自分が「気配り上手」だと信じて疑わない夫は、同僚に「お前も俺みたいな気配り上手と結婚しろよ~なんちって~~」と冗談まじりに言いますが、「気配り上手って自虐ネタ。好きだよね~!」と笑われてしまい、驚きを隠せません。
そこで、さっき先輩から気が利くと褒められたことを伝え、同僚に「俺って気配り上手で……あってる……よな……?」とおそるおそる確認しました。
真剣に言っていたのに…。








「あれ? 真剣な話? 気配りじょうずって冗談かと思って茶化しちゃった……。」
同僚は焦った様子で「仕事のときは気が利くなって思うこともあるよ!」とフォローを入れて、そのまま仕事に戻ってしまいました。その場に残された夫は、そそくさと逃げるように立ち去った同僚の様子が引っ掛かります。
『え? 俺って気配りじょうずじゃないの?』
自己評価がとても高かった夫ですが、同僚の反応で現実を突きつけられました。しかし夫はやはり、自分が気配りじょうずではないなんて、信じられないようです。
夫は週末、自分が気配りじょうずであることを確かめるために、由美さんと娘とともに公園にやってきました。
早速娘を遊ばせようとしますが、はしゃぐ子どもで賑わっていて、1歳の娘が遊ぶには少し危ないと感じた夫。滑り台の順番をいっしょに待って、安全を確認したうえで横で支えてあげながら、ゆっくり滑るように娘に伝えます。
そうした気配りを発揮したまではよかったのですが、結局娘をスマホで撮影するのに夢中になってしまい、後ろから勢いよく滑ってくる子に気づかず、危ない目に遭わせそうになってしまったのでした。
◇ ◇ ◇
自己評価と他人からの評価が違うのかもしれないと思ったときは、普段の行動を客観的に見て、自分を見つめ直すことが大切ですね。誰でも、自分の当たり前を疑うのは勇気がいることですが、その小さな違和感こそがきっと成長の第一歩になるのだと思います。
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ミント