私は2歳と5歳の子どもを育てている専業主婦ですが、育児や家事の隙間時間を使い、少しだけ在宅で仕事をしています。この記事では、どのような経緯で在宅ワークを始め、どのような仕事で収入はどれぐらいなのかなどをお話しします。
長女を出産して退職
私は長女の出産を機に会社を退職しました。仕事を続けるかすごく迷いましたが、職場も遠く、体力的に子育てをしながらフルタイムで働く自信が私にはなかったのです。そして長女が生まれてから5年間、専業主婦として育児中心の生活を送っていましたが、子どもの手が離れたらパートで働きたいなという思いがずっとありました。
その後長女が幼稚園に入園し、次女を妊娠中に、ママ友が在宅ワークをしているという話を聞きました。私も長女が幼稚園に行っている間の時間にできそうだと思い、クラウドソーシングサイトに登録して在宅ワークを開始することにしたのです。
どのような仕事をしているか
クラウドソーシングサイトに登録した直後は、「タスク方式」と呼ばれる単発のアンケートに答える仕事などをしていました。そして慣れてからは、継続でおこなう「プロジェクト方式」でライティングの仕事をすることに。
現在は2つのママ・プレママ向けのサイトでライターをしています。次女がお昼寝している間の1時間半を執筆活動にあて、無理をせず細々と続けています。執筆数のノルマがないので、子育てに支障をきたすことはありません。収入はひと月6〜7千円ほどで、2年半で20万円ぐらい稼ぎました。
在宅ワークをしてよかったこと
在宅ワークは外で働くほど稼げません。時給に換算すると最低賃金を下回ります。でも、家で無理なく空いた時間を使い、自分のおこづかいを稼げることに満足しています。額は小さくても、自分でお金を稼いでいるということに、ささやかな喜びと社会との繋がりを感じています。
また、育児は長期戦ですし、子ども相手なので思う通りに行かずイライラすることもあります。そんななか、文章を書き、評価や報酬を得るということは成果が見えやすく、達成感を得られます。私にとって、家事や育児以外のことをする時間はとても大切だなと感じています。
収入は多くありませんが、家で子ども優先の生活を送りながらでもできる在宅ワークに今は満足しています。少なくとも次女が幼稚園に通い始めるまでは、頑張って続けたいなと思っています。
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著者:小川恵子
5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。