ダメ男を選び続けた理由
学生時代から結婚するまでの間、私の恋愛は失敗の連続。
学生だった私の財布を勝手に持ち出し、何くわぬ顔で会計を済ませていた社会人の男性。半年間もバツイチ子持ちであることを隠し、都合が悪くなるとモラハラに豹変した男性。結婚を前提に同棲したものの、途中で結婚観の違いに気がつき、わずか2週間で解消した恋もありました。
こうして振り返ると、見る目がなかったと言われても仕方がないと思います。ところが、経験を積み重ねるうちに、私の恋愛がうまくいかない本当の原因は、相手ではなく私自身だとハッとして……。
自分に自信がなかった私は、誰かに必要とされることでしか自分を肯定することができませんでした。そのため、自分を大切にできないまま恋愛を重ね、同じ失敗を繰り返していたのです。
「ひとりで自立して生きる」と決めた日
そんな自分を変えたかった私は、一度恋愛から距離を置くことに。「ひとりで自立して生きる」と腹をくくったのです。「このまま結婚できなかったらどうしよう」という不安もありましたが……。
それでも、私が雑に扱われるような恋愛を続けるほうが、よくない結果になると思っていました。
もしよい人がいれば、付き合うことも考えていた私は、相手に求める最低限を決めることに。
・一緒にいて居心地がいいこと
・穏やかな性格であること
・清潔感があること
相手に合わせる恋愛ではなく、お互いが心地よく過ごせることを重視したいと考えていました。
私が出会ったのは
少しの間恋愛から離れ、自立できるようになったころのことです。私はコロナ禍を経て、今後の生き方を考えたときに、結婚をして家庭をもちたいと思うように。
早速マッチングアプリに登録し即行動! そして、しばらくしてから今の夫と出会ったのです。彼のプロフィールは可もなく不可もなく……。写真も清潔感はあるものの、顔はよくわかりませんでした。
これまでの私なら、間違いなくスルーしていたと思います。しかし、やりとりをしているうちに、「彼と会ってみたい」と感じました。
待ち合わせ場所に現れたのは、写真よりも髪の長い、ひょろっとした男性。正直、イメージとは違うと思っていたのですが、不思議と彼と話していると居心地がよかったのです。彼と話すうちに、彼が私の決めた3つのことをすべて満たしていることに気づきました。
それどころか、家庭環境や結婚に対する価値観までも、驚くほど似ていて……。彼といると不安になることが少なく、私自身も大切にされていると感じました。
その後、トントン拍子で話が進み、同棲することに。そして、出会って8カ月で結婚しました。今では子どもにも恵まれ、穏やかな日々を送っています。
私は、結婚相手とはドラマチックな出会いをするとばかり考えていました。しかし、実際は何気ないタイミングで、静かに現れた男性と結婚することになりました。「1人で自立して生きる」と決意したあの日から、私の婚活は始まっていたのだと思います。
著者:朝倉杏/30代女性・2024年生まれの男の子を育てながら、仕事と育児に追われる毎日。経理事務のパートとして働きつつ、資格の勉強をしながら、これまでの経験や今感じていることを言葉にしている。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
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