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「高級フレンチ1人5万の会計よろしく!」私のお金で贅沢三昧の義母と夫→限界を感じて事実を伝えた結果、2人の末路は…

夫の収入が安定しないことは、結婚前から知っていました。それでも支え合えると信じていた――でも2年間で私が学んだのは、「支え合う」と「一方的に搾取される」は、驚くほどよく似た顔をしているということだったのです。

結婚当初から、夫の収入は不安定でした。フリーランスのWebデザイナーという仕事柄、月によって入ってくる金額はまちまちで、私の収入に頼る月が続くこともありましたが――それ自体は、覚悟の上でした。


でも、いつからか「仕方ない」が「当たり前」に変わっていったのです。

 

搾取が当たり前になっていった日々

外食の会計は、いつも私。夫のパソコンが古くなったときも、「仕事に必要だから」と言われ、分割で返してくれる約束で立て替えました。その約束の記録はLINEに残っていましたが、返済は一度もありません。

 

「今年中には稼ぐようにする」「利子をつけて返す」――そういう言葉だけは、驚くほど流暢に出てきました。

 

不安定なのは仕事の性質だから仕方ない、最初はそう思っていた私。でも実際には、案件を取りに行く動きも、収入を補うために別の働き方を探す様子も、ほとんど見えませんでした。

 

それだけではありません。夫は自分の見栄のために、私の財布を義実家への献上金として差し出し始めたのです。

 

先月は「たまには親孝行させて」と言われ、義両親を高級寿司に連れて行く羽目になり、会計の5万円は私が支払いました。その前は母の日だからと、義母から「このブランドのバッグが流行っているの」と商品URL付きでねだられ、10万円のプレゼント。

 

義実家は義父の退職金もあり、義母も頻繁に友人とランチや旅行を楽しむなど、生活に困っているようには見えません。それなのに、彼らは「嫁が出すのが当たり前」という顔をして、私の貯金を平気で削っていくのでした。

 

そして極めつけは、義母からの突然のメッセージでした。

 

「息子から聞いたわよ、ボーナスが出たって!」

「うちの洗濯機、最近調子が悪くてね。長男の嫁なんだから、ボーナスで義実家に家電の一つくらいプレゼントするのが常識よね? ドラム式の乾燥機能付きの洗濯機、いいと思ってるんだけど……」

 

私のボーナスの話から、洗濯機の話に。家電をおねだりされていることは明らかでした。

 

 

 

夫に相談すると、返ってきたのは制止でも謝罪でもありませんでした。


「母さんも年だし乾燥機付きなら助かるだろ。そんな頻繁に買い替えるものでもないし、これからうちの親に世話になることもあるだろうから」

「俺が今稼げてないんだから、お前が俺の親孝行を肩代わりしてくれてもいいだろ? 安いのなら10万ちょっとで買えるらしいじゃん。お前なら余裕だろ?」

 

家事をほとんどしない夫が、ドラム式洗濯機の価格を知っていることに違和感をおぼえた私。義母と夫が共謀して、私に買わせようとしていたのです。

 

夫に相談しても無意味だと判断した私は、「これまでのお祝いや食事代で精一杯ですので、今回はご自身でお願いします」と、丁寧にお断りの返信をしました。すると、義母から「共働きのくせにケチね!」「嫁の分際で、姑に恥をかかせる気?」と、怒涛の罵倒メッセージが届いたのです。

 

その上、すぐに「洗濯機が無理なら冷蔵庫はどう?」「掃除機も古くなってきて」と次の要求が。家電量販店の値札の写真まで送られてきたときは、さすがに笑いました。笑うしかありませんでした。

 

今まで「家族だから」と自分を納得させてきましたが、もう限界でした。この人たちは、私を人間ではなく「便利なATM」としか見ていない。

 

そう確信した私は、震える指で義母の連絡先をブロックしたのです。

 

 

削られていく私

私が焦っていたのは、夫の収入が低いことに対してではありませんでした。状況を変えるために動く様子が見えないまま、「そのうち何とかなる」と楽観的な夫の態度に対して、でした。


夫に「もうこれ以上、金銭面では頼れないよ」と切り出したのは、義母をブロックした少しあとのことです。言いたかったのはお金のことだけではありませんでした。


私もいきなり会社員になってほしいと言ったわけではありません。案件を増やす工夫をするのか、別の収入源を作るのか、何かしら動いてほしいと何度か伝えていました。でも返ってくるのは「今はタイミングが悪い」「まだそのときじゃない」という言葉ばかり。

 

「仕事が安定しないなら、いったん会社員として働くのはどう?」

「私たち、もう結婚して2年だよ。このままじゃ、先が見えないよ……」

 

私が不安を吐露すると、夫の顔つきが変わりました。


「俺の仕事に口を出すなよ。デザインのことなんて何もわからないくせに」
「不況なんだから仕方ないだろ。俺だって努力してる」

 

夫は努力しているというものの、この2年間、何も変わらなかったのです。案件を取るために営業に行くこともなく、収入を増やすためにバイトを考えることもない――そんな夫の様子に、私は呆れていました。

 

「応援してくれるって言っただろ! 結局お前も金かよ。他の女と一緒だな」と吐き捨てて、そのまま家を出て行ってしまった夫。しばらくして、「実家にいる。しばらく距離を置こう」とメッセージが届きました。

 

自分は悪くない、と理解しているはずなのに、胸の奥にじわじわと広がっていく罪悪感。言い過ぎたかもしれないと不安になりながら、私は数週間を過ごしました。

 

そして、夫から再びメッセージが送られてきたのです。まず送られてきたのは、高級フレンチレストランのURLでした。

 

「週末空けといて。18時に予約してるから」

「母さんのこと、ブロックしたろ。仲を取り持ってやるから、お前が支払えよ」

 

義母をブロックしたのは、理不尽な要求を突き付けられたから。それなのに、私が悪者扱いされていたのです。

 

話し合おうと思い、夫に連絡しても、「週末の食事のときに聞くから」と返ってくるのみでした。

 

 

私の居場所

当日、私は結局レストランに行きませんでした。行く理由がなかったし、行く気になれるわけがありません。

 

21時ごろになって、夫から陽気なメッセージが届きました。


「すごいうまったよ! 人生で一番うまいフレンチだったかも」

「コース料理にワインも追加した。結構飲んだし、1人5万はいってるかも? そろそろ帰りたいから、会計よろしく!」

 

読みながら、妙に冷静になっていた私。ふぅ、と息を吐き出し、こう返信しました。

 

「無理だよ。今、海外だもん」

「昨日から赴任の準備で現地に来てるの」

 

既読がついてから、しばらくして「え? 海外?」と返ってきました。

 

「昨日から赴任先に入ってるの」

 

すると、今度は矢継ぎ早にメッセージが届きました。

 

「俺、何も聞いてないんだけど」

「どうすればいいんだよ! 金払えない!」

 

そのメッセージを見て、私は小さく息を吐きました。

 

海外赴任の打診は、実は数カ月前から受けていました。ただ、夫のことが気がかりで、ずっと返事を保留していたのです。けれど義母との一件、そして夫の態度でようやく覚悟が決まり、私は受諾の返事をして、水面下で渡航や現地での受け入れ準備を進めていました。

 

それに、夫に転勤の話をしようとしても、「会社員とフリーランスは違うんだよ」「お前の仕事の話を聞いたってわからない」と言って、会話を打ち切られるだけでした。

 

夫が知らなかったのは、私が隠していたからではありません。私の話を聞こうとしなかっただけです。

 

その後――。

 

 

国内にいるうちに、私は離婚に向けて準備を進めていました。義母のメッセージのスクリーンショットや、夫への送金履歴と立替記録をまとめ、弁護士に相談していたのです。

 

夫からは「変わる」「頑張る」「お金は返す」というメッセージが繰り返し来ました。2年間、一度も果たされなかったことです。もう私の心は動きませんでした。

 

私に代わって連絡を受けてくれた弁護士によると、義母は「離婚なんて許さない」「息子がかわいそう」と怒っていたそう。しかし、最終的には「せめて洗濯機だけでも、援助してくれればねぇ……」と言ったのだとか。こんな人たちの中で2年間、よくやってきたなぁ、と自分に対して感心してしまいました。

 

弁護士のおかげで無事に離婚は成立しましたが、今でも思い出すと腹が立つ日があります。あの2年間、なぜもっと早く動かなかったのかと……。もう元夫や元義母のためにお金も時間も使わなくていいと思うと、心の底からほっとします。

 

今回の出来事で、私は「支える」ということが一方的であってはならないことを学びました。相手の誠実さが伴っていなければ、それはただの搾取です。元夫は「夫婦だから」という言葉を免罪符に、一方的に私を搾取し続けていたのです。

 

今、私は新しい土地で自分が稼いだお金を、自分のために使っています。食べたいものを食べ、行きたい場所へ行く。当たり前のことですが、それが私にとっての幸せなのです。

 

 

【取材時期:2026年1月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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