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「売上げ半分もらうね♡」ママ友がうちの物を勝手に出品「あ、実は…」私たち夫婦の正体を明かした途端

3年前、当時3歳の三男が保育園に入園したばかりのころ、近所に住むオシャレなママ友・Aさんと親しくなりました。育児の相談もできるよき理解者だと思っていたのですが……。

 

「これうちの?」ママ友の思わぬ行動

11歳、8歳、3歳の3人の息子を育てる私は、三男と保育園が同じで家が近所でもあることから、いつもオシャレで素敵なママという印象のAさんと仲良くなりました。

 

ある日彼女の提案で、わが家でランチ会をすることになりました。すると家に入るなりAさんは、「ルームツアーしていい?」と家中を物色。私がキッチンで準備をしている隙に、クローゼットや子ども部屋まで勝手に開けて、おもちゃや家具などの家中の様々なものの写真をスマホで何度も撮り、「ねぇ、これ使ってるの?」と執拗に聞いてきます。

 

私が「それは最近使ってないな~、あとそんなに写真撮ってどうするつもり?」と言うと、Aさんは「使わないなら売っちゃえばいいじゃん。なんなら私がしてあげるよ!」と話してきました。予想外の提案に驚きつつ、「確かにそのうち売ろうとは思ってるけど、すぐ手放したいわけじゃないから」と断ったつもりだったのですが、Aさんはなんだか煮え切らない様子。そのまま別の話題になり、この話は終わったと思っていました。

 

 

しかし数日後、共通の知人から「これ、あなたの家じゃない?」と、あるフリマアプリの画面が送られてきました。そこには、わが家のリビング写真と共に、私物のベビーカーや知育玩具が「近日出品予定」として掲載されていたのです。

 

驚愕してAさんに電話し問い詰めると、彼女は悪びれもせず、「えー、だってあなた、これもう使ってないって言ってたじゃない。『すぐ手放す気はない』って言ってたけど、いつかは出品したいって思ってたんでしょ? 不用品の処分を先に私が代わりにしてあげようと思ったのよ。 あんな地味な家じゃ宝の持ち腐れだけど、私のセンスで素敵に写真を撮って説明文を書けば、映えて高く売れるんだから。手間をかけてあげる私に感謝してほしいくらいだわ!」と、彼女は悪びれもせず言い放ったのです。

 

彼女はさらに「コンサル料は売上の半分でいいわ!」と、フリマ販売を頼んでもいないのにその報酬を要求。あまりの言い分に絶句していると「どうせお金に困ってないんでしょ? ケチケチしないで、少しは苦労してる友だちに協力しなさいよ!」と逆ギレしてきたのです。自分の小遣い稼ぎのために他人の家を「商品棚」扱いし、あろうことか私を侮辱した彼女に、私の我慢は限界に達しました。

 

 

私は一呼吸置き、「Aさん、一つ言い忘れていたけれど。私、結婚前は弁護士事務所でパラリーガル(法務事務)をしていたの。それに夫は、企業のコンプライアンス部門を統括する弁護士だし、法律には詳しいのよ」と話しました。

 

電話の向こうでAさんは「は……?」と固まります。私は、そんなAさんの逃げ場を塞ぐように「人の家の物を勝手に撮影して出品予約したら、犯罪になるかもって考えなかった? リビングを勝手に撮ってネットにアップするのも。出品画面はすべてスクショを撮って保存したし、警察にも相談するね。それから、もう二度と私や子どもに近づかないで」と淡々と怒りを込めて告げました。彼女は「冗談よ、私たち友だちじゃない!」と焦り出しましたが、私はそのまま電話を切り、即座にブロック。

 

その後、Aさんは慌てて出品を取り消したようでしたが、同時期に、私以外にも同様の被害を受けた人がいたようで、Aさんの行動についての噂は瞬く間に広まりました。私が聞いた限りでは、実際に売れてしまったケースはなかったようで、Aさんに「コンサル料」を支払った人もいないようでしたが、彼女は地域で「要注意人物」として避けられるようになったのです。私もこの件以来、Aさんを見かけても関わることはなくなりました。

 

 

自分の利益のために友人の家庭を一方的に利用する態度は、結果として自分自身の信用を失い、周囲との大切なつながりを失うことにつながるとAさんを見て思った今回。Aさんを反面教師に、相手へのマナーや気遣い、モラルを忘れずにいようと改めて思ったと同時に、自分自身や家族のプライベートを誰かに勝手に利用されないよう、「ママ友」という言葉に安心しすぎず、違和感のある行動にはすぐに対応する大切さを学んだ出来事でした。
 

 

著者:谷 ふみ/30代・ライター。中学2年生と小学5年生、6歳の3人の男の子を育てるママ。仕事に家事、育児に追われる毎日。子ども達が寝静まったあと、ひとりでドラマや映画を見るのが楽しみのひとつ。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)

 

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