高級料理を頼もうとする義両親に夫の反応は
和やかな雰囲気の中、メニューを見ながら「好きなものを注文してくださいね」と義両親に声をかけました。
私は麻婆豆腐の定食、夫はあんかけチャーハンとラーメンのセット、子どもたちはラーメンや餃子を選びました。すると、メニュー表を眺めていた義父が「このフカヒレがいいな。姿煮を食べてみたい」とぽつり。ほどなくして義母も「あら、おいしそうね。私はアワビのオイスターソース煮がいいわ」と続きました。
ふとメニューに目をやると、フカヒレの姿煮は一皿1万2,000円ほど、アワビも7,000円前後と、思わず見間違いかと思って二度見してしまうような金額でした。どちらも、私たちが選んだ定食とは桁の違う価格帯の料理だったのです。
定食メニューが並ぶ、気軽に入れる中華料理店だったこともあり、コース以外にここまで高価な単品があるとは思っていなかったため、内心かなり驚き、冷や汗が出てきました。
さすがに夫に止めてもらいたくて目配せをしたものの、夫は一瞬迷ったあと、「親孝行ということでいいんじゃない?」とあっさり。
さらに戸惑ったのは、その高級料理を二人だけで食べ進め、「一口どうぞ」といった気遣いがなかったことです。
結局、会計は当初の想定を大きく上回る金額に。レジで金額を見た瞬間、思わず息が止まりました。隣で同じように金額を見た夫も、「さすがに高いな……」と小さくつぶやき、ようやく事の大きさに気づいた様子でした。
そのまま、私はクレジットカードで支払いを済ませました。
今回の出来事で、食事の席における気遣いの難しさを痛感しました。「好きなものをどうぞ」という一言が、思いがけず自分の首を絞めることもあるのだと実感しています。
帰宅後、今後同じような機会があった際は、「このお店はこれがおすすめのようです」「今日はこのコースにしませんか」といった形で、無理のない範囲でメニュー選びをリードしようと、夫と2人で話し合いました。
著者:松井文乃/40代女性/2児の母。現在は専業主婦で求職中。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
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