夫の身勝手な決断と要求
子どもが生まれたばかりなのに、なんの相談もせず仕事を辞めて事後報告してくることに、とても驚きました。しかしさらに驚いたのは、辞めた理由です。夫は「寿司職人になりたい」と急に言い出し、今までよりも給料が下がる職場への就職を目指しているとのこと。
正直「は?」と思ってしまいました。夢があり、それを追いたい気持ちはわかります。しかし、今は生まれたばかりの子どもがいます。自分の夢は、子どもが生まれた時点で後回しにしてほしかったのが本音です。それを最優先にして突然仕事を辞めるなんて、理解に苦しみました。
その後さらに腹が立ったのは、「俺の給料だけじゃやっていけないから、お前も働いてくれ」「保育園を探して、預ければ働けるだろ?」と言われたことです。
いやいや、ちょっと待ってください。急に仕事を辞めてきて、寿司屋に転職? さらに修行まであって? 生活費は私の収入を当てにして? 子育ては? どうするの?
私はその展開についていけませんでした。元々、産後はある程度落ち着いたら子どもを保育園に預けて仕事復帰する予定でしたが、夫が「専業主婦になって育児と家事をお願い。俺が働くから」と言ったので、夫の言う通り仕事をやめて専業主婦になって、保育園も探さずにいたのです。
もちろん色々悩みましたが、子どもとの時間を大切にしたい気持ちもあったことと、今の夫の収入だけでもしばらくはやっていける、いずれはパートで働けば大丈夫だという見通しもあったので決断したのに……。突然「やっぱ働いて」「保育園探して」と真逆のことを言われ、振り回されている気がしてさすがに腹が立ちました。
毎日話し合いを重ねてなんとか夫を説得し、結果的には寿司屋の道を一旦諦めてもらい、お金や家族のことを第一に考え、元の給料と同じくらいの職場に就職してもらうということで納得してもらえました。
今回の件で、夫婦間でのコミュニケーションがどれほど大事かを痛感させられました。今後大きな決断をするときには、お互いが納得できるように長期的な人生プランを共有し合いたいと思うと同時に、普段のコミュニケーションも大切にしようと思った出来事でした。
著者:赤西 愛桜/20代女性・主婦
生後1カ月の赤ちゃんを育てる母。現在は、仕事を辞め専業主婦。
作画:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)