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「体重が減り動悸や滝汗も」更年期と夏バテのせいだと放置。検査で見つかった本当の病気【医師解説あり】

夏の暑い時期に体調が悪化し、体重減少や動悸、滝のような汗が出ました。更年期と夏バテが重なっただけだと思っていましたが、人間ドックの血液検査で異常が見つかり、思いも寄らない原因にたどり着いたのです。【医師解説あり】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師沢岻美奈子先生
日本産婦人科学会専門医・日本女性医学会ヘルスケア専門医

産婦人科専門医として29年間、約25万人の女性を診察。更年期を中心としたヘルスケア領域が専門で、心身の不調が特徴的な更年期の揺らぎ世代を、薬だけではなく栄養面やコーチングも取り入れた統合医療で全人的なサポートをおこなっている。
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更年期と夏バテだと思い込んだ不調

夏に入ってから、食事量は変わらないのに体重だけが落ちていきました。さらに、少し歩いただけで息切れや動悸、大量の汗が出るようになりました。

 

暑さのせいだろうと考えつつ、更年期と夏バテが同時に来たのだと思い込んでいました。忙しさもあり、体のサインを深く考えずに過ごしていたのを覚えています。

 

人間ドックの検査で思いも寄らない方向へ

その後、たまたまタイミングよく受けた人間ドックで、血液検査の数値に異常があると言われました。内科を受診し、そこで「バセドウ病(甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、動悸や体重減少、汗が増えるなどの症状が出る病気)」の可能性を指摘されたのです。

 

医師からは、更年期の不調と勘違いされやすいこともあると聞き、まさに自分のことだと感じました。

 

 

早めに原因がわかって感じたこと

結果的に病気が見つかり、早期に対応できてよかったと思いました。更年期や夏バテだと決めつけていたら、受診がもっと遅れていたかもしれません。あのとき人間ドックを受けていなかったらと思うと、今でも少しぞっとします。

 

まとめ

更年期や夏バテのように見える不調でも、別の原因が隠れていることがあるのだと知りました。忙しくても、自己判断で考えるのではなく、早めに受診することが大切だと思います。今回の経験は、体のサインを後回しにしないための大きなきっかけになりました。

 

医師による解説:更年期障害と似ている甲状腺の病気

40代・50代の女性にとって、更年期障害と甲状腺の病気(バセドウ病など)は、非常によく似た症状を示します。どちらも動悸、多汗、イライラ、疲れやすさなどが現れるため、専門医でも血液検査なしで診断を確定させることはできません。

 

「年齢のせい」「暑さのせい」と自己判断で放置すると、心臓への負担が大きくなるリスクもあります。更年期だと思って婦人科を受診した際、改善が見られない場合は別の原因を疑うことも大切です。少しでも違和感があれば、まずは血液検査で女性ホルモンと甲状腺ホルモンの両方をチェックすることをおすすめします。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)

著者:村中りこ/50代女性・パート

イラスト:藤まる

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)

 

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