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「最低最悪なプレゼントだった」単身赴任中の夫からの入学祝い→不倫相手が箱に忍ばせたのは…?

夫が単身赴任を始めたのは、娘が小学6年生になる春のことでした。飛行機を使わなければ往来できない距離で、夫が帰ってくるのは月に一度あるかどうか。そんな生活が、1年ほど続いていました。

離れていても夫婦の会話は途切れず、私は定期的に冷凍の作り置き料理を送り、夫は電話口でいつも笑いながら感謝の言葉を言っていました。娘の話をするときの夫の声はどこか弾んでいて、私は単身赴任という環境を、お互いの場所でそれぞれが頑張る時間だと捉えていたのです。

娘が中学へ進学する春のこと。夫の赴任残り期間はあと2カ月ほど。もうすぐ戻れると夫は繰り返していて、私はその言葉を疑いなく受け取っていました。

夫から、入学祝いを送ったと連絡が入りました。以前はプレゼントのセンスに首をかしげることもありましたが、今回は会社の人たちにアドバイスをもらいながら選んだと言い、私は少しほほえましい気持ちで荷物を待っていたのです。

 

届いた箱には、若い女の子が好みそうな財布とボディクリームのセットが入っていました。夫も成長したものだと内心思ったものです。

 

ところがその日の夕方、パートから帰宅すると、リビングには荒れた包み紙と、ゴミ箱に突っ込まれた箱がありました。あれほど丁寧に届いたプレゼントが、見る影もなく散乱していたのです。

娘の不可解な行動

慌てて娘に連絡を取ると、外に出てしまったとのことでした。声が上擦っていて、何かあったのだとすぐにわかります。

 

ふとゴミ箱に目をやると、捨てられた箱の中にUSBメモリが残されていました。

 

何の気なしに「パパからUSB送られてきた?」と聞くと、娘は電話越しに言いました。「パパと女の人が映ってたの」と。

 

その言葉を聞いた瞬間、頭が真っ白になりました。娘はもうすぐ家に着くから、私が確認し終わるまで外で待っていると続けました。中学に入ったばかりの娘が、私を気遣いながら玄関の外で待っている——その事実が、胸に重くのしかかります。

 

最初は何かの間違いだと思いたかった……。でも、あの荒れた包み紙を見た瞬間から、嫌な予感は消えなかったのです。

不倫相手からのプレゼント

パソコンにUSBメモリを差し込んだとき、手が少し震えていました。

 

データには複数の画像と動画。そこには夫が見知らぬ女性と一緒に映っていました。単身赴任先と思われる室内で、二人が親しそうにしている場面が、いくつも記録されていたのです。

 

さらにUSBの中には一通のメモデータがありました。妻である私に向けた、早く離婚してほしいという趣旨の内容が書かれた手紙です。このUSBは、不倫相手が意図的にプレゼントの中へ忍ばせたものだとわかりました。

 

娘は何も知らずにプレゼントを開け、一緒に入っていた見慣れないUSBメモリを「パパからの動画メッセージか何か」だと思って、軽い気持ちでパソコンに差し込んだのでしょう。どれほど驚いたか、どれほど傷ついたか——想像するだけで息が詰まりました。

 

夫は以前、電話の中で自分が一番大切にしているのは私と娘だと言っていました。その言葉が今さらになって頭の中によみがえり、ひどく虚しい気持ちになったのです。

 

データの中には、不倫相手と夫が私のことを「鈍感な女だ」と話しているシーンも収められています。私はパソコンの画面を見つめながら、情けなさと悲しさと怒りが、ぐるぐると混ざり合っていくのを感じていました。

 

夫を問い詰めた結果

その夜、夫から連絡が入りました。娘はプレゼントを喜んだか? と嬉しそうに話しています。

 

私は、入学祝いが届いたこと、そしてその中に「不純な動画が収められたUSB」が混ざっていたこと、それを娘が先に見てしまい、ひどいショックを受けて寝込んでいることを淡々と告げました。

 

すると夫は絶句し、長い沈黙の後、震える声で謝罪の言葉を口にします。「強引に言い寄られた」「勝手に家に来られたんだ」と苦しい言い訳を並べ立てましたが、私の中ではもう、答えは出ていました。

 

「離婚してください」と伝えると、夫は「冷静になれ」「娘のことを考えてくれ」と繰り返しましたが、私の気持ちは決まっています。「再構築しても、あの映像は忘れられないと思う。もうこれ以上傷つきたくないから」

 

夫は泣きながら謝り続けましたが、私の気持ちが変わることはありません。「さよなら」とだけ伝えて電話を切りました。

 

離婚へ……

夫が赴任先から飛んで帰ってきたのは翌日のこと。私は祖父母がいる実家に娘を預け、双方の両親を交えた話し合いの場を設けることにしました。

 

義両親は最初、子どものことを考えて、もう少し時間をかけてほしいと慎重な姿勢を見せていました。しかしUSBメモリのデータを確認した後は、それ以上の言葉は出てこなかったようです。

 

1週間ほどの話し合いを経て、夫は離婚に同意。親権や慰謝料、財産分与の条件についても公正証書にまとめる準備を進め、正式に離婚が成立しました。

不倫相手の裏切り

その後、思惑通り私たちが離婚したものの、自分と再婚しなかった夫を恨んだのでしょう。不倫相手は自暴自棄になったのか、単身赴任先の職場で自ら二人の関係を暴露。それにより夫の立場は一変しました。

 

職場を巻き込む騒動に発展したことで会社側も看過できず、夫は厳しい処分を受けることになったようです。自業自得とはいえ、彼は慣れない土地で八方塞がりの状況に置かれていると聞きました。

 

夫からは娘に会いたいと何度も連絡がありましたが、娘が応じることはありません。これが夫の選んだ行動の結末でした。かわいそうだとは、ひとつも思いません。

 

娘はしばらくふさぎ込んでいましたが、両親や友人たちの支えのおかげで、最近は笑顔を見せてくれることが増えてきました。それでも元夫が残した傷がすぐに消えるとは思っていません。

 

私自身もまだすっかり乗り越えたとは言えませんが、前を向いて歩くことは決めています。娘がいる限り、頑張れる気がしています。

 

◇ ◇ ◇

 

積み上げてきた信頼は一瞬で崩れ去ります。一度壊れた家族の絆や、多感な時期の子どもが受けた心の傷は、どんな謝罪や後悔をもってしても元通りにはなりません。

 

失ってから大切さに気付くのでは遅すぎるのです。パートナーを裏切る行為は、最終的に自分自身の居場所や未来をも奪い去るということを、忘れずにいたいですね。

 

 

【取材時期:2026年3月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。※AI生成画像を使用しています

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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