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新婦「一生独身予定の人にはブーケ不要♡」私「いらない」親友の結婚式で暴言→プッ♪爆弾投下で式場騒然…だって

私は子どものころから、ウエディングドレスに強い憧れを持っていました。いつか自分も花嫁になりたい――そんな夢を、ずっと大切にしていたのです。

しかし大学時代、初めて参加した合コンで親友にこう言われました。

「あんたが結婚なんて無理! ウエディングドレスなんて似合わないし」

私はそのひと言を何年経っても忘れられずにいました。見下したような発言に違和感を覚えたのですが、普段はとても優しいのであまり気にしないようにしていました。そんな発言をした親友が結婚すると聞き、私は少しだけ胸騒ぎを覚えていました。

 

親友の結婚

親友とは社会人になってからも、連絡はまめに取り合っていました。ただ、お互い忙しく、直接会うのは久しぶりでした。久しぶりに再会した親友は「私、結婚するの! 入籍は結婚式の後なんだけどね♪ しかも相手はすごい人なの!」と言って、親友は私の前に手を差し出しました。指にはめられた婚約指輪が、照明の下で強く輝いていました。

 

続けて親友は「婚約指輪だけで300万よ? 彼、会社経営しててお金持ちなの♡」と言い、自慢するかのように何度も指輪を見せてきたのです。さらに親友は「式場もね、かなり高級なところにしたの! ドレスもオーダーよ? すごいでしょ!? 絶対に一番目立つ花嫁になれると思うの!」と言うのです。その話しぶりは、とても楽しそうで、どこか誇らしげでもありました。私は「すごいね! おめでとう」と笑顔で返しました。しかし――胸の奥には、小さな違和感が残っていました。昔の合コンでの私の夢を侮辱するような発言……。

 

それでも私は、そんな彼女をずっと親友だと思ってきました。 だからこそ―― この結婚が、本当に彼女にとって幸せなものになるのなら……と、心から思っていました。親友から「結婚式、絶対に来てよね? 私の一番の親友なんだから! きっと楽しんでもらえると思うの!」と言われて、私は迷わずうなずきました。親友として、彼女の晴れ姿を見届けよう。そう思い、結婚式に出席することを決めたのです。 ――このときは、まだ何も知らなかったのです。

 

違和感の残る結婚式

結婚式当日、私は親友の晴れ姿を見届けるため会場へ向かいました。会場は想像以上に豪華で、招待客の数も多く親友がこの日をどれほど楽しみにしていたのかが伝わってきました。

 

受付を済ませ、席に着いた私たちは、自然と親友の話題になりました。友人たちは「すごい張り切りようね」 「2回目の結婚式とは思えないわ」と口にしました。そう―― 彼女にとっては、2回目の結婚式。例の合コンで知り合った男性と1度目の結婚をしていたのです。その結婚は長く続かず、いつの間にか離婚したとだけ聞いていました。すると私たちの会話が聞こえたのか、近くにいた彼側の友人のひとりが「え?……2回目?」と小さく呟いたのです。その声を聞いた瞬間、嫌な予感がしました。親友は昔から、嬉しいことは大きく話すけれど、 都合の悪いことはあまり口にしないところがありました。――もしかして……初婚だと嘘をついているの? そんな不安が、頭をよぎりました。そしてそのとき、入口の方に見覚えのある男性の姿があったのです。式場のスタッフと何か話している様子で、その表情はどこか険しく、場違いなほど張り詰めていました。私はどこかで見たことがある……。と思ったのですが、その険しい表情に圧倒され、確信を持てずにいました。

 

そして式は、何事もないかのように進んでいきました。やがてブーケトスの時間になりました。未婚の女性が前に呼ばれ、私もその中に立っていました。すると親友は、わざわざ私を見て友人たちに聞こえるくらいの声のボリュームで「一生独身予定の人にはブーケ不要よね! ウエディングドレス憧れなんでしょ? あんたみたいな地味な女には無理」と言い放ったのです。その瞬間、友人たちの視線が私に集まりました。まるで、昔の合コンのときのように笑い者にされる瞬間を待っているかのようでした。そのとき、やっと気づいたのです……。私は親友ではなく笑い者にするための存在だったのだと。

 

私は親友を見て「いらない! だってそのブーケ、不幸のおすそ分けになりそうなんだもん」と返しました。そして次の瞬間、入口の方が、にわかに騒がしくなったのです。

 

 

崩れた“完璧な花嫁”

私は、静かに「見て!」と言い入口を指さしました。次の瞬間「やっと見つけたぞ」と低く響いた声に、会場の空気が凍りつきました。そこに立っていたのは親友の元夫の姿でした。元夫の顔を見た親友は一瞬で青ざめ「な、なんでここに……」と声を震わせました。すると元夫は「一方的に離婚を迫って、貯金全部持って消えた理由がこれか!」と言い放ったのです!

 

その言葉に、会場が一気にざわつきました。新郎も顔色を変え、親友を見つめ「どういうことだ……? お前、バツイチだったのか?」と声を荒げました。親友は必死に首を振り「ち、違うの! この人、嘘ついてるだけ!」と言うのです。しかし元夫は冷静な声で「嘘じゃない。戸籍もあるし、証拠も全部持ってきた」と言って、書類を取り出したのです。 その瞬間、 新郎の表情が、完全に変わり「……もういい。この結婚は中止だ」と言い放ったのです。その一言で豪華な結婚式は、あっけなく崩れ去ったのです。

 

後日、親友は婚約破棄となり、結婚式費用や慰謝料などの支払いで大きな負担を抱えることになったと聞きました。

 

一方で私は、あの日をきっかけに、過去に傷ついた記憶に縛られなくなりました。

その後、仕事を通じて知り合った男性と少しずつ距離を縮め、やがて交際が始まりました。飾らない私をそのまま受け入れてくれる、穏やかで誠実な人でした。

 

そして数年後――。私はその人と幸せな結婚をし、子どものころから憧れていたウエディングドレスを着ることができたのです。

 

 

◇ ◇ ◇

 

どんなに親しい相手でも、踏み越えてはいけない一線があります。過去に傷ついた経験があっても、自分を大切にしてくれる人と出会えたとき、本当の幸せはきっと手に入るのかもしれません。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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