早い人で40代半ば、遅い人でも50代前半
更年期仲間の話によると、その症状や始まる時期はさまざまで、早い人で40代中ごろから、遅い人で53~54歳くらいとのこと。ある友人は「突然、動悸が激しくなりドキドキが止まらなくなる」と。また、ある友人は「とにかくイライラする~!! 息子や夫に当たり散らしてる!」と。また、ある友人は「朝から何もやる気が起きず、外出する気力もない」と。
その友人たちは、最初は市販薬の「命の母」を飲んでなんとかしのいでいましたが、動悸やうつとなると、やはり症状は深刻で婦人科へ通院を始め、ホルモン補充治療をおこなっています。
そんな更年期症状の話は出るものの、まだ自分には生理も定期的にあり、母も更年期の症状がひどくなかったこともあり、「ふふっ、もしかして更年期症状がないままいけちゃうかも?」と、余裕をかましていました。が、そう甘い話はありませんでした。
真冬でも扇風機が手放せないホットフラッシュ

そんな更年期に苦しむ同級生を横目に見ながら、自分にはまったく症状もなく相変わらず余裕しゃくしゃくでしたが、「ん? 先月、生理来たっけ?」と、生理が来たり来なかったりになると、ついにやって来ました~更年期!
動悸なし、うつなし、イライラなし、しかし、電車に乗っていたとき、突然「カ~~~~!!」っと顔がほてり、首周りにかけてとにかく暑い! 暑い! きっとこれは車内の暖房のせいかと自分を納得させたものの、その夜も布団に入ると突然「カ~~~~!!」。認めたくないけれどホットフラッシュのようです。
一度やってくると、ホットフラッシュは容赦しません。家事の途中に、電車の中で、運転中に、とにかく予想もつかないタイミングで「カ~~~~!!」なのです。特にやっかいなのが、就寝中。眠っているのに、突然ぶあ~っと胸から上が暑くなり目を覚ましてしまうこと。それがひどいときは2時間ごとにやってくるので熟睡できません(泣)。
ホットフラッシュ未経験者の方に言葉で表現するとしたら、沸騰したやかんのごとく、耳から熱い水蒸気が噴き出し、頭頂部からは火山が噴火している感じです。沸騰と噴火が起こると、冷めるまで眠れないので、真冬でも布団の横には扇風機。冷めると一気に寒くなるので、足元にはヒーター。それを一晩に何度もつけたり、消したり、またつけたりと、ぐっすり眠るどころではないのです。
私は汗かきではないので、じっとり汗ばむ程度ですが、一方、汗かきの友人はパジャマが絞れるくらい汗をかき、何度も着替えるそうです。
まとめ
ホットフラッシュはつらい症状ですが、一方で意外な恩恵もありました。寒い日のシャワーや自転車の移動時に、突発的なほてりを利用して寒さをしのぐ、という自分なりのささやかな工夫を見つけました。これは、更年期という不調の中でも、自分なりに状況を受け入れ、ポジティブな側面を見つけようとする気付きとなりました。
とはいっても、その恩恵は一瞬であり、夜間の頻繁な発作で熟睡できないなど、生活への支障が大きくなっています。この経験から、市販薬や自己流の対策で我慢するのではなく、専門医に相談し、自分に合った治療を見つけることが重要だと学びました。そろそろ、婦人科を受診しようと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:井上 裕紀子/50代女性。読モを経て、ファッション誌、情報誌などのフリーライターへ。しわ、肝斑、たるみ、更年期太りと苦しい戦いを続けつつも、その先にいったい何があるのか見えない迷える五十路女子。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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