生活費に厳しすぎる夫に義母が放った痛快な言葉
共働きだったころは財布を別々に管理していましたが、私が育休に入った途端、夫の様子が変わりました。
毎月渡される生活費は3万円。食費も日用品も、そして子どものおむつ代もすべてそこから出すようにと言われたのです。
金額の少なさも苦しかったのですが、それ以上につらかったのが毎週末のレシートチェックでした。1円でも帳尻が合わないと、「管理能力がない」「俺の稼ぎを無駄にするな」と数時間にわたって責められるのです。
育児休業給付金が入るとはいえ、夫の収入に頼る部分が大きくなった負い目もあり、当時の私はただ耐えるしかありませんでした。
そんなある週、子どもの体調が急変して病院に連れて行くことになり、3万円ではどうしても足りなくなってしまいました。病院代はかからないものの、ケア用品などを買い足すだけで、1円単位の家計はあっけなくパンクしたのです。
夫に追加をお願いしても、「やりくりが下手なだけ」と一言で切り捨てられ、結局、独身時代の自分の貯金を崩して支払いを済ませることに。育休中で私が以前のように働いていない状況を利用し、理不尽に責め立てる夫を前に、「このままでは子どもの前で笑えなくなる」と限界をはっきり感じた瞬間です。
そこで私は、1カ月分の支出をすべて書き出した表を作ることにしました。食費、日用品、おむつ、医療費。項目ごとに実費を並べると、3万円がいかに現実とかけ離れているかが数字として浮き彫りになります。
感情で訴えても丸め込まれるだけなので、とにかく事実だけを積み上げようと決意したのです。
そして迎えた話し合いの日。私は思い切って、義母にも同席をお願いしました。リビングで夫と義母の前に手作りの表を出し、今の状況を淡々と説明します。すると、表を見つめていた義母の顔色がみるみる変わり、夫に向かってこう言ってくれたのです。
「あなた、これで1カ月やりくりしろって言ってたの? 今のおむつやミルクの値段、知ってるの?」
夫が慌てて口ごもると、義母はさらに続けました。
「働けない時期を支え合うのが夫婦でしょう。自分が稼いでるからって、家の中で偉ぶるんじゃないわよ」
「稼いでるからって何様なの。24時間つきっきりで子どもの世話をして家事もこなすなんて、あんたにできるわけないでしょう?」
義母の言葉を聞いた夫は
自分の母親からきつく叱られた夫は、すっかり言葉を失っていました。第三者、しかも夫の母親である義母がはっきりと間違いを指摘してくれたことで、張り詰めていた私の心も少し救われたような気がします。
結果として生活費は6万円に増え、あの息の詰まるようなレシートチェックもなくなりました。今振り返っても、あのとき勇気を出して動いて本当によかったと思います。義母を巻き込むことには迷いもありましたが、客観的な記録を用意し、味方になってくれる人を頼ったことが、私と子どもを守ることにつながりました。
著者:吉田恵美/30代女性/1歳の男の子を育てる新米ママ。現在は育休中で、家計管理に奮闘する毎日。趣味は節約レシピの研究と、子どもが寝た後のドラマ鑑賞
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
※AI生成画像を使用しています