【野菜の豆知識】あの常識、実はデマ?八百屋歴15年が6つ解説

今回ご紹介するのは、次の6つの"野菜に関する豆知識"です。
- 「虫食いがある野菜は美味しい」は本当?
- もやしには栄養が全くない?
- 冷凍野菜は栄養が大幅に減っている?
- 紫色に変色した野菜は傷んでいる?
- 野菜はすべて野菜室に入れるのが正解?
- 野菜の色は濃ければ濃いほど良い?
順番に見ていきましょう。
「虫食いがある野菜は美味しい」は本当?
Q:虫が食べるほど美味しいと言われることがありますが、本当でしょうか。

A:実はこれ、嘘なんです。
お肉やお魚と同じように、野菜も見た目が綺麗なものの方が美味しい傾向にあります。
虫に食べられている野菜は、虫による刺激でストレスを感じ、むしろ食味が悪くなっている可能性が高いんです。
スーパーで選ぶときは、虫食いがない、表面の皮が綺麗な野菜を手に取ってくださいね。
もやしには栄養が全くない?
Q:安くて便利な節約の味方、もやし。栄養がないと思っていませんか。

A:これも大きな間違いです。
もやしには、疲労回復に効果があるビタミンB1やアスパラギン酸、風邪予防に役立つビタミンCが含まれています。
さらに、お腹の調子を整える食物繊維や、妊娠期にも大切な葉酸まで入っているんです。
低カロリーで家計にも優しいので、ダイエット中の方も積極的に献立に取り入れていきましょう。
冷凍野菜は栄養が大幅に減っている?
Q:生の野菜に比べて、冷凍は栄養がスカスカだと思っていませんか。

A:そんなことはありません。むしろ逆の場合もあります。
市販の冷凍野菜は、一番栄養価が高くなる旬の時期に収穫し、すぐに急速冷凍されています。
そのため、味や食感、栄養素は生の状態とほぼ変わらず保たれているんです。
時期外れの生の野菜を買うよりも、冷凍野菜の方が栄養豊富なこともあるので、賢く活用したいですね。
紫色に変色した野菜は傷んでいる?
Q:キャベツやブロッコリーが紫色になっているのは、傷んでいるサインでしょうか。

A:いいえ、傷んでいません。むしろ甘みが強い可能性もあります。
あの紫色の正体は、アントシアニンというポリフェノールです。
野菜が寒さに耐えるために作り出したものです。紫色=甘いというわけではありませんが、寒さに当たった野菜は糖度が増して美味しくなります。
白菜に見られる黒い斑点(ゴマ症)もポリフェノールの一種なので、心配せずに食べてくださいね。
野菜はすべて野菜室に入れるのが正解?
Q:買ってきた野菜をとりあえず全部野菜室へ。これって本当に長持ちするの?

A:実は、野菜によって最適な場所が違います。
例えば、さつまいもは寒さに弱いので常温保存がベストです。
一方で、ブロッコリーや小松菜などの葉物野菜は、野菜室よりも温度が低い冷蔵室の方が鮮度を保てます。
ただ、冷蔵室は乾燥しやすいので、キッチンペーパーで包んでから保存袋に入れるなどの工夫が必要です。
迷ったら早めに使い切るのが一番の秘訣ですよ。
野菜の色は濃ければ濃いほど良い?
Q:とにかく色が濃いものを選べば間違いないでしょうか。

A:実はそうとも言い切れません。
特に葉物野菜は、色が濃すぎると、えぐみが強く感じられることがあります。
また、半分にカットされたキャベツや白菜は、切り口が緑色よりも黄色っぽい方が鮮度が良いんです。
イメージだけで選んでしまうと、鮮度が落ちているものを選んでしまうこともあるので、正しい見極め方を覚えておきましょう。
【野菜の豆知識】いくつ正解しましたか?

今回は、意外と知られていない野菜の豆知識や常識をクイズ形式でご紹介しました。
いくつ正解しましたか?
今回ご紹介した知識を活かして、ぜひ美味しい野菜をたくさん食べてくださいね。