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「毎日洗っているのに不潔?」おしりのできものに医師が放った言葉と麻酔なし手術の行方【医師解説あり】

仕事中にトイレへ行った際、おしりの膨らみの下あたりに違和感を覚えました。最初は気のせいだと思いましたが、座るたびに妙な感覚が続いたため、念のため皮膚科を受診することにしたのです。【医師解説あり】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師久野 賀子先生
PRIDE CLINIC 医師

PRIDE CLINIC 院長。長年にわたり大手美容クリニックで通常の美容皮膚科診療だけでなく、新入職医師の指導や、VIP対応などをおこなっている。それらの経験を通じ、気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るいクリニックを目指している。
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診断で医師から告げられた言葉

おしりの異変の診察結果は、粉瘤(ふんりゅう/皮膚の下に袋状の嚢腫ができ、剥がれ落ちた角質や皮脂が袋の中にたまってできた良性の腫瘍)とのことでした。

 

発症の原因を医師に尋ねると、「不潔にしているとできやすい(※)」と説明されました。毎日入浴し、体もきちんと洗っていたつもりだったので、正直かなりショックを受けました。※粉瘤の発生は、体質や皮膚のターンオーバーの乱れなどが主な原因とされており、一般的に「不潔さ」が直接の原因ではないと考えられています。ここでは、著者が医師から受けた説明として記載しています。

 

覚悟して臨んだ手術と強烈な痛み

そのまま放置するわけにはいかず、その日のうちに手術を受けることになりました。膿を出すための切開処置は麻酔なしでおこなわれ、強い痛みに思わず声を上げてしまいました。ただ膿を取り除いてもらうと、その後、痛みはウソのように引いていきました。

 

 

再発と生活環境の見直し

一度は治まったものの、しばらくして同じ症状が現れました。以前と同じような痛みだったのですが、受診を迷い自宅で経過を見ている間に自然に症状が改善しました。再発したことで他にも原因があるのではと考え、入浴時に使う椅子の清潔さにも注意するようになりました。

 

まとめ

毎日体を洗うといった習慣だけでなく、浴室の椅子など身の回りの衛生状態を見直すきっかけになりました。「これくらい大丈夫だろう」と過信せず、自分の体の変化に敏感でいることの大切さを実感しています。

 

医師による解説:粉瘤は不潔?正しい知識と対処法

粉瘤は不潔が原因ではなく体質が主な要因です。強い痛みが出る前に受診することが大切です。専門医の視点から、正しい知識と再発を防ぐためのケアを解説します。

 

粉瘤(ふんりゅう)の原因は「不潔さ」ではありません

粉瘤は、皮膚の下にできた袋の中に、本来剥がれ落ちるはずの垢(角質)や皮脂がたまってしまう良性の腫瘍です。体質や摩擦、皮膚のターンオーバーの乱れなどが関係しており、「体を洗っていないからできる」というものではありません。自分を責める必要はないので安心してください。

 

炎症がひどくなる前に早めの受診を

放置して細菌感染を起こすと、赤く腫れ上がって強い痛み(炎症性粉瘤)を伴います。この状態での処置(切開排膿)は、麻酔が効きにくく痛みを伴うことが多いため、「痛みが出る前」「小さいうち」に皮膚科に相談するのが、結果として一番痛くない解決策になります。

 

無理に押し出すのは絶対にNG

気になって自分でつぶしたり、中身を押し出そうとしたりしないでください。袋が皮膚の中で破れて炎症が悪化し、重い感染症や、治った後も大きな痕が残る原因になります。おしりのように圧迫されやすい場所は、クッションなどを使って摩擦や刺激を減らす工夫もいいですよ。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:久野 賀子先生(PRIDE CLINIC 医師)

著者:茶山円/50代女性・パート

イラスト:ほや助

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)

 

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