義母に嫌われてる!? 居場所のない私
月に1度、義母がわが家に遊びに来ます。そのたびに、義母は私の前を素通りし、うれしそうに夫と孫に話しかけます。
私はお茶やお菓子などの準備をするものの、義母は夫と話すときも、私にはわからない話題ばかり。「嫌われてるのかな」と私はいつも、悲しさや虚しさを感じていました。
パジャマ姿でぎっくり腰に! 来てくれた義母の予想外の行動
ある日の朝、私が着替えようとしていたとき、1歳の息子が寝起きで機嫌が悪く、泣いてしまいました。そこで息子を抱き上げると……なんと私はぎっくり腰に! パジャマ姿のまま、動けなくなってしまったのです。
夫は仕事中で、家で息子と私の2人きり。息子は大泣きしながら全体重を私にかけてきます。激痛と動けない焦りの中、夫に連絡すると「仕事で帰れない、母を呼ぶよ」とのこと。私は少し抵抗がありましたが、息子の世話ができないので、助けてもらうことにしました。
お昼になるころ、義母に「ごはんを買ってきてほしい」と頼みたかったのですが、気を遣って言い出せませんでした。それでも、もしかしたら気を利かせて買ってきてくれるかも……と少し期待していたのです。すると3時間後、義母は水のペットボトルを2本だけ持参していました。
私は「水があるだけでも助かる!」そう思ったのもつかの間、義母は自分で飲んでしまったのです。その水は義母が自分用に持ってきたもので、私には差し出してくれませんでした。
義母は息子の世話や掃除をしてくれました。私が這いながら少しずつ移動していると、義母は「ああ……かわいそうに……。大丈夫?」と声をかけてくれたのです。私はその言葉に、義母は意地悪をしているのではなく、ただ少し気が利かないだけだったのかもしれない……と感じたのです。
義母は自分の息子と孫に夢中になるあまり、私が見えていないだけだったようです。私が視界に入れば気にかけてくれ、義母は「あんな姿をみたら……本当に心配になったよ」と、やさしくしてくれるように。これからは、義母のやさしさに感謝しながらも、義母の態度をあまり気にせずに交流していきたいです。
著者:本宮りんこ/40代女性/2022年生まれの男の子ママ。高齢出産で体力ゼロの状態から息子に育ててもらっている。いつか体力をつけて元気になりたいアラフォーママ。児童養護施設で10年働き、現在は在宅ワーク。物語を読むのが癒やし。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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