持ち歩きは危ない!“後回しNG”食べ歩きグルメ
まず覚えておきたいのが、食べ歩きグルメは「すぐに食べる前提」で作られていること。
買ってから食べるまでに時間が空くと、菌が増殖して食中毒になってしまうかもしれないんです。ここでは、とくに注意したい食べ歩きグルメをピックアップしました。
鮮度が命!生しらすやお寿司などの魚介類

漁港の朝市や海沿いの観光地に行くと、獲れたての海の幸が並んでいますよね。
生しらすや生牡蠣、マグロのお寿司といった生の魚介類は、とくに食中毒になりやすいので要注意!
魚介類には、温度が上がると猛スピードで増える「腸炎ビブリオ」という菌が潜んでいて、条件がそろうとたったの10分で菌の数が倍になってしまうんです!
「後で食べよう」が一番危ないので、買ったらその場で食べてくださいね。
半生は怖い!温泉卵やレアの牛肉

とろっとろの温泉卵や絶妙な焼き加減の牛串、レアな肉寿司なども後回しはNG。しっかり火が通っていない食材は、わずかに菌が生き残っているかもしれないんです。
買ってすぐは問題なくても、常温で数時間放置すると生き残っていた菌が増殖しはじめて危ない状態になってしまいます。
時間が経つと味も落ちるので、一番おいしい瞬間に食べきってしまいましょう。
時間が経つとドロドロに?生クリームを使ったスイーツ

クレープやフルーツサンド、クリーム大福など、生クリームを使ったスイーツも、長時間持ち歩くのは不向き。
甘くて濃厚な生クリームは菌にとってもご馳走なんです。
常温で持ち歩くと菌が増えるだけでなく、クリームがダレたり、風味が落ちたり、見た目も味も残念なことに……!
すぐに食べられないときは、店員さんに保冷バッグや保冷剤をつけてもらえるか確認してみましょう。
揚げたてに注意!さつま揚げやかまぼこなどの練り物

注文すると目の前で揚げてくれる、アツアツのさつま揚げやかまぼこも注意したいグルメのひとつです。
「揚げたら菌は死ぬでしょ?」と思うかもしれませんが、問題は揚げた直後じゃなくてその後。中途半端に温かい状態が菌にとって一番快適なんです。
持ち帰りたいときは、冷めているものを購入して保冷剤をつけてもらいましょう。ホテルに帰ったらできるだけ早く冷蔵庫に入れて、その日のうちに食べてくださいね。
すぐ食べなくても大丈夫!持ち帰りOKな食べ歩きグルメ

水分が少なくて、中までしっかり火が通っているものなら、ホテルに持ち帰ってゆっくり楽しんでもOK!
“スーパーの常温の棚に並んでいそうかどうか”を目安にするとわかりやすいですよ。
こんなラインアップなら安心です。
- せんべい
- ベビーカステラやドーナツ
- おまんじゅう
- たい焼き
もし判断に迷ったら、店員さんに「常温で何時間くらい持ちますか?」と聞いてみてくださいね。
「焼きたて・蒸したて」はすぐに袋に入れないで!

傷みにくいせんべいやおまんじゅうも、ひとつだけ落とし穴があります。それは「温かいものをすぐ袋に入れて密閉すること」。
パン屋さんで焼きたてのパンを買ったときに、袋の口を開けたまま渡されたことってありませんか?あれは蒸気を逃がすためなんです。
アツアツをビニール袋に入れてギュッと結んでしまうと、袋の中が熱と湿気でサウナ状態に。これが食中毒のリスクを高めてしまいます。
持ち帰るときは、手で触って「熱くないな」と感じるまで冷ましてから袋の口を閉じてくださいね。
食べ歩きは“すぐ食べる”が正解
食べ歩きグルメは、買った瞬間が一番の食べごろ。どうしても難しいときは保冷剤をつけたり、傷みにくいものを選んだりするのがおすすめです。
ちょっとした工夫でグルメ旅を思う存分楽しみましょう。