油断した日の、突然の違和感
ある日、いつも通りスーパーで品出しの仕事をしていたときのことです。売り場で商品を並べていると、急に下腹部がずしりと重くなるような感覚がありました。
「まさか……」。胸の奥がざわつき、急いでバックヤードへ向かいました。トイレに駆け込んで確認すると、予想外の出血。しかも、下着だけでなく制服の内側にまで染みていたのです。
ここ数カ月は生理の間隔がかなり空いていたため、すっかり油断していました。「もう来ないかもしれない」と、どこかで思い込んでいたのです。
持っていなかった備えと、同年代のひと言
その日はナプキンを持っておらず、ロッカーにも予備はありませんでした。焦りと恥ずかしさで頭が真っ白になりながら、意を決して同僚に事情を説明しました。
すると、同年代の女性が小さく笑いながら「あるあるだよ」と言って、さっとナプキンを差し出してくれました。
顔が熱くなるほど恥ずかしかったものの、その自然な態度に救われました。自分だけではないのだと、ふっと肩の力が抜けた瞬間でした。
「終わりかけ」が一番読めない
応急処置をして、何事もなかったかのように売り場へ戻りましたが、心の中では同僚の言葉が繰り返されていました。
「終わりかけが一番読めない」
まさにその通りでした。自分の体のことなのに、思い通りにならない。間隔が空いたからといって、完全に終わったとは言い切れないのだと、身をもって実感しました。
まとめ
あの出来事以来、どれだけ期間が空いても「もう大丈夫」と決めつけることはなくなりました。外出時には小さなポーチを持ち歩くようになり、気持ちにも少し余裕が生まれました。そして何より、同年代の女性同士で交わしたあのひと言。恥ずかしさよりも、「わかるよ」と共有できる安心感のほうが、ずっと大きかったことを今でも覚えています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:佐藤ゆかり/50代女性・パート
イラスト:エェコ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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