更年期と夏バテだと思い込んだ不調
夏に入ってから、食事量は変わらないのに体重だけが落ちていきました。さらに、少し歩いただけで息切れや動悸、大量の汗が出るようになりました。
暑さのせいだろうと考えつつ、更年期と夏バテが同時に来たのだと思い込んでいました。忙しさもあり、体のサインを深く考えずに過ごしていたのを覚えています。
人間ドックの検査で思いも寄らない方向へ
その後、たまたまタイミングよく受けた人間ドックで、血液検査の数値に異常があると言われました。内科を受診し、そこで「バセドウ病(甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、動悸や体重減少、汗が増えるなどの症状が出る病気)」の可能性を指摘されたのです。
医師からは、更年期の不調と勘違いされやすいこともあると聞き、まさに自分のことだと感じました。
早めに原因がわかって感じたこと
結果的に病気が見つかり、早期に対応できてよかったと思いました。更年期や夏バテだと決めつけていたら、受診がもっと遅れていたかもしれません。あのとき人間ドックを受けていなかったらと思うと、今でも少しぞっとします。
まとめ
更年期や夏バテのように見える不調でも、別の原因が隠れていることがあるのだと知りました。忙しくても、自己判断で考えるのではなく、早めに受診することが大切だと思います。今回の経験は、体のサインを後回しにしないための大きなきっかけになりました。
医師による解説:更年期障害と似ている甲状腺の病気
40代・50代の女性にとって、更年期障害と甲状腺の病気(バセドウ病など)は、非常によく似た症状を示します。どちらも動悸、多汗、イライラ、疲れやすさなどが現れるため、専門医でも血液検査なしで診断を確定させることはできません。
「年齢のせい」「暑さのせい」と自己判断で放置すると、心臓への負担が大きくなるリスクもあります。更年期だと思って婦人科を受診した際、改善が見られない場合は別の原因を疑うことも大切です。少しでも違和感があれば、まずは血液検査で女性ホルモンと甲状腺ホルモンの両方をチェックすることをおすすめします。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)
著者:村中りこ/50代女性・パート
イラスト:藤まる
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
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