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「誰も来ないよ?寂しい結婚式おめでとう♡」私の結婚式を妨害した10歳上の姉→式当日、青ざめたのは…

私が婚約者からプロポーズを受けたのは、交際2年目のこと。結婚を前提に付き合い始めた相手で、お互いの仕事が落ち着く半年後に式を挙げようと決めました。

嬉しさの一方で、真っ先に頭をよぎったのは10歳年上の姉のことです。姉は当時、婚活の真っ最中でした。

交際していた男性と別れたばかりで、仕事もリストラに遭い、アルバイトを転々としている状態。両親が生活費の一部を仕送りしているほどで、精神的にも不安定な時期だったのです。

それでも大切な報告を避けるわけにはいきません。母に伝えた翌日、私は意を決して姉に連絡しました。

姉の反応は想像以上でした。祝福の言葉は一切なく、返ってきたのは激しい怒りです。妹が先に結婚することが許せないと声を荒らげ、私の外見や性格を持ち出し「こんなんじゃすぐに愛想を尽かされる」「どうせ離婚する」と呪いのような言葉で否定しました

 

いくらなだめても怒りは収まらず、結婚そのものをやめろとまで言い出す始末。私が何を言っても姉は聞く耳を持たず、最終的には結婚式への出席を拒否し、式を台無しにしてやるとまで宣言して、連絡は途絶えてしまいました。

昔から変わらない姉の性格

姉は昔から、自分が一番でないと気が済まない性格でした。母によれば、10歳も離れた私が生まれたときも、両親の愛情を奪われるとひどく癇癪を起こしていたそうです。

 

成長してからもその対抗心は変わらず、私が何かで成果を出すたびに不機嫌になり、見下すような態度をとってきました。

 

今回も姉の性格を考えれば予想できたことかもしれません。それでも実の姉から結婚そのものを否定されたのは堪えましたし、式の準備を進めるあいだもずっと、本当に何かされるのではないかという不安が消えませんでした。

式の直前に届いた欠席の連絡

迎えた結婚式当日。式場に到着した直後、姉からメッセージが届きました。親族は誰も来ない、一人ぼっちの結婚式を楽しんでね、という嘲るような内容です。

 

「まさか本当に……?」と血の気が引きました。姉のことなので、親族に何か吹き込んだのかもしれません。

 

最悪の事態を覚悟しながら親族控室のドアを開けると、そこには予想に反して和やかな笑い声が響いています。戸惑う私を迎え入れた親族たちは、困ったものを見るような目で、姉から届いた不可解な連絡について話し合っていました。

 

聞けば、姉が親族それぞれに「妹の結婚には裏がある」「みんなを騙している」といった支離滅裂な嘘を送りつけ、出席をボイコットするよう執拗に働きかけていたそうです。しかし、誰ひとりとしてそれに従う人はおらず、全員が予定通り出席してくれました。

 

皆が口を揃えて、子どもじみた嫌がらせだと呆れ返っています。その上両親は、姉が不穏な動きを見せていることを事前に把握しており、式の前から親族一人ひとりに頭を下げて回っていたそうです。

 

私は姉の妨害工作を当日初めて知り、驚きと怒りが同時にこみ上げました。式自体はあたたかい祝福に包まれ無事に終えることができましたが、姉がやったことの重さは消えません。

 

仕送りの真実と、母の決断

式の後、母が姉を厳しく叱責しました。姉は取り乱し「なぜ誰も自分のお願いを聞いてくれないのか」「いつも私のいうことを聞いてくれたのに」と喚いたそうですが、母は冷静に、今まで周囲は面倒を避けるために合わせていただけだと告げたそうです。

 

さらに、母から告げられた真実は、姉のプライドを根底から打ち砕くものでした。実は、厳格な父は当初から甘えを許さず、仕送りに猛反対していたのです。再就職まで支援してほしいと両親に頭を下げたのは、他ならぬ私。姉はそのことをまったく知りません。

 

母はその事実を伝え、「まず妹に心から謝りなさい。これ以上あの子を傷つけるなら、私たちはもう助けない」と告げたそうです。

仲直りはできない

その夜、姉から謝罪のメッセージが届きました。けれど話を聞いていくうちに、姉が本当に恐れているのは仕送りが止まることだとわかりました。

 

「許してもらえないと仕送りを止められてしまう」。その言葉に、反省ではなくお金のために頭を下げているだけだと確信しました。


私は姉に伝えました。「結婚して家庭を持った以上、ごめんねで終わりにできる年齢はとうに過ぎている。大切な人を巻き込んで傷つけられた以上、もう元には戻れない」と。

 

姉は泣きながら許しを請いました。けれど思い返せば、今まで衝突のたびに折れてきたのはいつも私のほうで、姉がきちんと謝ったことは一度もなかったのです。

 

結婚式の妨害は私だけでなく、婚約者や出席してくれた大勢の人たちを巻き込みかねない行為でした。その一線を越えた以上、これまでのように私が引くことはもうできません。「もう関わらない」そう告げて、私は姉の連絡先をブロックしました。

 

◇ ◇ ◇

 

身近な人の幸せを素直に喜べないときが、誰にだってあるかもしれません。悔しさや焦りが胸を占めて、つい感情的になってしまうこともあるでしょう。

 

けれど、大切な人の幸せを一緒に喜べたとき、そのあたたかさは自分自身にも返ってくるものではないでしょうか。祝福の言葉は、言われた側だけでなく、送った側の心も穏やかにしてくれるはずです。

 

誰かを羨む気持ちを否定する必要はありません。けれど、その負の感情に飲み込まれる前に、大切な人の門出を祝える自分でありたいものです。そう願う心こそが、自分自身の幸福を引き寄せる鍵になるのではないでしょうか。

 

【取材時期:2026年2月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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