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婚約者を妹が略奪「彼の子を妊娠したの」私と母「おめでとう♡」→笑顔の追及に妹が墓穴を掘ったワケ

当時の私は、とある小さな会社で働いていました。その会社の社長であるA男と、2年の交際を経て婚約。公私ともに順調で、幸せの真っただ中にいる――そう思っていたのですが……。

会わせたくない人物

婚約を母に報告すると、母は「おめでとう!」と心から喜んでくれました。近いうちに2人であいさつに行くと伝えたものの、私にはひとつだけ不安がありました。家族の中に、どうしてもA男に会わせたくない相手がいるのです。

 

それは妹です。妹は美人ですが男グセが悪く、これまで何度も他人の恋人を奪ってきました。私自身も嫌な思いをしたことがあり、その執念深さを知っています。

 

そこで私はA男に、「妹にはあまり関わってほしくない」と打ち明けました。ところが彼は、困ったように笑ってこう言ったのです。

 

「これから家族になるんだし、ちゃんとあいさつはしたいよ。そんなに心配しなくても大丈夫。俺を信じて」

 

そう言われると、強くは反対できませんでした。婚約者を疑いたくない気持ちもあり、私は不安を抱えたまま、家族との顔合わせに妹も同席させてしまったのです。

 

積み重なる違和感

案の定、結婚あいさつの場で妹はA男にぐいぐい距離を詰めていきました。

 

「社長さんなんてすごい! 連絡先、交換しません?」

 

母が制止しても妹は聞かず、A男も笑顔で応じています。その光景に、私の胸はざわつくばかりでした。

 

後日、私は「妹の連絡先を消してよ。関わると厄介なことになるから」と必死に訴えました。するとA男はしぶしぶ応じ、「わかった。もう無視するよ」と約束してくれたのですが……。

 

そのころから、少しずつA男の様子がおかしくなっていきました。デート直前でキャンセルされることが増え、「仕事が長引いた」「体調が悪い」と言われ、会えない日が続くようになったのです。

 

そんなとき、共通の知人から「A男は学生時代から女性関係が派手だった」と聞かされて……。これまでの違和感がひとつにつながった気がして、嫌な想像ばかりが膨らんでいきました。

 

反撃を決意!

不安を抱えたままではいられず、私はある日、何も告げずにA男のマンションへ向かいました。すると、信じられない光景を目撃! A男と妹が腕を組み、親しげにエントランスの中へ消えていったのです。しかも、信じがたい会話まで聞こえてきました。

 

「早くお姉ちゃんと別れてよ〜」
「そうだな。子どもができたってなったら、さすがに話は進めるよ」

 

私は頭が真っ白になりました。けれど、その場で問い詰めても言い逃れされるだけだと思い、深く傷つきながらも帰宅することに。

 

その後、私は母にすべてを打ち明け、A男と向き合う準備を進めました。そんな矢先、妹のほうから「実家に来て」と呼び出しがあったのです。

 

ウソの崩壊

当日、A男と並んで座った妹は、勝ち誇った顔で言いました。

 

「私、A男さんの子どもを妊娠したの」

 

あまりに突然の言葉でしたが、私は取り乱しませんでした。なぜなら、予想していた展開だったからです。そして落ち着いたまま、妹へ問いかけました。

 

「そうなんだ。おめでとう。それで今何週なの? 病院はどこ? 母子手帳はもうもらった?」

 

具体的なことを聞かれ、妹の表情はみるみるうちにこわばっていきました。母も「それなら次の健診に私も一緒に行きます」と畳みかけます。

 

するとA男が青ざめ、「に、妊娠!? 聞いてないって……」とうろたえ、さらに「それ、本当に俺の子なの?」と口走ったのです。そのひと言で妹は追い詰められ、ついに真実をぶちまけました。

 

「だって、子どもができたら結婚するって言ったじゃん! それなのに、他の男との子どもかもしれないって何それ!」

 

つまり、妊娠話はウソ。A男を私から奪うための狂言だったのです。同時に、A男が私と別れる気もないまま、妹と関係を持っていたことも明らかになりました。

 

怒りを抑えきれない母は、妹には「もう家族として受け入れられない」、A男には「二度とわが家に近づかないで!」と言い渡しました。私はその場で婚約解消を告げ、後日、会社も退職しました。

 

その後は妹とも距離を置き、新しい職場で穏やかな毎日を送っています。つらい経験ではありましたが、自分の気持ちに区切りをつけたことで、今は前を向けるようになりました。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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