わが家には3人の子どもがいますが、月2〜3回は近くの図書館に行きます。町の小さな図書館ですが、児童コーナーが充実しており、和やかな雰囲気。歩いて行ける距離ということもあり、とてもお世話になっています。長女が1歳のころから図書館に連れて行っているのですが、思いがけず良いことがたくさんあったのです。
自然と本を読むことが好きになる
現在、長女は8歳ですが、1歳から図書館に連れて行っています。そのおかげか、本を読むことが好きで学校からもよく本を借りて読んでいますし、図書館でも毎回いろいろな本を借りています。「読みなさい」と教えたわけではなく、小さいころから本が身近にあったおかげで自然と読書が身についていました。
書店は近くにないものの、図書館が家から徒歩圏内にあるという点もよかったのかもしれません。何歳からでも図書カードが作れたため、小さいうちからマイ図書カードで好きな本を借りられるというのも、子ども心をくすぐったポイントだと思います。
想像力が養える
現在、次女は3歳で、まだ字の読み書きができません。しかし絵本が大好きで、家でよく広げて読んでいます。その読んでいる様子を観察してみると、字は読めないながらも絵を見ながら想像し、自分でストーリーを作り上げているのです。これは字が読めるようになったら逆にできないことなので、私は興味深く、ときにクスリと笑いながら様子を見ています。
下にいる1歳の弟に自作のストーリーを披露してくれることも多く、弟も次女に「これよんで〜」と絵本を持っていくことが多いです。2人の絵本ワールドが、とてもおもしろいです。
マナーやルールが自然と身に付く
図書館では大きい声は出さない、走ったり騒いだりしない、借りた本は大切にする、期限内にきちんと返す、もし破損してしまった場合は正直に話すなど、図書館では大事なマナーやルールがたくさん存在します。小さいうちから図書館に連れて行っているので、そのようなマナーやルールが子どもたちに自然と身に付いているように感じます。
お友だちとばったり会ってはしゃいでしまったり、走って騒いで注意されてしまったりすることもあります。でも、時には私だけではなく図書館のスタッフさんに注意されるのも、子どもたちにとって良い経験だと思っています。
図書館はうるさくできないから⋯⋯と最初は子連れで行くことをためらいましたが、行ってみると案外子どもも多く、楽しめるスポットでした。もちろんマナーやルールは大切なので、少しずつ覚えてもらう良い経験にもなりました。これからも、家族で図書館や読書を楽しんでいきたいです。