嫌な予感
これは以前交際していた男性と箱根デートをした際の苦い思い出です。
この日は私の誕生日ということで、「ちょっと遠出して箱根でも行こうか!」という話になり、ロマンスカーに乗って昼前には箱根に着くプランを立てました。
現地に着いたら有名なお店でゆっくりご飯を食べたいな~と思っていると、隣で彼は駅弁を購入。「今食べたら、お昼食べられなくなっちゃうよ?」と言うと、「俺駅弁好きなんだよね〜」とズレた回答が。この時点で、少し嫌な予感がしました。
温泉施設に直行、そして衝撃のひと言
なんやかんやで現地に到着すると、彼が向かったのは温泉施設。
まずはゆっくり箱根湯本の街を散策したり、食べ歩きしたり……ということを想像していた私からすると驚きでした。「せっかく髪もメイクもセットしてきたのにな〜」なんて思いつつお風呂を堪能し、支度をして湯上がりの彼と合流しました。その後は館内で少し休憩し、時刻は14時ごろに。
すると彼は「は~楽しかった! じゃ、帰るか」。
……え!?︎ 誕生日に箱根まで来て、滞在時間わずか3時間でもう帰る!? 理解が追いつかなかった私ですが、彼は当然のような顔をしていました。
抜け殻のような気持ちで帰路に
その顔を見て急激に気分が冷め、抜け殻のような気持ちで再びロマンスカーに乗って帰路につきました。箱根で一切のグルメも観光も楽しまず、ただただお湯に浸かって帰宅。もちろん、お風呂は大満足でしたが、湯冷めと同時に、彼への気持ちも冷めてしまいました。
彼にとっての「箱根を楽しむ」と私の「箱根を楽しむ」は、まったく別物だったのです。この日のために地図アプリに「行きたい場所」として保存し、事前に共有していた名物グルメや観光スポットは、すべて未訪問のままでした。デートの価値観や楽しみ方のズレは、思った以上に関係に影響を与えるものだと思います。事前に私も行きたい場所をちゃんと伝えておけばよかったと、受け身だった自分を反省。ただ、誕生日という特別な日だったからこそ、余計に虚しさが募った1日となりました。
著者:岡田圭/30代女性・新卒で編集プロダクションに入社後、女性誌やウェブを中心に恋愛や人間関係などのテーマで数多くコラムを執筆。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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