えています。それは、妊娠中から夫が子どもの誕生を楽しみにする様子が一切感じられず、子どもの話題を出すとどこか面倒くさそうにされ続けたことが始まりでした。理由を聞いても「別に。楽しみだね」と素っ気なく返されるだけだったそう。

 

そんな夫は当初、立ち合い出産を希望していました。しかし、出産予定日が近づくと仕事を理由に「やっぱ厳しいかも」と断ろうとしたのです。「なんで? そんなに子どもが生まれてくるのが楽しみじゃないの? 子どもより仕事が大事?」と問いただすと「別にそういうわけじゃないけど……」と煮え切らない態度。

 

頭に来た友人は「子どもの誕生を喜べない人と一緒にいたくない!」と立ち合い出産を断りました。その日を境に夫婦の会話はほぼなくなり、やりとりはすべてメッセージアプリに。

 

ちょうどそのころ、義母から妊娠中の友人に体調を気づかうメッセージアプリが来たので、これまでのことを書いて返信したそう。すると「本当にごめんなさいね。あの子にはきつく言っておくから」と返信が。そして、出産後、夫からは友人をねぎらうメッセージアプリが来たものの、夫が面会に来たのは一度だけでした。

 

家事育児をしない独身気分の夫

友人は出産後、約2カ月の里帰り生活を終え、家族3人の生活をスタートさせます。「子どもがいれば父性が芽生えるかも」という友人の期待もむなしく、案の定、夫は家事育児にノータッチ。

 

「私ひとりで全部するのは結構しんどいから、今日はゴミ出しお願いできるかな」と友人が伝えると、「わかった。やるね」とその場では了承する夫。しかし、頼めば毎回大きなため息をつかれて頼んだことしかせず、「これしようか?」など状況を見て臨機応変に動くことはありませんでした。

 

次第に夫は、連絡なしに21時過ぎから3~4時間ほど外出するようになったそう。友人が聞くと「ちょっとランニングしていた」と言うのです。言ったことしかしない上に夜も勝手に出歩く夫へのストレスと育児で精神的に疲れた友人は、「もう無理だ。あなたといるとおかしくなるからもう離婚して」と言ったそう。すると「離婚はやだ。変わるから許して」と言うものの、また同じことの繰り返し。夫に家事をお願いすることはやめたそうです。

 

後日、表情の暗い友人を見かねた実母が夫に苦言を呈したそうですが「ごめんなさい。ちゃんとやります」と謝るだけでした。義母からは、2カ月に1回ペースで友人にメッセージアプリが来て、友人はその都度、孫と夫の様子に加え、離婚を検討していることを伝えていたそう。しかしそのたびに「離婚はダメよ。あの子バカだからもっとやさしく教えてあげて」など、ただ諭されるだけでした。

 

 

嫁VS姑のバトル勃発!

友人は職場復帰し、子どもが1歳半のある日、夫の不在中に遠方から義母が遊びに来たそう。義母も夫から話は聞いているようでしたが、「仕事に余裕がなくて育児ができないのかな」と夫の非は認めたくない様子でした。しまいには「あなたのお母さんに怒られたみたい」「あの子口下手だから、あなたが話の場を作ったら?」など友人を責めてきたのです。

 

我慢ならなかった友人は「私にも悪い部分があると思います。でも、仕事を理由に家事育児をしないってアリですか? 育休中は我慢してたけど今は共働きで立場は平等なはず。なぜ協力できないんでしょう」「しかも頼むと毎回だるそうにされるんです。だから大変だけど自分でしたほうが早いし、もう夫に期待するのはやめました。ちなみに、私の母は怒ったのではなく事実を伝えただけです」と淡々と伝えたそう。

 

思いもしない発言に義母は「生意気なことばっかり! あなたがそんなだからあの子も何もしたくないのよ!」とヒートアップ! 友人は怒りや悲しみで涙があふれ「だから私は何回も離婚したいって言ってるじゃないですか! 私を責める前に息子をどうにかしてください」と言ったそう。涙する友人を見た義母は「あなたの気持ちはわかったわ。ごめんなさい」と肩を落として帰ったそうです。

 

まとめ

義母との言い争い後、友人は言い過ぎたことを反省し、義母に謝罪したそう。義母も友人の気持ちをくんでくれたのか、夫を離婚の方向に説得してくれているのだとか。しかし、それでも夫は相変わらずで家庭内別居は継続中です。

 

夫婦間のすれ違いは、直接話をしてその都度解消しないと修復不能になりかねません。離婚話を進めるにはメッセージアプリではなく対面での話し合いの場を友人が設けるしかないでしょう。義母にあれだけ言えたのだから夫にも言えるはず。友人の中で離婚の選択肢しかなくても、夫の本音はしっかり聞いてほしいです。時間はかかると思いますが、夫婦で納得した答えが出せることを願っています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:山﨑 みさ/30代女性・ライター。産後の物忘れの悪化に悩む、2018年生まれの男の子と2022年生まれの女の子のママ。趣味は甘い物を食べること、緩く宅トレをすること。

イラスト/マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)

 

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