土地相続を条件に義姉が義母の面倒を見ることに




友人Aさんの夫には、4歳上の姉がいて、実家は裕福な家庭。数年前に義父が亡くなったとき、家族で話し合った結果、義姉は義母のお世話をすることを条件に、実家の土地を相続したのです。
相続の話し合いの後、「基本的には、私がお母さんの面倒を見るけど、私が忙しいときは、あんたたちもお母さんの面倒を見なさいよ」と義姉。夫は「わかってるよ! 俺たちも協力するよ。 姉さんも自分で母さんの面倒を見るって決めたんだから、中途半端なことするなよ」と義姉に忠告しました。
義姉は実家の隣に家を建てており、義姉の夫は個人事業主で義姉も仕事を手伝っています。ところが義姉は、実家の隣に住んでいるのに「仕事が忙しい」という理由で、義母のお願いごとはほぼスルー。そのため「家の周りの木を剪定してほしい」など、何かお願いごとがあると義両親はAさん夫妻を頼っていました。
「仕事が忙しい」次第に義母の世話を押し付け
義姉が遺産を相続し義母の面倒を見るようになり、最初は特に問題はありませんでした。しかし、だんだんと「仕事が忙しいからお母さんを病院へ連れて行って」など、Aさん夫妻を頼ってくる回数が増えてきました。
初めは「義姉も仕事が忙しいのだから仕方ない」と思って快く引き受けていたAさん夫妻。しかし、義姉から頼られる回数が増えるにつれ、「もしかして、私たちに義母の面倒を押し付けているだけでは?」と思うようになりました。
それを裏付けるように、義母はAさん宅に来るたびに義姉について「お願いしても、なかなか欲しいものを買ってきてくれないのよ」と愚痴をこぼすように。夫は「話し合いのときに、あんなに釘を刺したのに……」とあきれ顔。それでも、Aさん夫妻は義母が来たときは、できるだけ親孝行しようと義母をもてなしました。
「預金ってこんなに少ない?」判明した衝撃の事実
しばらくして、義母は体調を崩して入院することになりました。入院中のお世話は義姉がすると決めていたのに、またしても仕事を理由にAさん夫妻にお世話を丸投げ。あまりの義姉の自分勝手な態度にAさん夫妻は怒りが収まりません。しかし、自分たちがやらなければ義母がかわいそうだと、義母を看取るまでお世話を続けました。
義母の葬儀を終えると、義姉が詰め寄ってきました。
「お母さんの預金って、こんなに少なかった? あんたなんか知ってるんじゃない?」
夫は冷静に告げました。
「母さんは葬式代を払っても、多少余るくらいのお金は、姉さんが管理する通帳に入れているって言ってたけどね。ただ、母さんの残りのお金は、無責任な姉さんには渡したくないってことで、俺たちが受け取ることになってるよ」
その言葉を聞いた義姉は「何勝手なことしてるのよ! そのお金渡しなさいよ」と激高。これに対し「約束を守らず勝手なことしたのは姉さんだろ!」と夫が反論。「残りの預金は、面倒を見てくれた俺たちへの感謝の気持ちだって生命保険で受け取るようにしてくれたからね」と言うと。義姉は何も返すことができず、その場に立ち尽くしていました。
まとめ
義姉は、土地など義父の遺産を相続した後、義母の預金もあてにしていたそうです。Aさん夫妻に義母の面倒を押し付け、旅行や買い物など多額のお金を使い豪遊三昧。その様子に気付いた義母は、義姉に知られないように、Aさん夫妻に預金を残すために生命保険の手続きをしていたのです。
その後、義姉は本来申告すべき資金などを隠し、過少申告していたため、相当な追徴課税を支払わなければならず困り果てているそうです。自分で言い出したことを守らず、自分勝手な行動をすると人からの信頼を失って、最後には自分自身が大変な目に遭うことを学んだ出来事でした。
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著者:斉藤 知子/40代女性。2012年生まれの1人息子を育てながらパート勤務をしている主婦。息子と一緒にメダカを飼育しており、卵から育てた稚魚を眺めることが最近の一番の癒やし。
マンガ:あさうえさい
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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