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「すぐに救急車を!」妊娠6カ月、職場で激痛→搬送され30分経過「何…?」私を囲む看護師さんに異変

喜びと期待に胸を膨らませるマタニティライフ。しかし、妊娠中の体は非常にデリケートです。思いもよらない「痛み」や「トラブル」に突然見舞われることも少なくありません。

もしも仕事中に我慢できないほどの痛みに襲われたり、経験したことのない謎の激痛で歩けなくなってしまったりしたら……?

そこで今回は、最近よく読まれた、妊娠中に予期せぬ「激痛」に見舞われた妊婦さんの体験談をご紹介します。想像を絶する痛みのワケとは? そしてその結末とは?

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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「誰か、救急車!」妊娠6カ月、職場で激痛が…え?搬送先で5人の看護師さんに囲まれ続け、30分後…

ケース1

 

つわりも落ち着いて安定期に入り、仕事も調整してもらいながらここまで来ました。妊娠がわかった際に子宮筋腫があることが判明したのですが、妊娠6カ月ごろの妊婦健診で先生から「筋腫が5センチ以上になると痛みが出る人がいます」と教えていただきました。

 

私の筋腫は4センチほどで、そんなことも起こり得るから気をつけなければ、と思っていました。

 

健診から1週間後、朝から左下腹部に違和感を覚えました。しかし、その日は会議でプレゼンをする予定があったため、出勤。

 

座っているのがつらく、急ぎでもない備品の補充などで気を紛らわせながら、なんとか対応していました。会議の予定は3時間弱。始まってから徐々に痛みが増し、1時間が経過したころには我慢できなくなりました。周囲も異変に気づき、車椅子で休養室へ運ばれたあと、すぐに緊急搬送されました。

 

病院に着いてからエコーと内診で赤ちゃんや子宮口の様子を確認し、その後、点滴をすることになりました。ところが、痛みに耐える中で、看護師さんたちの様子がどうもおかしいのです。

 

 

私はもともと血管が細いうえに痛みで血管が収縮しており、点滴の針が全然入らなかったのです。5人がかりで試みてくださったものの、なかなかうまくいかず、痛みもどんどん増していきました。付き添ってくれた夫によると、看護師さんたちは30分ほど格闘していたそうです。

 

最終的にベテラン看護師さんが召喚され、一発で点滴を成功させてくださいました。その場にいた看護師さんたちは、このベテランの技術を絶好の学びの機会として真剣に注視していました。人材育成に貢献できたのはよかったのですが、私の腕は刺し傷とあざだらけに……。

 

その後の点滴の差し替えは、もちろんすべてそのベテラン看護師さんが担当してくれました。一生の命の恩人だと思っています。

 

この大変な経験を経て、周囲の頼りになる方々や家族、病院の職員の方々のおかげで無事退院し、仕事復帰できるまでになりました。

 

しばらくは安静にしようと心から思いました。職場の大先輩からかけられた、「赤ちゃんからの“きちんと体を休めてね”というメッセージだと思って、今はしっかり休んでね。仕事の代わりはいくらでもいるけど、ママの代わりはいないからね!」という温かい言葉にも救われました。

 

これから先、後輩や周囲の人が妊娠したり体調を崩したりしたときには、自分もそんな気遣いのできる人間でありたいと思っています。

 

◇ ◇ ◇

 

子宮筋腫は、子宮の筋肉の壁にできる良性の腫瘍で、比較的若い方から閉経後の方まで高頻度に見られる疾患です。命に関わるものではありませんが、大きさや場所によって痛みや圧迫感などの症状を引き起こします。

 

特に生理時には子宮の収縮が強まり、通常よりも激しい下腹部痛(月経痛)が起こることがあります。また、筋腫が大きい場合には、生理以外の時期にも下腹部に鈍い痛みや圧迫感が続くことがあり、膀胱や直腸を圧迫して頻尿や便秘などの症状を伴うこともあります。

 

生理時の痛みが普段よりも明らかに強い、鎮痛剤が効かない、下腹部に圧迫感が続く、急激な激しい痛みがあるなどの場合は、放置せずに早めに婦人科を受診しましょう。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:関根直子(助産師)

著者:小泉京子/30代・女性・会社員。夫と2人暮らし。

作画:さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

 

続いては、先ほどの職場で起きた緊迫した緊急搬送のエピソードとは打って変わり、2人目の妊娠中に「おしりの激痛」に悩まされた妊婦さんのお話です。

 

歩くのも困難なほどの痛みに襲われ、頼みの綱である看護師の実母に助けを求めたところ、返ってきたのは耳を疑うようなスパルタアドバイス……? 痛みに耐えながら母の言葉に従った結果、体に起きた驚きの変化とは!?

 

 

実母「よく聞いて…あんた」2人目妊娠中、おしりに激痛→冗談だよね…?返ってきたのはまさかの言葉で

ケース2

 

母が看護師なので、昔から体調不良のときはすぐに病院へ行かず母に相談していました。なにかあれば母が相談に乗ってくれると思っていたのですが、まずは自分で調べてみようと思い調べてもなかなかコレという情報が見つからず……。さすがの母もわからないかも? と聞けずにいました。

 

それは、2人目妊娠中のおしりのひどい痛み! 1人目のときはこんな症状なかったので「もしかしたら病気なのでは」と不安を抱きました。歩くのもままならないくらい、痛くて痛くて動けずにいました。

 

そして、おしりの痛みが増し、歩けなくなってしまったので長女が通う保育園の送迎を母に頼みました。私の状況を知った母が「よく聞きなさい? あんたは今、運動不足だから動けば治る!」と言ったのです。

 

私は「さすがに冗談でしょ!?」と思いました。ですが、痛くても妊娠前のように動くことを意識して、痛みに耐えながら運動量を増やすと、日に日におしりの痛みが治ってきたのです。「嘘じゃなかったんだ」という思いより「こんなこともわかるのか!」と驚きでした。やっぱりうちの母は偉大です。

 

 

その後、おしりが痛むようになったら、運動不足かなと思い動くようにしています。運動をすることでおしりの痛みが治っているので、母の言うことは聞くものだなぁと改めて感じました。

 

◇ ◇ ◇

 

妊娠中の“動けないほどのおしりの痛み”は、ホルモンバランスの変化に伴う靭帯や筋肉のゆるみに加えて、大きくなる子宮の圧迫による「坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)」や「骨盤帯痛(こつばんたいつう)」のことが多いです。

 

対処法としては、マッサージやストレッチをすることでおしりの周りの筋肉がほぐれ、神経の圧迫が緩和されると痛みが和らぐことがあります。本体験談でも、適度に運動することが良いストレッチとなり、痛みが和らいだのかもしれませんね。

 

運動をする場合は、医師と相談をしたうえで行いましょう。強度としては、会話しながらできる程度がちょうどいいと言われています。ウォーキングやヨガなど、転倒しにくい運動が安心ですね。きついと感じたら休むようにし、運動と休息のバランスに気を付けながら適度に体を動かしましょう。

 

また、長時間の同じ姿勢を避けることや、入浴時にぬるめのお湯で温めると血流促進になり、痛みの緩和に良いでしょう。骨盤ベルトを使用する際は、正しいサイズと装着方法を専門家に確認しましょう。

 

夜も眠れないほどの強い痛みが続く、日常生活に支障がある、腫れやしびれなどの外見的や感覚の異常がある場合は、産婦人科や整形外科に相談しましょう。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:関根直子(助産師)

著者:神田さくら/30代・女性・会社員。年子姉妹を育てる母。子育て奮闘中。

イラスト:いずのすずみ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

 

妊娠中の体は日々変化しており、これまでに経験したことのないような不調や激痛に突然襲われることがあります。今回の2つのエピソードからも、一人で無理をして我慢せずに、医療スタッフや頼りになる家族の助けを借りることの「大切さ」を改めて痛感させられますね。

 

不安な状況に陥りながらも、周囲のサポートや的確なアドバイスによって無事にトラブルを乗り越えることができた女性たち。自分や周囲の人に予期せぬ体のトラブルが起きたときには、決してひとりで抱え込まずにSOSを出し、そして周囲を思いやる温かい気遣いができる自分でありたいですね。

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