「義妹家族は伊勢海老、私たちはサバの塩焼き…」義父母の差別に唖然…理由を尋ねた結果、義母の返答は

義父の退職記念に「退職金でみんなを招待したい」と声をかけられ、義妹家族と私たちの総勢9名で温泉旅行へ行ったときのことです。宿泊先は、義父が選んでくれた老舗の旅館。せっかくの記念旅行ですし、みんなで和やかに過ごせると楽しみにしていました。
夕食の時間になり大広間へ行くと、そこには少し驚くような光景が広がっていたのです……!
義両親と義妹家族の席には、伊勢海老のお造りやアワビといった豪華な会席料理が並んでいます。一方で、私たち夫婦と5歳の娘の席に用意されていたのは、サバの塩焼きやちょっとした小鉢など、まるで定食屋さんのような品数の少ないシンプルな御膳でした。
状況が飲み込めず、夫が「どうして私たちの料理だけ違うの?」と尋ねます。
すると義母は、悪びれる様子もなく微笑みながらこう答えました。
「義妹ちゃん夫婦は男の子2人で毎日戦争みたいで大変だから、こういうときくらい贅沢させてあげたくて。あなたたちは女の子1人だし、これで十分よね」
この言葉に夫も私もショックを受け、言葉を失っていました。さらに食事の最後に出たデザートにも、明らかな違いが……。
娘と同年代である5歳と3歳の甥っ子たち(義妹の息子)には、メロンやシャインマスカットといった高級フルーツの盛り合わせとミニケーキが3個ついたデザートプレートが出されています。
それなのに、娘の前に置かれたのは、缶詰のみかんが少し乗った小さな寒天ゼリーでした。
豪華なフルーツを頬張るいとこたちを見て、娘が「いいなー」と自分のゼリーと見比べている姿がかわいそうで、悲しい気持ちでいっぱいになります。実は日ごろから、義母が男の子である甥っ子たちばかりをひいきするような場面があり、私も少し悶々としていたところだったのです。
ごちそうしていただく立場なので仕方がないと思う半面、お祝いの席であからさまな格差を見せつけられたことには、深く傷つきました。
招待してもらった手前、その場は何事もないように振る舞ってやり過ごすことに。でも、帰宅してからはどうしてもモヤモヤが消えず……。
夫から義両親に「娘を傷つけるようなあからさまな差別はやめてほしい」と、はっきり伝えてもらったのです。
日ごろからの違和感もあり、この出来事が決定打となって、義実家とは少し距離を置くようになりました。今は波風を立てないよう、旅行などに誘われても理由をつけて辞退しています。
ごちそうになるからと娘に悲しい思いをさせてまで付き合うより、自分たちのペースで、心から笑い合える家族の思い出を作っていくのが、今の私たちにとって一番の幸せです。
著者:丸山日葵/30代・女性・時短会社員。ひとり娘の母。仕事と家庭の両立に苦戦中。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
続いては、産後の大変な時期に義実家へ帰省したものの……義母の不可解な行動に悲しい思いをしてしまった妻のエピソードです。
夫や義父には豪華な手料理を振る舞う一方で、自分にだけ出されるのはレトルト食品やお総菜ばかり。そんなあからさまな「違い」に対し、妻が勇気を出して本音をぶつけた結果、判明したのは……?
私だけレトルト食品やお総菜…義実家での「格差夕食」にモヤッ。後日、義母が語った意外すぎる本音とは

産後、義実家に1週間ほど帰省したときのことです。義母は料理上手で、夫や義父には毎日豪華な手料理を振る舞っていました。ところが、私にだけは「あなたはこれでも食べて」と言い、買ってきたお総菜やレトルト食品ばかりを出すのです。
「産後で動けない私を、適当にあしらっているんだ……」と感じ、キッチンで涙をこらえたこともありました。
数日たち、ついに悲しさが限界に達し、勇気を出して「お義母さんの料理、私も食べたいです」と伝えてみました。
すると義母は驚いた顔で、「あら、ごめんなさい! あなたは体力が落ちていると思って、私の素人料理よりも、栄養士が計算して作った料理や、消化に良いレトルト食品をあえて選んでいたのよ」と言ったのです。
さらに、「私が作ると、つい塩分が濃くなってしまうから。塩分量が表示されているお惣菜やレトルト食品のほうが、出産後の今は安心かと思って……」と。
嫌われているのだと思い込んでいた出来事は、実は私の体を第一に考えた、義母なりの“おもてなし”だったのです。
最初は被害妄想で義母を悪者にしてしまいましたが、自分の物差しだけで判断してはいけないと痛感しました。私は「お義母さんの味がいちばんうれしいです」と素直に甘えるようになり、それからは一緒にキッチンに立つ仲になりました。
言葉がたりないだけで、実は愛情が込められていることもある――。先入観を捨てて対話することの大切さを学んだ出来事です。
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自分の物差しだけで相手の気持ちを判断してしまうと、本当の思いを見失ってしまうこともあります。特に産後は、心も体も不安定になりやすい時期。違和感を覚えたときこそ、思い込みで結論づけず、言葉を交わすことが大切なのかもしれませんね。
著者:佐藤あみ/30代・女性・会社員。男の子を1人育てる母。仕事と育児の両立に奮闘しながら、週末は家族で公園巡りをするのが日課。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
義家族からの扱いの違いに困惑した経験がある方は少なくないのではないでしょうか。その違いは、ときに悪意があったり、ときに言葉足らずによるすれ違いでもある。そのときや、その場所でさまざまな事情がありますが、表面的な出来事だけでは相手の真意を測りきれない難しさがありますね。
今回はどちらのケースも、モヤモヤを抱えたまま我慢するのではなく、勇気を出して言葉を伝えたことで、距離を置くべき相手か、歩み寄るべき相手かを見極めることができました。その一歩が、自分と家族の平穏な生活を守る結果につながったのでしょう。理不尽な状況や違和感を覚えたときには、思い込みだけで判断して塞ぎ込むのではなく、冷静に対話の糸口を探り、自分の心を守れる行動を選択していきたいですね。