「タイパ」を意識しすぎる夫の主張
ホテルに避難している間、夫からは高圧的なメッセージが立て続けに送られてきていました。しかし全て無視していると、「お願いだ! 帰ってきてくれ!」と、今度は命令ではなくお願いの電話が。なんと、靴下がしまってある場所もわからず、ワイシャツにアイロンがかかっていなかったことで、出勤できず仕事を休んだと言うのです。
思わずユウリさんは「情けない……」とこぼします。そして夫とこれからのことを話し合う決意をして、義父母と共に帰宅。しかし夫は開口一番に「どこ行ってたんだ!」「パパッとメシ作って! 俺は腹が減ってるんだ!」と声を荒げ、相変わらずタイパ重視の考えを押し付けてきました。
改心したのだと思っていたユウリさんは、いつもの高圧的な態度に戻っている夫に絶句。夫は「効率的に動いて! 時間がもったいない!」「掃除もアイロンも残ってるんだから!」と、お構いなしに言いたいことを次から次へとぶつけます。
そんな夫を目の当たりにした義母は、ユウリさんの背後から姿を見せ、「その態度、改めなさい!」と一喝。まさか義母がいるとは思っていなかった夫は、激しく動揺します。
その後リビングまで入ったユウリさんと義母は、散らかった部屋にあ然。たった2日程度しか家をあけていなかったのに、まともに家事もできない夫に苛立つユウリさん。
しかし夫は「ユウリがいなかったせいだ!」と反論。理不尽な主張に、ユウリさんは「…はぁ?」と困惑します。











たった約2日家を空けただけで部屋が散らかり放題なのは、ユウリさんがいなくなったせいだと主張する夫。「俺は悪くない!」と声を荒げる様子に、義母は「いい加減にしなさい!」とピシャリ。そして、「態度がひどいこと」「時間の使い方にうるさいこと」を全てユウリさんから聞いたと告げます。
すると夫は動揺しながらも、「人生の時間は限られてるから、効率よく生きてどれだけ有意義に過ごせるのかが重要」と、自分の考えを伝えます。
しかしそれを聞いた義母は、「それらしいことを言っているけれど、何もわかってない」と一刀両断。実の母に否定され、夫は困惑する気持ちを隠せないのでした。
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夫婦の考え方がどうしても合わずに行き詰まるとき、第三者である親などに介入してもらうことも一つの手ですよね。感情がぶつかり合う当事者同士では冷静な話し合いが難しい場合、その状況を客観的に見て意見を伝えられる人がいるだけで、大きな助けになるのではないでしょうか。
義母がユウリさんの味方となり、夫に毅然と注意したことで「なぜ効率を求めるのか」を聞き出せたように、親が話し合いに加わることが本音を知るきっかけになることも。時には第三者の助けに頼ることを選択肢の一つとして覚えておくと、問題解決への近道となるかもしれませんね。
愛川なつみ