離陸直後、娘が大泣き!すると隣の男性が…
ゴオーッという大きな音が響いた瞬間、娘は目を覚まし、泣き出してしまいました。トントンと背中をさすっても、育児用ミルクを口に含ませても泣きやまず、私は途方に暮れてしまいました。
シートベルト着用サインが消えたとき、隣の席の男性が、やさしい熊本弁で「ちょっと抱いてよかね」と声をかけてくれました。そして娘をそっと抱き上げ、「よしよし」とあやしてくださると、泣いていた娘はキャッキャッと笑顔に。
さらに、その男性の周りに座っていた仲間の方々も代わる代わるあやしてくださり、娘はすっかりご機嫌になりました。そして熊本空港に到着。
1歳の子どもにとって、離着陸時の音や気圧の変化は怖く感じられるのかもしれない――そう思い、「3歳くらいまでは飛行機は控えたほうがいいかもしれない」と感じました。そこで今は、新幹線、あるいは車とフェリーを組み合わせるなど、ほかの移動手段も検討しています。
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飛行機は離着陸の際、気圧の変化によって耳に負担がかかります。特に着陸時は影響が出やすく、うまく耳抜きができない乳幼児は、痛みや違和感から泣いてしまうこともあります。対策のポイントは、離着陸のタイミングで「飲み込む」動作を促すこと。育児用ミルクや麦茶などを少量ずつ飲ませると、耳抜きがしやすくなります。また、鼻詰まりがあると耳抜きしにくくなるため、風邪や花粉症のときも気をつけたいですね。
飛行機の中で子どもが泣き出してしまうと、周りに迷惑をかけていないかと焦ってしまいますよね。移動手段に悩むこともあるかもしれませんが、こうしたやさしさに触れる出来事があると、子連れでの移動にも前向きな気持ちになれそうですね。
監修:松井 潔先生(小児科医)神奈川県立こども医療センター
著者:中野ゆか/30代 女性・主婦。1児の母。もうすぐ引っ越しを控え、ただいま断捨離中。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)