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「臭いからよく洗ってあげなきゃ」助産師に相談するほど悩んだわが子の異臭の結末【医師解説あり】

初めての出産後、幸せに包まれるはずの病室で、私はある「異変」に頭を抱えていました。愛おしいわが子から漂う、鼻を突くような汗のにおい。産後早々に突きつけられたこの衝撃が、まさかあんな結末を迎えるとは思いもしませんでした。【医師解説つき】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師沢岻美奈子先生
沢岻美奈子 女性医療クリニック院長

医療法人社団 沢岻美奈子女性医療クリニック理事長。産婦人科医。 2013年神戸で婦人科クリニックを開業。女性検診や、更年期を中心としたヘルスケア領域が専門。心身の不調が特徴的な更年期の揺らぎ世代の女性を統合医療による全人的なサポートをおこなっている。
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天使の寝顔から漂う、大人のような「汗のにおい」

出産を終え、入院生活が始まったころ。わが子を抱き上げるたび、私は激しい困惑に襲われていました。生まれたての赤ちゃんから、まるで運動後の大人のような、ツンとした汗のにおいがしたからです。「0歳児でも、こんなににおうものなの?」とショックを隠せませんでした。

 

私は焦って助産師さんに「うちの子、臭いからよく洗ってあげなきゃなんです」と真顔で相談。清潔に保とうと必死でしたが、どれだけ拭いてもにおいは消えてくれませんでした。

 

犯人は誰?授乳の瞬間に突きつけられた残酷な真実

ところが、ある日の授乳中に事態は一変します。ふとにおいの出どころをたどると、それは授乳直後の赤ちゃんの口元。まさかと思い、恐る恐る自分の胸元を直接確認してみた瞬間、全身から血の気が引きました。

 

すごく臭い汗のにおいは、赤ちゃんではなく、私の胸から放たれていたのです。

 

 

母乳を飲む刺激でにおいが出る?

後で調べると、赤ちゃんが母乳を飲む刺激で胸や脇の汗腺が活発になり、独特のにおいが出ることがあるのだとか。私は何の疑いもなく、自分の体の変化によるにおいを、すべて赤ちゃんのせいにしていたのでした。

 

まとめ

自分の体を過信せず、変化を冷静に見守る大切さを学びました。無垢なわが子に濡れ衣を着せた申し訳なさは消えませんが、あの日必死に母になろうとしていた自分を、今は少しだけ愛おしく、誇らしく感じています。

 

医師による解説:産後の体臭は母体の頑張る証

産後の体臭変化は、ホルモンバランスの急変や、授乳の刺激によってアポクリン腺(汗腺の一種)が活性化することが主な原因です。これは母乳を出すために体が一生懸命反応している正常な証拠ですので、こまめに汗を拭き取るなど清潔を保ちつつ、あまり心配せず過ごしてくださいね。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)

著者:脇谷香織/30代女性・会社員

イラスト:おみき

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)

 

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