まだ、胃や腸が未発達な赤ちゃん。細かく刻んだり、すりつぶしたりと作るのも大変なのに、せっかく作っても食べてくれなかったり。離乳食作りって本当に悩んでしまいがち。でも、いつもの離乳食に旨味成分であるだしや野菜スープを使うだけで、食べてくれるようになることも多いそう。愛育病院の栄養科、高橋先生、岡田先生にご指導・調理していただきました。さっそく、動画で作り方をチェックして。
和風だしの作り方
作者:ベビーカレンダー
材料(作りやすい分量)
・水 ……2と1/2カップ(500ml)
・かつお節 ……8g
・昆布 ……4g(約3cm角のものを2枚)
作り方
① 鍋に水と昆布を入れ、昆布がふっくらするまで15〜20分ほど浸します。その後、弱火にかけ、昆布の表面に小さな泡が立ったら、昆布を取り出します。
② 火を強め、沸騰したらかつお節を入れ、すぐに火を止めます。
③ かつお節が沈んだら、こし器ペーパータオルをしいたざるに開け、こします。冷蔵庫で3日ほど、冷凍庫で1週間ほど保存できます。
野菜スープの作り方
作者:ベビーカレンダー
材料(作りやすい分量)
・水 ……2と1/2カップ(500ml)
・お好みの野菜 ……あわせて200〜250g
(今回はキャベツ100g、大根100g、かぼちゃ50g)
作り方
① にんじん、玉ねぎ、キャベツ、大根、ブロッコリーなどから3〜4種類の野菜を使用します。お好みの野菜をそれぞれ1cm大に小さく切ります。
② 鍋に水と切った野菜を入れ(かぼちゃなど煮崩れしやすい野菜は煮立ってから加えます)、中火で加。煮立ったら弱火にし、そのまま20分ほど煮ます。
③ こし器やペーパータオルを敷いたざるにあけ、こします。冷蔵庫で3日ほど、冷凍庫で1週間ほど保存できます。
野菜などが余った時にコトコト煮込んで作っておくなど、多めに作って冷蔵や冷凍しておき、野菜やおかゆを煮る時に味付けとして活用すると良さそうですね。
ベビーカレンダーが最新のガイドに対応した離乳食本を制作!
ベビーカレンダーは、2019年3月、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」が12年ぶりに改定されたことに伴い、新しいガイドに完全対応するムック本『あんしん、やさしい 最新 離乳食オールガイド』を制作しました!ただいま全国の書店・オンライン書店にて発売中です!
監修の相模女子大学栄養科学部・堤ちはる教授をはじめ、多くの専門家の協力により完成した最新の離乳食ガイドです。離乳食のキホンはもちろん、Q&A、便利グッズや最新アレルギー情報、先輩ママたちの体験談も掲載。また本書に掲載されているQRコードを読み込むと、調理の基本テクニックやレシピの工程、赤ちゃんへの食べさせ方を、わかりやすい動画で確認することができます。
ママやパパが少しでも離乳食作りが楽しくなり、より豊かな気持ちで赤ちゃんとの毎日がすごせるようになることを願っています。