

最初に伝えた母の反応は…
私たちが結婚を決意したとき、最初に報告したのは母です。電話で伝えると、母は「あなたがこの人がいいと思うなら、それでいいんじゃない?」と返してくれました。
いきなり実家へ行って結婚のあいさつをするのは少し気が引けたため、まずは父にそれとなく伝えてもらえるよう、母にお願いしました。ところが、1週間ほど経っても返事がありません。気になって母にメールすると、「ごめんね! まとまった時間がなくて、まだお父さんには話せていない」と返信がきました。
20歳差婚を知った父のひと言
数日後、母から父の反応を聞くと、20歳差と知った父は「あちゃ〜」という反応だったそうです。ただ、そのあとは「本人たちがいいのならそれでいいんじゃないか」と話していたとのことでした。
母からは、「20歳差となると、老後の将来も含めていろいろ考えることがあるかもしれない。相手だけじゃなく、自分も大切にしなさいね」といった内容のメールも届きました。心配しながらも、私のことを思ってくれているのが伝わってきました。
それから数カ月後、私たちは実家へ結婚のあいさつに行くことに。飛行機と電車を乗り継ぎ、実家の近くまで来たころ、彼は「ご両親はどんな反応をするんだろう」と少し不安そうな様子。そんな中、両親から「駅まで迎えに行こうか?」と連絡が入り、温かく迎えてもらえたことで、彼も少しホッとしたようでした。
昭和トークで大盛り上がり!?
実家に着き、改めて結婚の報告をしたあと、彼が自己紹介を始めると、思いがけない展開になりました。父と彼の間に共通の話題が多いことがわかり、会話がどんどん弾んでいったのです。
彼は東京出身なのですが、昔流行したドラマのロケ地や、曲のモデルになった場所の話になると、両親は興味深そうに耳を傾けていました。私にはあまりなじみのない昭和の話題ばかりでしたが、3人はすっかり盛り上がっていて、見ているこちらまでうれしくなるほどでした。
その後、まだ話し足りないという流れになり、急きょ近くの居酒屋へ行くことに。そこでも昭和の話題は尽きず、私にはわからない話も多かったものの、両親が彼の人柄を気に入ってくれているのが伝わってきました。場の空気は終始和やかで、歓迎してもらえていることを実感しました。
夫と両親は同じ昭和世代ということもあり、思っていた以上に話が弾みました。20歳差の結婚に不安がまったくなかったわけではありませんが、結果として自然な形で受け入れてもらえたように思います。
私の両親は夫のことが大好きになったようで、結婚した今では毎年、両親から夫宛てにお酒が届きます。年齢差があっても、実際に会って人柄に触れることで、安心してもらえることもあるのだと感じた出来事でした。
著者:加藤奈恵/30代女性・東京都在住。夫と子どもの3人で暮らしている。
作画:おはな
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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