新居に付けられた傷と、私なりの配慮
幼稚園で子ども同士が仲良くしていた縁で親しくなったママ友。ある日、わが家でお菓子やジュースを持ち寄り、にぎやかな午後を過ごしていました。
ところが、ママ友のお子さんはとてもやんちゃで、ふと見るとミニカーの尖った部分をわが家の床にこすりつけていたのです。案の定、床には深い傷が……。
当時、わが家は新築だったためショックもありましたが、「子どもを家に招く以上、こうしたハプニングは覚悟しておくべき」と考えました。そのため、その場では「気にしないで」と明るく伝え、その後も楽しく過ごしてお開きにしたのです。
「子どもが大きくなったら床を張り替えればいい」と思っていたので、私自身はそこまで気にしていませんでした。しかし後日、人づてに耳を疑うような話を聞いてしまったのです。
ママ友の本音に絶句!周囲に言いふらし…
わが家へ招いたママ友が、幼稚園で周囲に「床を傷つけたことで気まずくなった」「それ以来、◯◯さん(私)からそっけない態度をとられている」と話していたそうなのです。
私にそんなつもりは一切ありませんでしたが、そこまで彼女を不安にさせてしまったのかな……と、そのときは申し訳なく思っていました。
しかし、彼女が周囲に漏らしていた話はそれだけではありませんでした。
「これだからマンションに住んでいる人の家には行きたくないんだよ」「そもそも、住まいにマンションを選ぶ人の気が知れない」などと口にしていたというのです。
床を傷つけたことにマンションも戸建ても関係ありませんし、何よりマンション住まいを見下すような発言に、それまで抱いていた親近感も一気に冷めてしまいました。
自宅に招待できるほど仲良くなれたことがうれしかった分、思わぬところでのトラブルに、残念な気持ちでいっぱいに。そのママ友とは、それ以降もあいさつや雑談は交わすものの、家を行き来することはなくなってしまいました。
子どもがしたことがきっかけで関係がギクシャクしてしまうこともあるかと思いますが、私にまったくそのつもりがなかっただけに、なんとも後味の悪い終わり方になってしまいました。
ささいなことで関係性が変わってしまうこともあるのだと痛感し、今後のママ友付き合いにおいて、気を引き締めるきっかけとなった経験でした。
著者:いちのせはち/30代女性。2016年生まれの男の子と、2017年生まれの女の子を育てるシングルマザー。
息子は発達障害・軽度知的障害あり、公立小学校の通常学級に在籍中。「子ども発達障がい支援アドバイザー」の資格を取得し、子どものサポートのため会社員を辞めフリーランスに転身。バイリンガル育児にも取り組んでいる。日々の癒やしはK-POPアイドル!
イラスト:ちゃこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)