「つまらない人生」と笑われて
ある日、息子夫婦がうちにやってきて食事をした後、息子の嫁から突然こんなことを聞かれました。
「お義母さん、高校を出ていないって本当ですか?」
私が「そうよ」と答えると、「昔は中卒とか珍しくなかったんですか? 特殊な事情でも?」と重ねられ、「まあ、簡単に言えば金銭的な事情よ。兄弟が多くて、私が一番上だったからね」と説明しました。
すると嫁は、「えー! 高校も行かずに働いたってことですよね? 私ならそんなつまらない人生、耐えられません。お義母さんすごーい!」と、笑いながら言いました。
「平凡が一番よ。今ならそう思える」と静かに答えましたが、完全に私を見下している発言に内心は怒りが湧きました。横にいる息子も、嫁には何も言えない様子。気まずそうな顔をして一緒に笑っていました。
余命半年と言われ…
数カ月後、体に異変を感じて受診した私は、医師から衝撃的な告知を受けました。
「放置すれば余命は半年。手術は非常に難易度が高く、成功率は決して高くありません」
私は息子経由で嫁に、病状のことを伝えてもらいました。すると嫁から、とんでもないLINEが届いたのです。
「お義母さん、余命半年だそうですね。……正直、介護とかどうしようって相談してたところでした。葬儀とかいろいろ準備も大変でしょうし、今のうちに身の回りをスッキリさせておいてくださいね!」
表向きは気づかっているような文面でしたが、どこか距離を感じる言い方に、これまでの関係を思い出してしまいました。
私は「そうね。これからのことも考えないといけないわね。それと、治療費もかかるから、仕送りも難しくなると思う」と返信しました。すると嫁は「仕送り!? 何言ってるんですか。中卒でずっとパート暮らしだったお義母さんに、そんな余裕ありませんよね」と驚いた様子。そこで私は、これまでの経緯を伝えることにしました。
実は私は、長年投資を続けており、ある程度の資産を築いていました。そして、息子の事業が厳しくなってからは、生活の足しになるようお金を渡していたのです。その上で、「これからは自分の生活を優先したいと思っているの。これまでのような援助はできないわ」と伝えました。
新たな人生へ
それから半年後。執念が勝ったのか、名医による手術は奇跡的に成功し、私は以前と同じような日常を送ることができるようになりました。医師も驚くスピードで回復し、以前と同じような日常を送ることができるようになりました。
ただ一つ、以前と違うのは、もう息子夫婦に仕送りをしていないこと。息子の嫁からはたびたび「家族なんだから援助してください」という連絡が届いていますが、必要以上に関わらないよう距離を置くことにしました。
息子の状況は決してラクではないようですが、これまで頼られ続けてきた関係を見直す良い機会だったと感じています。
今は、自分のペースで生活しながら、趣味に時間やお金を使う日々を送っています。これまで「つまらない」と言われた人生も、振り返れば自分なりに積み重ねてきたものがあります。これからは、無理をせず、自分のために時間を使っていきたいと思っています。
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学歴や生い立ちで人の価値が判断されることなんて、絶対にありません。息子の嫁は、その表面的な情報だけでお義母さんを見下し、傷つけるような物言いをしてきました。時には無理をせず自分を優先することの大切さを、改めて考えさせられるエピソードです。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※AI生成画像を使用しています
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