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「いつもの痔の出血だと思っていたら」下痢が止まらずトイレに間に合わない日々。受診して判明した病名

体の不調を感じ、「おそらくこの病気だろう」と見当をつけて受診したら、思いがけない診断を受けたことがある方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな思い込みが覆された4つの体験談を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師渡海義隆先生
半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 院長

日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医。2008年筑波大学医学専門学群卒業。国内有数のがん専門病院や消化器クリニックで研鑽を積み、2024年に半蔵門 渡海消化器内視鏡クリニックを開院。AIを用いた食道がん・胃がんの研究にも携わり、現在は内視鏡診断・治療をはじめ幅広い消化器疾患の診療に注力している。
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痔だと思い込んでいた症状が予想外の病気だった

長い間、便に血が付くなどの症状は痔(じ/肛門とその周辺にできる病気の総称)によるものだと思っていました。ところが次第に下痢がひどくなり、トイレに間に合わず漏らしてしまうことも増えていきました。

 

不安を感じて受診した結果、告げられたのは潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん/大腸の粘膜に慢性的な炎症が起こり、ただれ(びらん)や深い傷(潰瘍)ができる病気)という診断でした。(島あゆみ/50代女性・パート)

 

手術前検査で突然知らされた事実

痔ろう(じろう/肛門の奥から皮膚までトンネル(ろう管)ができて、そこから膿や分泌液が出る病気)の手術を受けることになり、事前検査として腰回りのMRIを撮りました。

 

手術前の確認のために受けた検査でしたが、説明の場で医師から思いがけないことを告げられました。画像には赤ちゃんの姿が映っており、その場で妊娠がわかりました。(永田よしこ/30代女性・会社員)

 

 

胃腸炎だと思って受診した結果

吐き気が続いたため、胃腸炎(いちょうえん/胃や腸に炎症が起きる病気の総称)だろうと考えて病院を受診しました。検査後はいったん帰宅しましたが、その後医師から連絡があり、血液検査で重度の貧血が判明。治療と原因を調べるため、説明を受けたその日のうちに、緊急入院となりました。(二宮元子/50代女性・会社員)

 

軽い不調の裏にあった別の診断

便に血が付くなどの症状から「痔だろう」と思い込み、深く考えずに過ごしていました。念のため受けた検査で、原因は痔ではなく大腸ポリープ(だいちょうぽりーぷ/大腸の粘膜にできるイボ状の隆起)だとわかりました。血便の原因は痔だけではなく、大きなポリープや大腸がんなどが隠れていることもあると知り、自分の判断だけで決めつけていたことを実感しました。(櫻井モモ/50代女性・アルバイト)

 

まとめ

「たぶん、いつものアレだろう」という自己判断は、時に大きな見落としにつながる恐れがあります。今回紹介した体験談のように、痔だと思っていた出血が深刻な腸の病気であったり、体調不良の裏に別の大きな変化が隠れていたりすることも少なくありません。

 

大切なのは、自分の体の「いつもと違う」というサインを無視しないことです。たとえ軽い不調であっても、早めに専門医を受診して適切な検査を受けることが、自分自身や新しい命を守るための第一歩になります。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:渡海義隆先生(半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 院長)

イラスト:藤まる

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)

 

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