義妹の結婚式に招待しなかったくせに義母が激怒→勘違い暴走の末、絶叫?

私は長年、趣味で描き続けてきたイラストを仕事にしたいと夢見てきました。一般企業で事務として働きながら、コツコツイラストを描き、SNSで公開していたのです。そんな私のSNSが偶然あるデザイン会社の目に止まり、イラストレーターとして働かないかとスカウトしていただきました。
私はすぐに転職し、ついにイラストを仕事にすることができたのです。初めのころは、前職よりも低いお給料でしたが、徐々に任される仕事も増え、収入も安定していきました。ここまで支えてくれた夫と私の両親には、感謝してもしきれません。 そんな仕事も夫婦関係も順調な私ですが、ひとつだけ悩みがありました。それは義母と義妹の存在で……。
義母は昔から、要領が良く愛嬌のある義妹ばかりを溺愛し、口数の少ない夫のことは「かわいげがない」と冷遇していたそう。その影響か、義妹も兄である夫を見下し、都合のいいときだけ利用するような態度をとっていました。
義父が亡くなると、2人の態度はさらに悪化しました。義母は「老後の楽しみ」と称して義父の遺産を早々に使い果たし、その後は「育ててやった恩を返せ」と、私たち夫婦にお金を無心してくるようになったのです。
私が転職し、前職よりも稼げるようになっていたことも知られてしまい、義母からお金を無心される頻度は増し、義妹からも何かとねだられるようになってしまいました。
義妹の結婚相手はまさかの人物
そんなある日、私は行きつけの小料理屋で、私の両親の結婚記念日をお祝いしていました。夫も交えて和やかに食事をしていると、偶然にも父の古い知人であるA社の社長とその息子・B介さんが来店し、同席することになりました。
B介さんは間もなく結婚するそうで、「明後日、ひとまず家族だけの簡単な挙式をするんです。仕事上、関係者もたくさん呼ばないといけないので。披露宴を含めた正式な式は入籍後に挙げる予定で、まだ詳細は決まっていないのですが、その際はぜひ2人も招待させてください」と言って、幸せそうに婚約者の写真を見せてくれました。
しかし、その写真を見た瞬間、私と夫は息をのみました。そこに写っていたのは、なんと義妹だったのです。その場では驚きを隠してやり過ごしましたが、帰宅後すぐに義妹へ電話をかけ、事情を聞くことにしました。すると義妹は、悪びれる様子もなくこう言い放ちました。
「あなたたちは結婚式には呼ばないから! お母さんもみっともないから呼ばないほうがいいって言ってるし。今日限りで縁を切らせてもらうわね!」
どうやら義妹は、高卒で会社員の夫と、冴えない私を、社長令息であるB介さんに紹介するのが恥ずかしいと考えたようです。一方的に電話を切られ、その後連絡先もブロックされてしまいました。
しかし、私たちはB介さんから「派手な女性や金目当ての女性に言い寄られることが多くて苦労した」という話を聞いていました。義妹は質素で家庭的な女性を演じ、結婚までこぎつけたようですが、本心は玉の輿狙いです。
このまま黙っているわけにはいかないと考えた私たちは、翌日、B介さんに連絡を取り、真実を伝えました。B介さんも義妹の金銭感覚に少し違和感を抱いていたそうで、「もう挙式は明日だから、彼女や家族とは式の後にきちんと話をする」と言って、ひどく落胆した様子でした。
結婚式当日、義母から怒りの電話
そして迎えた義妹とB介さんの結婚式当日。この日は家族だけでおこなう挙式の日です。義母から電話がかかってきて、「今すぐ式場に来なさい! 新婦の兄夫婦がいないと格好がつかないじゃない!」と怒鳴り散らされました。義母も私たち夫婦を招待しないことに賛成していたくせに……。
B介さんは私たち夫婦が招待されていないことを知っていましたが、義妹の反応を見るためか、一芝居打ってくれたようでした。「私たち夫婦とは以前から交流があり、2人にも祝福してほしかった」と強く要望したそう。交流があったことに驚いた義母が、慌てて連絡してきたのです。
そんな義母に、私は呼吸を整え、「無理です。行けそうにありません」と告げました。
事情を説明しようと「夫が今朝……」と話しだすと、義母は私の話を遮って「息子が!? なんだって言うのよ! あなたねぇ、何を考えてるのよ? 大事な娘の結婚式なの! さっさと来なさい! みすぼらしい格好してくるんじゃないわよ!」などとまくし立ててきました。
私は義母からの暴言の隙間をぬって「倒れたんです。今は夫のそばにいてあげたいんです……」とポツリ。すると義母は、「え?」とだけ言い残し、電話を切ってしまいました。
実は、夫は前日の深夜から発熱し、病院を受診したところ肺炎の一歩手前だと診断され、寝込んでいたのです。ここ数日、風邪気味で体調がすぐれない中、私の両親の結婚記念日のお祝いに同席してくれるなど忙しくしていた夫。疲れも溜まっていたのか、本格的に体調を崩してしまったのです。
数十分後、何かを勘違いした義母と義妹がものすごい勢いでわが家にやってきました。2人は、ベッドに横たわる夫の姿を見ると、悲しむどころか顔を見合わせ、信じられない言葉を口にしました。
「なんだ、生きてるじゃん。あ、でも! もしお兄ちゃんがこのまま逝ったら、遺産が入るんじゃない? ねぇ、お母さん!」
「そうね! 葬式代を安く済ませれば結構残るわよ。それに保険金も入るんじゃない? あんたも確実に玉の輿に乗るまでは猫を被らなきゃいけないし、しばらくはお兄ちゃんのお金で繋げるわね」
実は、夫は数年前にがんを患っており、早期に治療したので完治していましたが、再発のリスクはゼロではありませんでした。それを知っている義母と義妹は、再発したと勘違いしたのか、夫が死ぬかもしれないと喜び出したのでした。すると夫が布団から上半身を起こし……。
「お前たち、どこまで腐ってるんだ!」
そう叫んで、義母と義妹に冷徹な眼差しを向け、スマホを取り出しました。
「B介さん、聞こえました? 母と妹の本性です」
通話状態になっていたスピーカーからは、B介さんが失望した声で「はい……全部聞いていました……僕のお金だけが目当てだったんですね」と聞こえてきました。
式場に義妹の姿がないことに気づいたB介さんから夫に連絡があり、その電話を繋いだまま、やり取りをすべて聞いていたのです。義母と義妹は顔面蒼白。その場に崩れ落ちました。
嘘で塗り固めた関係の末路
「結婚は無かったことにしてくれ」
電話越しにB介さんは婚約破棄を宣言しました。その後、義母と義妹は慌てて式場へ戻り、B介さんに必死で弁明したそうですが、婚約破棄がくつがえることはなく……。式当日のキャンセルとなったため、義妹はB介さんからキャンセル料に加え、婚約破棄の慰謝料を請求されました。
貯金のない義妹がすぐに支払える額ではなく、義母は義実家を売却することになったそうです。現在は安いアパートに移り住み、親子でパートを掛け持ちしながら借金を返済する日々を送っていると風の噂で聞きました。
一方、私たちは平穏な日常を取り戻しました。私の仕事は変わらず順調で、夫も長年の悩みだった家族の問題に決着がつき、晴れやかな表情を見せています。これからは、お互いを心から大切に思える家族だけで、温かい家庭を築いていきたいと思います。
◇ ◇ ◇
金銭欲しさに家族の情さえも踏みにじるような言動は、決して許されるものではありません。家族だからと歩み寄る努力を続け、疲弊してしまうくらいなら、信頼関係が崩れた時点で距離を置き、自分の生活を守ることを最優先にすることが大切なのではないでしょうか。自分にとって大切な人を見抜き、感謝や敬意を忘れず、誠実に生きていきたいですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
1つ目のエピソードでは、招待もされていないのに「今すぐ来い」と理不尽に怒鳴る義母の姿が描かれていました。嫁を家族として尊重するどころか、自分の都合で動かせる道具のように扱う姿に、言葉を失ってしまった人も多かったのではないでしょうか。
そして次のエピソードでは、逆に「目立つから来るな」と、式前日にまさかの出席拒否をされた女性のお話をご紹介します。どちらも共通しているのは、ハレの日の裏で見えてしまった、自分たちの体裁や偏見ばかりを優先させる義実家のあまりにも身勝手な本音でした……。
結婚式への出席NG!?義母「悪目立ちする嫁は来るな」→義母が青ざめたワケは?

義妹の結婚が決まり、式には夫婦で出席するつもりで予定を空けていました。私はアパレル関係の仕事をしていることもあり、衣装やカメラマンの手配など、協力できることは協力すると申し出て、結婚式当日を楽しみにしていたのです。
ところが式の前日、義母から信じられない連絡が入ったのです。「あなたが来ると派手すぎて目立つから、式には来なくていいわ」
義妹に確認すると「お母さんがそう言うなら……」と同調。義妹の性格上、義母に反抗できないのは予想通りでした。怒りと悲しみが入り混じった気持ちになりましたが、主役はあくまで義妹。私が出席して波風を立てるよりも、静かに身を引いたほうが良いと考え、欠席を決めました。
満足げな義母の声
式が終わった翌日、義母から電話がかかってきました。「昨日は最高の式だったわ! 悪目立ちする嫁がいないおかげで、娘のかわいさが引き立ったもの!」
たしかにアパレル業界に身を置く私は、少し派手に見えるかもしれません。それでもTPOをわきまえて、義実家に行くときはシンプルな格好を心がけていました。しかし義母は、私のメイクや持ち物など、すべてが目障りだったようです。
義母は「嫁は控えめにすべき」と説教までつけたしてきます。そんな理由で私の結婚式出席を拒んだのかと思うと、ため息しか出ません。
もし私が目障りであるなら、そう言ってくれればよかったのに……。極めて薄いメイクで地味な格好でも構いません。私は義妹のお祝いに出席したかったのです。
そう伝えると「親の愛情なのにわからない? あなたが来たら、娘よりも目立ってしまうじゃない」と主張します。結婚式の主役は新郎新婦です。それに、義妹もとても素敵な女性。笑顔いっぱいなドレス姿の新婦より私が目立つとは思えません。私は呆れてしまいました。
結婚式の裏事情
その少し後に今度は義妹から電話がありました。用件は、結婚式への出席を断ってしまったこと、義母をたしなめられなかったことへの謝罪。「お母さんの態度、あんまりだよね……ごめんなさい。私の結婚式、お義姉さんの力を借りて安くしてもらったままなんて、図々しくて耐えられない。だから、割り引いてもらったものは全部正規料金でお支払いさせてください」と弱々しい声で話しました。
義妹の結婚式に向けて、私は仕事のツテをフル活用してサポートをしていたのです。衣装や小物は格安で借り、カメラマンも知人価格で依頼。結婚式場は撮影で利用しているツテで割引を受け、装花も知り合いのフラワーデザイナーに用意してもらい、結果的に予算よりも150万円も安くなったと義妹は喜んでいました。
しかしこれは義妹へのお祝いの気持ちを込めて、私が率先してやったこと。今更支払ってもらうつもりはありません。
そう伝えても義妹は引きません。そこまで言うのなら……。私はあるアイデアを持ちかけました。義妹は最初は納得しなかったものの、説得の末、了承してくれたのです。
私の仕返し
義妹との電話を切ったのち、私は義母宅へある郵便を送りました。内容は請求書です。安くなった結婚式代150万円を義母に請求することにしたのです。
請求書を目にした義母は、驚きと怒りを込めて電話をかけてきました。「支払わない!」と主張する義母に、私は淡々と説明しました。
「式場もドレスもカメラマンも、私の仕事のつながりで紹介したものなんです。特別価格でそろえたので、本来の費用よりも150万円安くなっているはず。娘さんが『出席を断ったお詫びに正規料金で支払いたい』と言ってくれたんです。それで、結婚式の費用を建て替えていたのはお義母さんだと思い、直接お義母さんにお願いしました」
「そんなの払えるわけないわ!」と義母は大慌て! 私は「とにかく、娘さんと話し合って、しっかり支払ってくださいね。お義母さんが払わなかった場合、義妹に請求させてもらいます」とだけ伝えて、電話を切りました。
娘を溺愛する義母が、150万円を娘に負担させるはずがないことは明らかでした。これが私が義母をギャフンと言わせるためのアイデア。どう出るか、楽しみで仕方がありません。
絶縁宣言と新婦からの感謝
追い詰められた義母は感情を抑えきれず、「もう、あなたとは縁を切る!」と声を荒らげました。
「それでもいいですよ! 今回の件で夫からも『母さんとは距離を置いたほうがいい』って言われていますし」私が笑顔で即答すると、義母は絶句。慌てて「やっぱり絶縁は…」と取り繕おうとしましたが、もう手遅れでした。
その後、最終的に義母は支払いに応じてくれました。ただ、実際には受け取ったお金はお返しし、今後の関係もスッキリ整理することにしました。これでもう会うこともないでしょう。
義妹からはあらためて結婚式の写真と「式場もドレスも最高だったし、こんな写真が撮れたのもお義姉さんのおかげ! 本当にありがとう!」という感謝のメッセージが届きました。出席できなかったのは残念でしたが、義妹が満足する結婚式を挙げられてよかったと思っています。
◇ ◇ ◇
義母の見栄と支配欲に振り回された結婚式でしたが、結果的には自らの言動が裏目に出ただけでした。これからは義母の干渉を気にせず、自分の生活を大切にして歩んでいきたいと思います。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
いかがでしたか?
今回の2つのエピソードに共通していたのは、親族の結婚式という「ハレの日」をきっかけに、家族の思いがけない一面がはっきりと見えてきたことでした。信じていた絆と、現実に見せつけられた身勝手な本音との落差は、きっと簡単には受け止めきれなかったと思います。
結婚式という大切な場で、都合よく呼びつけられたり、反対に出席を拒まれたり――嫁たちは理不尽な扱いに振り回されながらも、最後まで自分たちなりに向き合っていました。一方で、身勝手な本音をあらわにした義実家は、その言動が裏目に出る結果に。
家族だからこそ、思いやりや敬意がなければ、本当の信頼関係は築けないのかもしれません。そんなことをあらためて感じさせられるエピソードでした。