もう帰宅しているのに…息子の下校で学校が騒然!?
電話の主は、息子の担任の先生でした。
「あの、息子さんは帰宅されていますか!?」という、どこか緊張した様子の声。「え!? はい、先ほど帰宅しましたが……」と答えると、先生は心底安堵したようでした。
事情を聞くと、放課後子ども教室を利用しない2年生は、まだ「学年ごとの集団下校」がルールとのこと。しかし、下校の集合場所に息子だけが姿を見せなかったため、校内は「行方不明ではないか」と騒然としていたというのです。
慌てて息子に「ひとりで帰ってきたの?」と確認すると、「お兄ちゃんたちと帰ってきた!」と得意げな返事。どうやら、習い事の野球で一緒の3年生のお兄ちゃんたちを見つけてお互いにうれしくなり、集団下校の決まりなど思い出しもしなかったようです。
先生には電話で事情を伝えて謝罪しましたが、「息子なら集団下校だとわかって動いているはず」と思い込んでいた自分に気づき、冷や汗が止まりませんでした。
電話のあと、息子に事の次第を伝えると、やはりうっかりしていたようで「あっ……」と気まずそうな表情を浮かべました。息子は集団下校の決まりを知らなかったわけではありません。ただ、いつもと違う予定の日は、親が思う以上にその場の流れや楽しさに身を任せてしまうこともあるのだと実感しました。
ルールを理解していても、いざというときに忘れず行動できるとは限らない。そう痛感したこの事件以来、わが家では普段と違う予定がある日は、必ず当日の朝に親子で動きや流れを確認することを徹底しています。
著者:有沢 なほ/30代女性。2017年生まれの男の子のママ。フルタイムで住宅関連の仕事をしながら、副業でライター業にも取り組むハイブリッドワーママ。子どもの「やってみたい!」を費用面で諦めさせたくなく、副業をスタート。子どもとのテレビゲーム、野球練習が休日の楽しみ。
イラスト:ななぎ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)