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新婚の私「夫を喜ばせたい!」気合い十分で作った夕食→一口食べた夫の手が止まったワケとは

よかれと思ってやったことが、思わぬ結果につながってしまった――そんな経験はありませんか。私は、夫のためにとった行動が裏目に出てしまったことがあります。私の過去の失敗と、それをきっかけに気づいた夫婦のあり方についてお話しします。

思いやりのはずが、まさかの失敗!

結婚して間もないころのことです。

 

「夫が喜んでくれるかも」と思い、いつもより手の込んだ夕食を作ることにしました。

 

材料も普段よりしっかりと揃え、気合いは十分。しかし、初めて挑戦するレシピだったこともあり、キッチンでは余裕をなくし、てんてこまいでした。

 

それでもなんとか料理を完成させて食卓へ。夫も一目見た瞬間「おいしそう」と喜んでくれ、ほっとしたのも束の間。一口食べた瞬間、夫の手が止まりました。

 

「どうしたの?」と不思議に思い、私も同じ料理を口に運んでみると……。


かなりしょっぱい! 塩は1回でよかったところ、誤って塩を2回ほど入れてしまっていたことに気づいたのです。

 

慌てて「ごめんね」と謝ると、夫は笑いながら食べてくれましたが、私は恥ずかしさでいっぱいでした。

 

気にしなくていいと言われても…

その日の夜、夫は「気にしなくていいよ」とやさしく声をかけてくれました。

 

それでも私は落ち込み、しばらくキッチンに立つのが怖くなってしまいました。自分の失敗が頭から離れず、自信をなくしてしまったのです。

 

そのせいで、数日間は簡単な料理ばかりに。夫も私を気づかってか、夫婦の会話もどこかぎこちなくなってしまいました。

 

失敗を笑い話に!理想の結婚生活とは

そんな中、空気を打破してくれたのは、夫でした。

 

週末、夫が「今日は俺が料理してみようかな」とキッチンに立ったのです。

 

慣れない手つきで戸惑いながら料理をする姿を見ていると、その一生懸命に思わず笑ってしまいました。

 

すると夫が「この前の塩事件よりはマシかな?」と、ひと言。

 

その言葉で、なぜだか肩の力が一気に抜けた気がしました。結婚生活は完璧じゃなくていい。1回の失敗で落ち込むことはない。これからも夫婦で暮らしていくのだから。

 

そう思えるようになってからは、あのときの失敗は2人のちょっとした笑い話になり、私は気負わずに料理を楽しめるようになりました。結婚生活の中では、よかれと思ったことが失敗につながることもあります。それでも、その失敗をどう受け止め、どう向き合うかが大事なのだと気づきました。

 

完璧にこなすことよりも、失敗があっても夫婦で受け止めていくこと。そんな積み重ねが、私たちなりの「理想の夫婦の形」なのだと感じた出来事でした。

 

 

 

著者:中里涼子/30代女性・10年以上ライターとして活動。アメリカの大学への留学経験あり、女性の悩みなど多くのジャンルの記事を執筆。
イラスト:sawawa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

 

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